俺の名前は新堂隼人、17歳の高校三年生だ。まあ見た目はどこにでもいる高校生だ。頭のほうは少しばかり自信があるが、運動もそれなり、ルックスもまあまあと、ごく普通のスペックでしかない。ただ少し変わっている所がある。
一つ目はは俺が上月家の執事をやっているということだ。まあ小さい頃から決まっていたことだから今更、というわけでもないんだが、世界屈指の財閥一族の執事をやっている高校生なんてそう多くはあるまい。
そしてもう一つ、下半身の話になるが……単刀直入に言おう。実は、俺はとてつもない絶倫、それに加えて巨根なのだ。しかも俺の巨根は形がよく、セックスのほうもかなりの才能があったらしく、咥え込んだ女は処女だろうと不感症とだろうと、すぐに喘ぎだす。
という一見普通で普通じゃない俺だが、今の生活はそれなりに……いやかなり美味しい。ん?聞きたいって。わかってるさ、じゃあ俺のエロイ一日を語らせてもらうとするか。
「あ……あぁ…あん」
俺は早朝からセックスに精を出していた。まだ朝の7時前、これから俺と、今俺が背後からペニスを突っ込んで犯している金髪美少女イリナ・エリュアールは、まだ寝ている主人達を起こしに行かなければならなかった。そのために俺は執事の制服に着替えていたし、イリナも清楚なメイド服に身を包んでいた。
「はぁん……大きい…あ、あ」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ。
イリナはメイド服を着たまま、パンティを脱がされ俺の肉棒をずっぷりと咥えていた。使用人専用の着替え室のロッカーに、イリナは白い手をつき、まだ熟れきっていない真っ白なお尻を突き出す。俺の肉棒が背後から突き上げる度に、妖精のように可憐な美貌が快楽に緩み、メイド服の美少女はふるふる白いお尻を振る。
「イリナ、そろそろ出すぞ」
俺はイリナの芸術的な曲線を描く腰を掴み、ぐいっと奥に腰を押し付ける。メイド服に包まれたイリナの腰奥は、みっちりと肉がつまった極上の肉穴で、俺の突き上げに反応してきゅうきゅうに締め付けてくる。
「はい、隼人。……な、中に下さい…はぅ」
すっかりイリナも射精の味を覚えたようだ。一月前に犯したときはあれだけ拒んでいた中出しを、イリナ自らが求めてくる。俺はぐりぐりとメイド服の奥に肉棒を押し付けて、白人美少女の大切な卵子が待ち構える神聖な子宮へと亀頭をめり込ませる。
「ひぃぁ……だめぇ……くぅ……」
子宮を圧迫される感触に、イリナは静かに絶頂した。ほとんど声を漏らさなかったが、白い肌は紅潮し、ぴくぴくと体中を痙攣させる姿がイリナの絶頂の深さを伝えていた。特にペニスを包み込む肉襞は、彼女の絶頂と共にきゅうきゅうと蠕動し、男の子種を求めて吸い付いてくる。ついこの間まで男を知らなかったとは思えない絶頂ぶりだった。
「いくぞ」
どぴゅ、どぴゅぴゅ、どく、どくどくどく。
俺は腕でしっかりと細い腰を固定して、朝一番の濃い精液をイリナの胎の奥に注ぎ込む。イリナ自身も精液を求めて、ぐりぐりと白いお尻を押し付けるせいか、俺の精子のほとんどが彼女の子宮へと注ぎ込まれていく。
「いっぱいでてます……」
どくどくどくどく。
イリナの言葉通り、恐ろしい量が彼女の奥へと注ぎ込まれた。たぶん既に俺の精子たちは少女の卵子目指して、イリナの中を泳ぎまわっていることだろう。
最後の一滴まで、メイド服に包まれた白いお尻の中に射精した俺は、イリナから抜くとすぐに彼女の奉仕を受ける。
「ん……んぁ……」
本物のメイドさん、それも妖精のような美少女の唇がペニスに舐めつき、粘液を吸い取って綺麗にしてくれる。俺のペニスが再び元気を取り戻そうとしたとき、彼女は桜色の唇を離し、満足げに溜息をもらす。
「これでいいですね、隼人」
恋する乙女の熱い視線。俺はそれを送るイリナをぎゅっと抱きしめ、耳元で愛しているよと囁く。女の子に楽しませてもらった後には、アフターサービスが肝心なのだ。
