最近よく聞く「アスペルガー」ですが…。
「配偶者がアスペルガーだったから離婚したのは仕方がない。離婚は相手側の責任。」
という感覚が分かりません。
結婚相手としてその人を選んだ自分の責任というものはないのでしょうか。
それともアスペルガーは結婚しなければ分からないのでしょうか。
また、アスペルガーでも幸せな結婚生活を送っている方はいらっしゃらないのでしょうか。
(これについては幸せな結婚生活だから相談などしないのでここでは見ないだけでしょうが)
どうも身近にこの理由で結婚生活が上手くいかなかった方がいないため、
ただの言い訳、甘えなのではないだろうか…と考えてしまいます。
離婚当たり前!アスペルガーなのが悪い!という方、なぜそう思うのですか?
アスペルガーでも幸せな結婚生活ですよという方、特別工夫していることなどありますか?
その他どんな意見でも構いませんので、皆様のお考えをお聞かせいただければと思います。
A 回答 (11件中1~10件)
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No.11
- 回答日時:
お礼拝見…。
>「なんかおかしいなぁ」という違和感を無視して結婚してしまった結果なのでは…と思います。
その場合はやはり「きちんと相手の人柄を見ずに結婚した責任」があるのではないかと。
そういう理屈が吹っ飛ぶだけの所業や言動があったのだと思われます。
前述したように、原因が何であれ性格が悪い人のソレと大差ないことを何度も何度もやらかしていたのでは。
それに比べれば、人柄を見なかったなんて落ち度は無視していいほどの微々たるものでしかなかったのではないかと。
>それとも「アスペルガー」の人が「本性を隠して結婚」を目論んだりするものなのでしょうか?
あり得ますね。
結婚というゴールまでの通過点を何とかやり過ごすため、色々と取り繕う。
普通の人なら無意識にできるような気遣いや情報のフィルタリングなどを気合いで手動で行う。
当然ながらその負担は相当なもの。
目的を達成してからも継続なんてやってられません。
相手に見せていた姿は、デートの際の気合いを入れた身なりや振る舞い、余所行きのものでしかなかったのでは。
昨日NHKで発達障害についての番組を放送していましたが、当事者の主張の中には定例の人から様々な無理難題を吹っかけられたといった被害者意識が見受けられました。
そういう意識を持ってるなら、定例の人、普通を押し付ける社会に対する反撃として本性を隠すくらいしてもいいと考える輩もいるかもしれません。
本心から結婚はしたいと思ってるかもしれないし、世間からの結婚しろという圧力に屈したとも考えられます。
ぶっちゃけ、私がチラリとですがそう考えてしまった張本人。
今更なんですが、アスペルガーと診断された一人です。
もっとも、私はそんな不誠実な真似はできないし能力的にも取り繕えないし性格的にも面倒くさくてやってられないんで婚活は速攻で放棄しました。
ま、それ以前に収入がアレなんですがね…。
回答ありがとうございます。
>人柄を見なかったなんて落ち度は無視していいほどの微々たるもの
これは私にはどうしても「微々たるもの」には思えませんが、
それはまた個人の価値観の差異なのでしょうね。
確かにこれが「微々たるものだ」と思うのであれば、
相手の「いい顔」だけ見て結婚してしまうのかもしれないなと思いました。
ありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
私は医療関係者でも福祉関係者でもないので、雑談程度にとらえてください。
基本的に、「配偶者がアスペルガーだったから離婚したのは仕方がない」は、心情的には理解できます。
しかし同時に「アスペルガーというのは本当なのかな」とも考えます。昨今、発達障害の家族との日々を描いた読み物(マンガ含む)が大量に出回っていますが、その中には「本当にこの人、発達障害か?」と思うものもあります。もちろん、読み物としても啓蒙としても良質なものもあります。
専門知識のない独身の女性がいう「彼氏(元カレ)がアスペっぽい」という発言も、あまり信用できないという印象があります。そういう場合に実際に物理的に会って話をじっくり聞いた場合や、その彼氏(元カレ)を実際に知っている場合、「その彼氏(元カレ)は間違いなくアスペルガーだ」と確信できたことが、今まで一度たりともありません。
今のところ、そういう場合には、その彼氏(元カレ)は自己愛性パーソナリティ障害やスキゾタイパルなのではないか、と思ったことが多かったです。
自己愛性パーソナリティの傾向がある人は、「そんなの我慢してもらうしかないじゃないか」と考えるため、結果的に「空気が読めない」あるいは「察しが悪い」ように見えます。
