20~50代男性、20代女性に急増する梅毒感染報告数 インバウンドも影響か
NEWSポストセブン / 2023年7月17日 16時15分
実際、都内の風俗店経営者の元には、主に中国や韓国、台湾などのツアー会社から、ひっきりなしに問い合わせが入っているという。
「外国人観光客を相手にするのは、女性にとっても確かにリスクがありますが、金払いが良かったり、日本人相手よりも気が楽だ、という女の子もいる。梅毒流行の原因がインバウンドかどうかは知りませんが、コロナ禍では、日本人の女の子が、外国人客を求めて香港や中国に渡っていたわけですから、そこで感染して帰国して広まった、という可能性もあるでしょうね。また観光客が増え、私たちにとっては大変な商機で、病気が云々というのは…正直気にしていません。当事者同士の問題ですから」(都内の性風俗店経営者)
「梅毒患者が増え続けている」といわれて、もう10年近くが経過しようとしている。その間、国の機関や自治体は市民に「注意喚起」を行うだけで、その原因を究明したり、感染がいつどこで起きているのか、追及しようとはしていない。前出の検査スタッフ・西岡さんがつぶやく。
「検査数が増えれば、確かに我々の仕事は増え、食いっぱぐれもなくなるでしょう。しかし、この数年の国や自治体の姿勢を見ていると、ほとんどノーガードに近く、インバウンド復活でさらなる感染爆発が起きてしまえば、社会は本当に大変なことになる」(西岡さん)
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