案の定彼女は、それで満足したようで嬉しそうに頷き、立ち上がる。俺とイリナはこれからすぐに主人達を起こさないといけないのだ。後始末もほどほどに、イリナは胎の奥に俺の精液を貯めたまま、控え室を出て主人の一人を起こしに向かった。
やれやれ、俺もそろそろ行かないといけないな。そう思い、またいきり立つペニスを押さえ込んで、俺も起こしにくるのを待っている主人の元へと向かった。
「葵お嬢様、朝ですよ」
そう声を掛けても、俺の主人の一人である上月葵は目を覚まさなかった。この上月家の長女である彼女はまだ16歳、俺の二つ年下の高校一年生である。高校でもピカ一の可愛らしい美少女は、揺さぶってもピクリとも動かず、まったく起きる気配がない。
「起きてください……でないと」
俺は葵お嬢様の胸をパジャマの上から掴む。パジャマとはいっても彼女のものはネグリジェみたいに薄く、揉みしだくと柔らかい胸の感触が手のひらを包みこんでくれる。
「……ぁん」
小さな声が漏れたような気がしたが、それを無視してパジャマのボタンを一つずつはずしていく。お嬢様のお椀方の美乳がパジャマの下から現れる。
また大きくなった……柔らかそうにぷるんと揺れる乳房を眺めながら、俺はそう感慨にふける。
俺の努力の成果か、彼女の胸はここ数ヶ月で急成長を遂げていた。というか体全体から無駄な肉がとれ、つくべきところにはむっちりと肉がついた、女らしい体になってきていた。これも女になった証というべきだろうか。
「やれやれ……ほら起きて下さい、お嬢様」
びくっと彼女の体が反応するが、それも見てみぬ振りをして彼女の美乳に吸い付く。ピンク色の乳首を口の中で転がし、吸い上げ、そして甘噛みする。
「はぅ……」
手は葵のパジャマの下を脱がし、パンティの奥の花園へと侵入を開始していた。くちゅくちゅと音がなって、葵の粘膜が擦られる。
「ん……ぁ…ぁぅ……ぁ」
当然起きているはずなのだが、目を開こうともしないし、服を脱がせる俺に抵抗しようともしない。全裸になった葵は、清らかな美しさがあった。まだ幼さの抜けきれない少女の美貌は男の劣情を誘い、豊かになりはじめた女体が男の本能を刺激する。
「仕方ありませんね……」
最終手段、とはいっても毎朝やっていることを俺は実行に移すことにした。葵の美乳から口を離し、彼女の白い太腿を広げ、そこに自らの腰を入れる。そしてピンク色の秘唇に、素早く取り出した肉棒を当て、一気に貫く。
ぐちゅう。
「ひゃぅ……ふぁ……」
「お嬢様、起きられましたか?」
さすがに挿入の刺激には耐えられなかったのか、葵は目を開いた。
「は、はい」
よくもまあ入るといった具合に、彼女の膣は俺の肉棒を根元まで飲み込んでいた。さらにいつの間にかお嬢様の細い足が腰にがっちりと絡み、二人の腰はぴったりと密着する。
ぐちゅ、くちゅ、ずちゅ。
俺は淡く火照った可愛らしい顔を見つめながら、腰を動かす。十分に湿った膣内は、俺の挿入をスムーズに受け入れ、さらにちゅうちゅうと肉襞が肉棒に吸い付いてくる。
いわゆるミミズ千本と言われる種類の葵の名器は、途方もなく気持ちいい。俺の大きな雁が彼女の膣肉をこそぎ上げると、無数の襞が雁を舐めるように絡み付いてくるのだ。
「お嬢様、なぜいつも起きてくださらないのですか?」
ずん、ずん、ずん。
深いストロークで葵の膣肉を抉り、美少女の媚肉を堪能しながら質問した。まだ可愛らしいお嬢様は、俺の突き下ろしを受け止めるのに必死で、柔らかい体で抱きつきながら喘ぎ、声も絶え絶えに堪えていた。
「だって、隼人さん、あん……あ、あ、起きたら……すごぉい、あん…いなくなっちゃうから」
ぐちゅ、ずちゅ。
両手両足を絡め、甘えるような鼻声で告白する。
「ですがそろそろ……」
既にイリナはもう一人の主人を起こしているはずだった。早く起こさないと俺達も朝食に遅れてしまう。最もそれはいつものことではあるのだが。