妄想がある場合にも同じように「そんなの我慢してもらうしかないじゃないか」と考えるわけですが、それは「計画」や「被害の実態解明」の重要性が前面に出ているからです。自己愛性パーソナリティの傾向がある人の場合は、計画とか被害とかよりもまず本人が人として重要で独特な存在で、他人は自分に合わせるべきだと信じています。
スキゾタイパルとアスペルガーの鑑別については、非常に微妙な問題をいろいろはらんでいます。定義によっては、「濃厚なスキゾタイパルは、必ずアスペルガーである」となる場合もありそうです。しかしこの2つは、原因論的あるいは系統発生的には、同じようなものであるとは到底いいがたいものです。それでもやはり、基本的には、スキゾタイパルの「あるある」とアスペルガーの「あるある」はかなり共通しています。
かつては「精神分裂病」や「精神病質」がそうだったように、今は「アスペルガー」が、「なんだかよく分からないもの」を放り込む闇鍋として機能しているような気はします。とりあえず相手をアスペルガーということにしとけば自分は責任を免れる、という感覚を持っている人が多いのではないかという疑惑がずっと私にはあるわけです。
回答ありがとうございます。
「アスペルガー」以外にも色々な症状があるものなのですね。
>とりあえず相手をアスペルガーということにしとけば自分は責任を免れる、という感覚を持っている人が多いのではないかという疑惑がずっと私にはあるわけです。
私もそう感じます。
「アスペルガー」という単語だけが一人歩きし、医師の診断結果があるわけでもないのに
「あの人は(きっと)アスペルガーだったから」
で離婚したことを正当化してしまう人は少なからずいるのでは?と。
No.9
- 回答日時:
私が二十歳前だった頃(今から30年近く前)は、アスペルガーだけでなくパニック障害という病名(診断名)もありませんでした。
そのせいで、私の兄(パニック障害)などは精神科だけでなく病院をたらい回しにされ
、薬も適当なモノを処方されていましたし、医師からの罵倒も酷いものでした。
「無知の知」を意識していない側にも責任はあると思います。
ただ、過去に苛められたと言う話を聞いていて、そのせいで言葉数も少なく、でも、社会生活は送れている様子だから結婚し、結婚後に「苛められたのってこういうところが原因では?」と思うようになり、調べた結果「アスペルガーに当てはまる」ということもあるでしょう。
この時、子供に遺伝しないのか・子供を育てていくために不都合はないのか・アスペルガーの症状が重くなった場合に自分が耐えられるのか、などと不安になることは自然だと思います。
でも、「完全に相手が悪い」と言い放っていいものではないと思います。
本人も知らなかったというケースですからね。
一方で、そういう障害が自分にあることを結婚前から知っていたのなら、結婚前に知らせるべきだと思います。
これを怠っていたのなら、一方的に責められても仕方ないと思います。
ただ、本人も家族も薄々「そうではないか」と思っていて、結婚相手には黙っていたケースもあるでしょうね。
結婚してから相手が気付いて、その家族に相談したら「もしかしたらとは思っていた」などと言われた場合、その受け止め方はそう言われた当人とその家族次第でしょう。
他の障害や精神疾患、私のような不妊症・パニック障害、私の夫のような鬱病だけでなく、既に患っている病気があるのなら、それは知らせるべきことだと思います。
まとめると、本人も結婚相手も、結婚してから分かった(かかった)病気や障害に関しては、その当人同士でその病気や障害とどうやって向き合っていこうか、という相談をすべきで、いきなり「そういう病気だったそっちが完全に悪い」と言うのは、その病気や障害そのものと、それらを抱えた相手から逃げ出したい一心なんだと思います。
それでも、話し合おうとしても拒絶された結果としての「相手が悪い」なら筋は通っていると思いますけどね。
回答ありがとうございます。
>話し合おうとしても拒絶された結果としての「相手が悪い」なら筋は通っていると思いますけどね。
なるほど。
この場合は「アスペルガー」に限らず夫婦関係を続けるのは困難ですね。
そして「アスペルガー」の症状の一つに「話し合いができない」というものもあるようです。
結婚前に「いいよいいよ。君の希望通りで。」で意見を対立させることなく過ごしてしまったり、
喧嘩はしたけど相手が折れなかったのでそれに従ってばかりだったなどですと、
「アスペルガー」には気がつけないままになってしまうのかもしれませんね。
結婚前に話し合い、お互い譲り合える人なのか見ておく、というのは大切かもしれませんね。
No.8
- 回答日時:
補足拝見…。
>「アスペルガーだった側が完全に悪い」という感覚ってどういうものだと思いますか?
