夏の風物詩で、一大イベントの花火大会。夏の思い出づくりをと、楽しみにしている人も多いかもしれませんが、実は花火大会は、犬にとっては危険を及ぼす可能性があると言います。
場合によっては死んでしまうケースもあるということで、獣医師が警鐘を鳴らします。

夏といえば、花火。特に打ち上げ花火は、様々な色や形に加え、大きな音や体に伝わる振動など、迫力満点のエンターテイメントです。

こうした花火大会に、愛犬を連れてきている人を見かけるケースがありますが、実はこれ、犬にとっては危険を及ぼす行為だと言います。

鳥取県米子市の動物病院で話を聞きました。

ふじい動物病院 藤井浩平 院長
「うちによく来るのが、花火の後にてんかん重積と言って、てんかんの発作自体が、5分とか10分とか持続的に起こるような犬です。そういう子たちというのは、てんかん重積の後に亡くなる場合が多いです。だから、てんかん発作がある犬は、絶対花火大会に連れて行かない方が良いと思います」