「いやです……」
本当に嫌そうにお嬢様は首を振り、腰に回した足に力を込めてくる。
「……私はどうすればよろしいので、お嬢様?」
毎朝の事で、聞かずともこの可愛らしいお嬢様が何を望んでいるか分かっていた。だがそれでも直接口で言わせたいのが男心というものだ。俺は首を横に振って、腰の動きを止める。
「意地悪しないでください」
そういってお嬢様は自分から動こうとするが、俺は腰を最奥まで押し付けてそれを許さなかった。
「……葵の中に……隼人さんの子種…ください」
観念した彼女はおずおずと口を開き、俺の精液をおねだりする。これだけの美少女にお願いされれば、俺の肉棒も一変に最高潮になる。
「では、中に出したら終わりでよろしいですね」
こくっとお嬢様が頷いたのを見届け、俺は本格的に腰を使い始める。天蓋付の豪華なベッドが振動でぎしぎしと軋み、少女の喘ぎ声と交じり合う。
ずん、ずん、ずん。
思いっきり膣内を抉り、最奥までしっかりといかりを下ろす。今度はそれを一気に引き抜き膣肉を雁でこそぎあげる。堪らなくなった葵は表情を蕩けさせ、隼人さん愛しています、と耳元で囁いてくる。
「ぁん……あん、あ……そこ……いいですぅ」
お嬢様の大切な子宮を肉棒で捏ね繰り回し、亀頭でじわじわと圧迫する。しっかりと子宮まで食い込んだ肉棒に、彼女の膣肉が絡みつき総毛立つような快感が走る。
「隼人さぁん、私……もうだめぇ……ふぁ」
結局葵は、最後にぐりぐりと子宮口を刺激されるだけで絶頂に至った。甲高い声を最後に上げ、全身で俺にしがみ付いてくる。みっちりと食い込んだ肉棒に、牝の本能に狂った膣肉が絡みついた。
「くぅ……出しますよ」
どぴゅぅぅぅ、どぴゅ、どぴゅどぴゅ。
つい先ほど別の美少女の中に出してきたのに、俺の肉棒はもう回復していた。さっきと遜色のない量の、濃い精液が葵の膣内に解き放たれる。本来ならば政略結婚に使われるはずだったお嬢様の無垢な子宮は、精液を出し続ける従者の鈴口に吸い付く。
どぴゅぴゅ、どぴゅう、どくどく。
実り始めた青い果実に、俺は種付けを続ける。会ったことのある男達誰もが、嫁にしたいと願うであろう最高の美少女を、俺はしっかりと孕ませる。
「もっと、もっと下さい」
びゅく、どくどくぅ。
しかも当人がそれを望み、がっちりと足を絡めて自分の無垢な子宮へ精液を招き入れる。まだ若いながらもお嬢様の体は、既に牝の役割を心得ているのか、俺が流し込む精液をスポイトのように啜り上げ、奥へと運ぶ。
「隼人さぁん……葵にキスしてくださぁい……ん、んん」
最後まで子宮に射精した俺に、お嬢様は甘えるようにキスをねだる。もちろん嫌なわけのない俺は彼女のぷるんとした唇に吸い付き、舌を絡め唾液を啜り上げる。
ちゅく、あむ、はむ、くちゅ、ちゅる、ちゅう。
口の中で情熱的な交わりをしながら、俺は葵の肉壷が最後の一滴を吸い込むのを感じた。きゅうきゅうと鈴口に子宮口が吸い付き、尿道に残った精子を吸い上げる。
危険日も関係なく、ほぼ毎朝中出ししていれば、いつ妊娠してもおかしくない。どうするかな……俺は美少女の甘い口腔を蹂躙しながら、彼女が妊娠したらどう始末をつけるか、考えに耽る。……まあいいか、何とかなるさ。実質的にこの屋敷を仕切っているのはこの俺だ。前例もあるし、この美しいお嬢様を孕ました所で何とでもなる。
「……はぁ、はぁ、はぁ。……おはようございます。隼人さん」
唇を離すと、唾液が二人の間に銀色の橋をかける。葵お嬢様はうっとりした表情で俺を見つめ、ちゅっと唇で朝の挨拶をする。それを愛しく思いながら、すぐに俺は結合を解き、お嬢様の名器から肉棒を引き抜く。くちゅっと音がして、威容が葵の中から姿を現す。
「それではお嬢様、朝食でございます」
俺はお嬢様に、高校の制服と下着を手渡す。もちろん下着は予備も渡しておく。だって俺の精子が彼女の授業中に垂れてきたら大変だろう?