ということです。
・先に傷つけるのはアスペルガーのほう。
・自分の問題を理解しておきながら、予想されうる(されるべき)問題に目を向けず見切り発車した。または隠して既成事実を作ろうとした。
・問題視するほうが悪い、という考え方でいた。
・自覚がないならそれこそが問題。
ってなとこですね。
これは他の障害でも結婚以外でも言えることです。
重ねての回答ありがとうございます。
記載いただいた4点、全て「納得!」とは思えないものばかりですね^^;
「アスペだった側が一方的に悪いでしょ!」の主張を理解することは難しいな、と感じさせられました。
No.7
- 回答日時:
なんせ一緒に暮らしていくために必要な能力が欠けており、しかも障害であるから改善の見込みもないわけですからね。
厄介なことに障害そのものの理解が進む一方で関わるものの苦痛についての理解は遠ざかる一方。
さてはて、発達障害についての理解を求める手合いの中でカサンドラ症候群について知ってるものがどれだけいるのやら。
辛い思いをしたものの意見を障害者サイドの人が公正に取り上げないなら、実際に接してみないと実態が分からないってことにもなるでしょうね。
>それともアスペルガーは結婚しなければ分からないのでしょうか。
アスペに限らず、結婚して初めて本性が出てくるなんてのもよくある話です。
そんでもって、アスペルガーをはじめとする発達障害の人の所業や言動は性格が悪い人のソレと似たようなものなので、接する人の苦痛もまた然り。
不潔だろうがワキガだろうが体臭があれば接するものは辛い。臭いものは臭い。それと同じことですよ。
回答ありがとうございます。
>アスペに限らず、結婚して初めて本性が出てくるなんてのもよくある話
これに関してはそのほとんどが「好き!」という勢いだけで突っ走り、
「なんかおかしいなぁ」という違和感を無視して結婚してしまった結果なのでは…と思います。
その場合はやはり「きちんと相手の人柄を見ずに結婚した責任」があるのではないかと。
中には悪意を持って配偶者を確保した後、ATMや介護要員、家政婦扱いする方もいるようですが、
それは「アスペルガー」とはまた違った問題なのではないかと思うのです。
それとも「アスペルガー」の人が「本性を隠して結婚」を目論んだりするものなのでしょうか?
