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田原俊彦 ジャニーズ事務所に直談判、ジャニーさんに「スターになりたい」
2021/06/27 11:30
カンレキでなお絶好調! 田原俊彦さんが、自身の60歳記念ソング「HA-HA-HAPPY」を携え、「週刊朝日」での作家・林真理子さんとの対談に初登場。「カモン!」と決めるポーズがカッコいい! 実は同郷の「トシちゃん」とマリコさん。ちょっとオーバーヒート気味の、最高にハッピーな対談をお届けします。
【田原俊彦 周囲に怒られても役者は「主役じゃないとやんない」理由】より続く
* * *
林:デビューして、もう何年でしたっけ。
田原:今年で42年です。
林:「金八先生」はいくつのとき?
田原:18歳です。甲府工業を卒業して。僕、ちゃんと卒業してるんですよッ! アハハハハ。
林:高校生のとき、もうテレビに出てたと思ったけど。
田原:高校の3年間はレッスンに通ってました、甲府から東京に。
林:田原さん、ジャニーズにスカウトされたんじゃないんですよね。
田原:僕、乗り込んでいったんですよ、ジャニーズの事務所に。ふつうは履歴書送って結果を待つじゃない。でも、そんなの面倒くさい。まず行って、俺を見てもらって、「どうですか。採用していただけますか?」っていうほうが手っ取り早いなって思って、高校1年生の夏休みに行ったんです。
林:高校1年生のときに一人で?
田原:そうそう、山梨から見たら東京ってヤバイじゃないですか。東京って山梨の隣なのに、どんだけ遠いんだよって感じで。
林:そう、山を越えれば東京なんだけど、近くて遠いんです。
田原:たまたま友達に、中卒で東京のすし屋に就職したのがいたんです。そいつと新宿で待ち合わせて、地下鉄を乗り継いで六本木に行って、地図を見ながら歩いて飯倉片町に行って、「ここだ!」って。真夏の8月、夏休みの終わりごろ、真っ赤なトレーナー着て、これ見よがしに事務所の前を行ったり来たり10往復ぐらいして。
林:山梨のアンチャンですよね。
田原:そう。そうしたらやっと事務所の人が声かけてくれて。「俺に気がつくの遅い!」と思ったんだけど、「何してるの?」って言われたので、「山梨から出てきました。ジャニーズ事務所に入りたいんですけど、ジャニー(喜多川)さんいますか?」って聞いたんですよ。そしたら、ジャニーさん、その日は日劇で「ウエスタンカーニバル」をやっていて、「そこにいるから行きなさい」って言われて、その場でタクシーに乗って……。
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