「良祐様、申し訳ありません。遅れました」
食堂についた俺は、そういって頭を下げた。
「お、お兄様、隼人さんを責めないでください。葵が我侭いったのがいけないんです」
葵だけでなく俺も十分に彼女の体を楽しんだのだから、彼女が我侭を言ったというわけではないのだが、彼女は必死になって俺を庇ってくれた。こんな事でも情婦に愛されているのを実感するのは、嬉しいことだ。
「当たり前だろ。私が隼人を責めるわけないさ」
そういったのは、俺の直接の雇い主である上月良祐だった。幼い頃からの付き合いの良祐は、傍から見ると完璧な人間である。甘いルックス、相当の頭脳、万能といってよい運動神経。それに加えて大金持ちだというからまったくお手上げだ。実際はかなり間の抜けた所もある。
「有難う、お兄様」
葵がにっこりと微笑み良祐にお礼をいう。誰がこの可愛らしい美少女が、朝から男の巨根をずっぷりと咥え、子宮で精液を飲み干していたと思うだろうか。しかも今尚その胎の中にはこってりとした精子が泳いでいるのだ。
まあみんな知っているんだけどな。実は、この場にいる人間は目の前の良祐以外、全員が俺と葵の関係を知っていた。葵は言わずもがな、近くに控えているイリナも、俺と交わり始めた一月前からこの関係を知っていた。そして葵の母である静香、彼女も同様に知っているのだ。
将来の葵がこうなることを想像させる、ほっそりとした体に豊満な肉付きの完璧なスタイル。ただ今はお腹が膨れ、妊娠していることを表していた。そんな絶世の美女である静香は、俺が見つめると幸せそうに胎を摩り、嬉しそうな笑顔で見つめ返してくる。……うむ、正直に言おう。静香を孕ませたのは俺だ。世界中を駆け回っている旦那様や良祐は、彼が帰ってきたときに偶然当たったものだと思っているが、そんなわけはない。
俺のものになった一年ほど前から、静香は一度も旦那様に体を許してはいない。まあ、アリバイ作りのためにぐでんぐでんに酔わせて記憶を飛ばし、そういう痕跡作りをしたことはあったが。ともかく受精したはずの夜に、静香の胎の中を泳ぎまわっていたのは間違いなく俺の精子であった。熟れきった牝の体は、若く粋のいい精子を簡単に迎え入れ、今まで子供が独りしかいないのが不思議なくらいあっけなく妊娠したのだ。
そういうわけで、この場にいる美女、美少女は全て俺のものだった。知らないのは、何が美味しいのか分からないしょっぱいキャビアを、嬉しそうに口に運ぶ良祐だけ。もっと美味しいものが目の前に三つもあるのに……まあそれは全て俺のものだが……そう思うと良祐が本当に哀れになってくる。
「じゃあお義母さん、行ってくるよ」
良祐の隣で俺は、見送ってくれる静香とイリナに一礼し、葵と良祐の後に続いて家を出る。
「お~い、おはよ」
家を出た俺達を待っていたのは、健康的な美少女だった。同じ高校の制服に包まれた彼女の体は、健康的にむっちりと肉がつき、中でも胸は挑発的に制服を押し上げていた。
「何だ、真か」
彼女の名前は神崎真、俺と良祐の幼馴染だ。
「む、良祐には言ってないよ。葵ちゃんと隼人に言ったんだからねぇ~っだ」
ぷんぷんと怒る真は、二人におはようと話しかける。昔から真と良祐はこんな関係だった。その頃は俺も、良祐に丁寧語など使わずに話していたものだった。昔からの光景を見ていると、ついつい頬が緩む。
「おいおい、真そんなに怒るなって」
「ふ~ん。僕は怒ってないよ~」
頬を膨らませてそっぽを向く葵。それをやれやれという具合に良祐が首を振る。どうやら俺の出番のようだった。
「良祐様にそんなつんつんするな、真」
真の傍により、口を近づけてひそひそと話しかける。
「でも……僕…ぁん」
まだむっと頬を膨らましている真に、俺は体をくっつける。そして片手で良祐からは死角になっている真のスカートの中に手を入れ、パンティに包まれたお尻を掴む。小さいながらもむっちりとしたお尻の柔らかい感触が、俺の手を楽しませてくれる。