No.6
- 回答日時:
「カサンドラ症候群」ってご存じありませんか?
https://h-navi.jp/column/article/35025579
こうなると、結婚生活は「破たん」してしまうと思うのですが。
>結婚相手としてその人を選んだ自分の責任というものはないのでしょうか。
結婚は「どちらかの我慢」で継続するものではないでしょう。
「愛情」があって「何とか共同生活できるのでは?」と考え、一緒になったものの、相手の「モラハラ」のひどさに「もう無理」となるアスペルガー症候群の家族を見たことはあります。「適度な距離を置き、一人の時間を確保させる」ことで現状は維持されていますが。
それこそ「その人次第」の部分であって、傍がとやかく言う事ではないかと思います。
回答ありがとうございます。
>それこそ「その人次第」の部分であって、傍がとやかく言う事ではない
はい、おっしゃる通りだと思います。
なので私はアスペルガーであることで色々苦労しているご夫婦や、
結果離婚してしまったご家庭に対して
「結婚前からわかっていたのだから我慢しろ。離婚など甘え。」
と主張したいわけではないのです。
ただ私自身の理解力不足で「言い訳や甘えに聞こえてしまう」ので、
そうではないという意見や、問題に向き合っている方の体験談を聞きたかったのです。
批判したいわけではなく、理解したいと思い質問させていただきました。
>「適度な距離を置き、一人の時間を確保させる」ことで現状は維持されています
そのような工夫をし、ご家庭を維持されている方がいらっしゃるのですね。
やはりそれなりに工夫することは大切ということでしょうか。
実際に見た経験談を教えていただきましてありがとうございます。
No.5
- 回答日時:
>>対人コミュニケーション能力や社会性、想像力に障害があり、対人関係がうまくいきづらい障害で、知的障害や言葉の発達の遅れがないものを言います。
明確な原因は現在もわかっていませんが、何らかの脳機能の障害と考えられています。アスペルガーとは、上記のような症状の方をいうのですよね?
症状の重い方で考えたら、「キチガイ」で、もういっしょに生活できないレベルと思えますし、軽いほうで考えたら「アスペルガといえば、何でも言い分が通る」と考えている精神状態が、単なるわがままな子供状態っていう人でしょうか?
質問者さんの書かれたような意見は、このサイトで見るのは初めて、「最近よく聞く」とは思えませんが・・・。
「性格の不一致」というのが離婚原因でよく目にしますが、これは「相手の問題もあるけど、そんな相手を選んだ自分の責任でもある」といえます。
これと同じようなことではないですか?
回答ありがとうございます。
>「相手の問題もあるけど、そんな相手を選んだ自分の責任でもある」といえます。
私も同意見です。
今回質問したかったのは「お互いに責任がある」と思っていない、
「アスペルガーだった相手側が悪い」と思っている人の感覚ってどういうものだと思いますか?
ということです。
No.2
- 回答日時:
重度の精神障害で、結婚生活を維持するのが困難な場合は離婚の理由となりますが、アスペルガーごときで正当化できるなんてのは誤りです。
少なくとも私はそう解釈しております。私もそれは言い訳ではないだろうかと。健常者が結婚するには、あるいは多少の困難や違和感があるかもしれません。けれどそれは健常者同士であってもあり得る話です。性格の不一致で円満離婚なら他人の決めたことに口出しする必要はありませんが、片一方の一方的な「あいつはアスペルガーだから」という言い分ならば、うまく生活する努力を放棄しただけと私はみなします。
まあ、行かず後家のたわごとではありますが……(^^;)
回答ありがとうございます。
私も「努力放棄」にしか思えないのです…。
なので「私にも離婚の責任がある」というのであれば理解できるのですが、
完全に「アスペルガー側が悪い」というのはちょと理解しがたいですね^^;
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>質問者さんの書かれたような意見は、このサイトで見るのは初めて、「最近よく聞く」とは思えませんが・・・。
誤解を与えてしまったようで申し訳ありません。
私が「最近よく聞く」といったのは「アスペルガー」という単語に対してであり、
「私の意見に対して」ではありません。
ちょっと質問が分かりにくかったようで申し訳ありません。
お聞きしたいのは「配偶者のアスペルガーが原因で離婚した」場合に、
「アスペルガーだった側が完全に悪い」という感覚ってどういうものだと思いますか?
ということです。
私は離婚なのですから程度の差はあれ双方に責任があると思いますし、
アスペルガーであることは結婚前に分かることだと思うので、
それを結婚後に離婚原因にするのはなぜかな、と思った次第です。