「じゃないと、今日はなしだぞ」
俺の言葉に真はこくこくと頷き、機嫌を直して良祐たちを振り返る。まったく女というのは手がかかるな。まあその分、見返りも大きい。
「良祐様、葵様、私達はそろそろ行かないと」
俺は二人の主人にそう声をかけ、頭を下げる。
「そっか、歩きは時間かかるもんな」
家からは良祐と葵が車、俺と真が徒歩だった。昔は一緒に車に乗って学校に行っていたこともあったが、高校に入ってからはもっぱら歩きだ。本当は車に乗せてもらってもいいのだが、そうは出来ない理由が出来たのだ。
「そうですよ。僕らは貧乏人だから、歩きますよぅ。ねぇ~隼人、貧乏人同士仲良くしよう」
胸を俺の腕に押し付け、すりすりと体を擦り付けてくる真は、思わず抱きしめたくなるほど可愛かった。
「じゃあ真だけでも乗っていくか?」
「……だ、だめ。僕は隼人と一緒にいくの」
ぎゅっと腕を絡めて俺に密着する真に、葵が眉を顰める。だが、結局葵と良祐はいつものように黒塗りのリムジンに乗り込み、学校に向けて出発する。
俺と真もすぐにその後を追い、学校へと向かった……わけではない。リムジンが見えなくなると、俺と真は当然のように、近くの公園に向かった。
公園についた俺と真は、いつもの茂みの奥に向かう。ここは通学路のすぐ横なのだが、道からは塀があるために見えない。しかも、公園の広場からも幾つかの草木が重なっていて見られることはなかった。
「隼人……して」
茂みの奥ににつくと、真はいつものようにパンティから片足を抜き、近くの木に手をついて瑞々しい桃尻を突き出す。この地域でも評判の可愛い制服のスカートからは、真っ白な双丘が露になるだけでなく、その奥のピンクの花園まで晒されていた。
「分かってるよ」
俺は制服のズボンから自慢のペニスを取り出し、真の秘裂に擦り付けてくちゅくちゅと馴染ませる。魅力的なお尻が男を求めてふりふりと揺れ、ピンクの花園から涎が滴り始める。
「ほんと、真もエロイ体になったよなぁ~」
ボブガットにあどけない可愛らしい顔。どちらかというと幼い感じの真だったが、体のほうは健康的に引き締まり、出るところは出た抜群のスタイルをしていた。制服を窮屈そうに押し上げる乳房、ほっそりと括れた腰、男の欲情をそそるむっちりとした桃尻、何とも魅力的な体に育ったものだ。
「それを隼人が言うの?」
「……まあ、そうだな」
初めて真を犯したのは、高校一年の時。その頃はまだ真もお子ちゃま体型という奴で、肉付きも薄くどちらかといえば中性的な美少年といった容貌だった。それから毎日のように犯す内に、真の体は厭らしく男を強烈に惹きつける牝の身体に成長していったのだ。
「それより早く……」
真は慣れた腰つきで自分からお尻を動かし、くちゅっと俺の肉棒を膣口で咥える。健康そうな小麦色の肌とは対照的に、しみ一つない真っ白な桃尻がくちゅりと肉棒を飲み込んでいく。
「はいはい」
ぐちゅう。
細い腰をぐいっと掴み上げ、湿りきった秘肉を貫く。あっさりと奥に吸い込まれ、相変わらず締りのよい膣肉が、俺の肉棒に悦びきゅうきゅうと絡み付いて歓迎する。
「あん」
待ち望んでいた肉棒を咥え込んだ真は、つま先立ちになりながら腰を揺すり、最奥まで貫けるように男根の位置を直す。
「そういえばさ……」
ぐちゅ。
しっかりと腰を掴み真の膣肉を突き上げると、合わさった柔らかい尻肉がひしゃげ、肉棒が女体の奥へとめり込む。
「真、良祐の事はどうするんだ?」
「りょ、良祐?……ぁん、あ、あ」
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ。
俺の肉棒にかき乱された真は、息も絶え絶えに返答する。
「だから、真はあいつのことが好きだったんだろ」
そう、そもそも真は俺ではなく、もう一人の幼馴染である良祐の事が小さい頃からずっと好きだったのだ。
「ぁ、ぁ、りょ、良祐の事はまだ好きぃ。はぁん……で、でも」
ずちゅ、じゅく、ぶちゅ。
花園の奥から液体が滴り、肉棒にしっかりと馴染む。ぐちゅぐちゅになった真の膣肉が肉棒にからまり、俺が腰を動かすたびに肉襞がすがり付いてくる。
「今は隼人の方がいいのぉ、あん」
ずっぷりと肉棒を咥え込む真は、すっかり俺に首ったけのようだった。俺と真がこういう関係になったのには理由がある。最初は、高校に入ったばかりの頃、真が俺に良祐のことを相談してきたのが始まりだった。もちろん俺は下心満載で、可愛い幼馴染の相談に快く乗ってあげた。鈍い良祐が真の気持ちに気づかずに、彼女がやきもきしている間、俺は何度となく彼女の相談に乗った。
その相談が少しずつ変な方向に向かうのに、時間はかからなかった。
普通の恋の悩みを言葉巧みに誘導して、心の相談を体の相談に変えていった。元々自分の男っぽい容姿にコンプレックスを持っていた真は、まんまと引っかかり、俺が、良祐は色っぽい女がすきだとか、経験豊富じゃないとだめだとか、あることないこと吹き込むと、男性経験もなく自分に自信のない彼女はそれを完全に信じ込んで、俺にどうすればいいかと尋ねてきたのだ。
俺は男性経験がないなら経験を積むべきで、そうすれば体の方も成長すると、彼女に吹き込んだ。まあ間違ってはいないのだが、真剣にそれを受け止めた真は、案の定俺に助けを請う事になった。たいして性知識のない真は、俺のやる事を全て鵜呑みにして、その初々しい体を存分に開発され続けたのである。
それ以来、真は毎日俺と良祐に告白するための予行練習をするようになった。最も俺の巨根は、まだ青かった真の女体を簡単に征服し、すぐに良祐そっちのけで、彼女から俺を求めるようになった。俺のほうも段々と女らしくなっていく真にのめり込み、こうして今日まで毎朝、励んでいるというわけだ。
まあ最初の方は俺も慎みがあって、ちゃんと危険日は避妊もしていたし、セックスの方もほどほどであった。だけどもここ数ヶ月は、今やっているように生で真を犯すのが日課になっていた。最初は妊娠の恐怖に、真は必死に中出しを拒んでいた。しかし完全に体を開発されていた彼女は、生の肉棒に粘膜を擦られ、中に直接射精される快感にあっけなく陥落してしまった。今では彼女から生で犯されることをおねだりする始末だ。
「だけど真、今のお前ならすぐに良祐を落とせるぞ」
ずん、ずん、ずちゅ。
俺の育て上げた真の体は実に厭らしく、そして色っぽい。肌も艶めいていて、匂い立つような強烈な色気を振りまいている。誘えば心は別だとしても、身体のほうは男の悲しい性で断れはしないだろう。
「だめぇ、もう良祐なんてどうでもいいのぉ、ああ、あ、あ」
ぐちゅ、ぐちょ。
真は俺の腰に密着しているきゅっと上がったお尻を、ふりふりと動かす。肉棒に違う角度から力が加わり、大きく張った雁が膣壁に食い込み粘膜が擦れあう。
真の告白に気を良くした俺は、腰を掴んだ両手に力を込めがんがんと腰を振った。俺の肉棒に開発されきった真は、肉襞をごりごりとこそぎ上げられる快感に、塀の向こうに聞こえるほど大きな喘ぎ声を出してしまう。
「僕もういっちゃうぅぅぅ、はぁぅ」
ずちゅうぅぅ。
俺は何度も味わった真の膣内が収縮を始めたのを感じて、思いっきり突き上げる。それが止めになったようで、彼女は一気に絶頂した。細い背中がぴくぴくと引きつき、肉棒を咥え込んだ膣肉がびくびくと蠕動する。
「隼人、僕の中に……出してぇぇ~~っっ!」
当然そのつもりだった。逃げられないように細い腰をがっちりと掴み、奥に押し付けたまま射精を始める。
どぴゅるぅぅ、どぴゅぴゅ、びゅくぅ。
勢いよく元気な精子が鈴口から飛び出し、ボーイッシュな美少女の中へと注ぎ込まれていく。俺の肉棒によく馴染んだ真の膣は、何もせずともちゅうちゅうと肉棒に吸い付き、いくら出しても亀頭に精液が纏わりつかない、心地よい射精が続く。
どぴゅぅぅ、どくぅ、どくどくどく。
確実に奥へと注ぎ込み続け、可愛い幼馴染に種つける。真も注ぎ込まれる快感に、口を半開きにして悦ぶ。みっちりとした膣肉も本能から男の精子に喜んで、くちゅくちゅと肉棒を絞り上げる。
「やっぱり隼人、すごぉぃ……」
どぴゅ、どぴゅう。
ふるふると腰を捻り、体全体で絶頂を表現する。真っ白だったお尻は軽く火照り、可愛らしい真の顔が悦楽に蕩けきる。
最後の一滴まで彼女の中に流し込んだ俺は、心地よい余韻に浸った後、ゆっくりと肉棒を引き抜く。ぐちゅりと音がして彼女の桃尻から、粘液でてらてらと光る赤黒い肉棒が姿を現す。真の秘肉と肉棒の間に白い粘液の糸がかかり、ぼたっと地面に零れ落ちた。
俺は当然のように、膣中から出した肉棒を真の目の前に差し出す。彼女は嫌がるどころか、嬉しそうに俺の男根にしゃぶりつき。くっついていた精液と愛液を綺麗に舐め取り、それをごくっと飲み込む。ふむ、さすがに俺が教え込んだだけあって、彼女の後始末は実にうまい。
「真、そろそろ行くぞ」
いつもよりもじっくりと犯したせいで、かなり時間をくってしまっていた。早く行かないと学校に間に合わない。
「う、うん。……ちょっと待って」
彼女も手早く秘部の粘液を拭き取り、足にかかっていたパンティを履き直す。すっかり元通りになったボーイッシュな美少女だったが、彼女の胎内には俺の精液がたっぷりとたまっているはずだ。
「よし、じゃあ行こう隼人ぉ!」
すっかり満足した真は上機嫌に俺の腕を取り、寄り添うようにして歩き始める。……まあいいか。嬉しそうな真を前に、そう思って彼女の思うままにさせる。俺と真は恋人のように寄り添いながら学校に向かった。
「隼人、遅いぞ」
漸く学校に着いた俺を待っていたのは、良祐のこの一言だった。
「すみません、少し寄り道してしまって」
嘘ではない。ただ、少々人間としての道を寄り道していただけだ。少しおかしくおもって、彼に頭を下げる。もちろん結果的に寝取ってしまった幼馴染の事も含めてだ。
「それよりも隼人、これ……」
良祐が取り出したのは、一通の手紙。要するに今時珍しいラブレターという奴だった。もちろんこれは良祐が誰か他の人間から貰ったものに違いなかった。久しぶりのラブレターに俺は内心ガッツポーズを取りながら、彼の待ち望んでいた答えを返す。
「わかりました。良祐様、いつも通りにしておきます」
「いつも悪い……」
いやいや、全然わるくない。むしろお礼を言いたいぐらいだ。
「いえ、自分の役目ですから」
そう、主人である良祐の後始末は執事たる俺の役目。きちんと後腐れなく処理しますよ。ほっとした顔で良祐は自分の席に戻る。たぶん今頃は、俺への感謝で胸が一杯なのだろう。朝からいい事尽くめだと思っていると、先生が教室に入ってきてホームルームが始まる。今日も俺の淫靡な学校生活が始まったというわけだ。
「ひぃ、だめぇ」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ。
待ち望んだ昼休み、俺は体育館の傍にある用務員室で美しい少女を犯していた。背が高くすらりとした肢体が魅力的な少女は、その長い手足を俺の体に絡めて、激しい動きを全身で受け止めていた。
俺はまったく堪えることなく射精感を解き放ち、ほんの少し前までは新品だった子宮を真っ白に染め上げる。
「……はぁぅ…やぁ……またでてます」
どくぅ、どくどくどく。
口から出る言葉とは裏腹に少女の顔は陶酔しきり、うっとりと俺を見つめて、足を絡めて俺の精液を受け止める。さすがに抜かずの五連発ともなれば、絶倫の俺でも射精の勢いは弱まる。だがそれでも普通の男と同じぐらいの量を、目の前の少女に流し込み続ける。
「だめといいましたのに……」
どくぅ、どぴゅぅ、どく、どく。
少女は流れるような黒髪を乱れさせ、綺麗に整った大人びた顔を紅潮させる。彼女のつい先ほどまで未使用だった処女膣は、俺の巨根に合わせてぱっくりと開き、可憐な桃色の肉襞にはべっちょりと精液が付着していた。
なんで俺が真っ昼間から美少女を犯しているかって?もちろんそれは良祐のラブレターのおかげだ。
昼休みに入って、俺はすぐにラブレターの主に会いに行った。良祐には断らないといけない理由があると、ラブレターの彼女に伝えて、慰めてあげるのが俺の役目。むろんあわよく……ごほん、とにかく彼女に伝えないといけない。
ラブレターに書かれていた名前は涼宮楓。結構な有名人だった。確か学年は一つ下の二年生。噂によると学園有数の美少女らしく、男達の間でも人気は抜群。古くから続く名家、涼宮家の一人娘ということで、文武両道、才色兼備の大和撫子。そのせいか男性との交際は皆無。何度告白されても断り続け、その貞節を守り続けているとの事だ。
さすがに良祐に告白する自信のある人間は、ステータスも高い。もしかしたら涼宮家は没落気味だというから、彼女としては上月家の財力の方が魅力的に映ったのかも知れない。
下世話なことだが、俺は彼女のラブレターの文面に目を通す。内容を見ないことにはなにも始まらない。ふむ……要約すれば、こういう内容だった。
一月ほど前、学校帰りに不良に絡まれていた私をあなたに助けて貰ってから、自然と眼で追うようになりました。あなたの事を見ている内に私はいつの間にか恋に落ちてしまい、こうしてお手紙を書かせていただきました。いけないことだとは思いましたが、名前はお屋敷まで後をつけて調べさせて頂きました。あなたがいろんな女性から好意を受けていることは知っています。それでも私はあなたの事が忘れられません。そんな女性の一人でも構いませんから私と付き合って下さい、という内容が実に達筆な文字で書かれていた。
……ちょっと待て。一月前、何人かの暴漢に襲われていた女の子を助けたのは俺じゃなかったっけ?いや確かに良祐もあの場にいたけど、あいつらを倒したのは俺だぞ。そうかやっぱりルックスか……これは中々に悲しいぞ。大体、こんなに都合良く惚れられるなんて滅多にあることじゃないぞ。
僅かにショックを受けながら、俺は件の少女の元へと向かった。
「君が楓ちゃん?」
二年の教室に入った俺は、開口一番彼女にそう聞いた。さすがに彼女も、よく良祐の傍にいる俺の顔は知っていたらしく、素直にこくっと頷く。
「……少し、いいよね」
すぐに朝の手紙の件だと理解した楓は、疑いもせずに俺の後についてくる。俺は彼女を連れて、体育館の裏に向かう。
会話を交わさずに歩きながら、俺は隣を歩く彼女の美貌に舌を巻いていた。さすがに美形の多いこの学校で、美少女と呼ばれるだけあって、その美しさは郡を抜いている。
それなりの身長である俺と並んでも頭半分小さいだけの高身長に、ダイエットとは無縁のすらりとした肢体。体の方はモデル体型という奴で、凹凸がはっきりとしている方ではなかったが、腰の辺りなどはくいっと括れていて美しい曲線を描いている。
それに加えて、艶々とした長い黒髪、きりっとした細い眉、神秘的な黒い瞳につんと上がった鼻筋、それらとは対照的に桜色の柔らかそうな唇、それらが卵形の輪郭に丁寧に配置され、大和撫子という言葉ぴったりの美少女だった。
「ここでいいかな……楓ちゃん」
「は、はい」
人気のまったくない体育館の裏に来た俺は、向き直るとポケットに突っ込んでいた手紙を取り出す。楓も俺の顔をじっと凝視して、二人は一時の緊張に包まれる。
「これ、楓ちゃんだよね」
間違っていたら目も当てられないので、一応彼女に聞いておく。もちろん彼女はこくっと頷く。今頃彼女の心臓は、ばくばくと激しく音を立てていることだろう。
「……楓ちゃん、悪いんだけど君の手紙は返すよ」
真っ黒な瞳から一筋の涙が零れ落ちる。確かにこれは、本人でないことを差し引いてもきつかった。俺は彼女の手に手紙を渡す。
「どうしてですか?……私、傍にいさせてもらうだけでいいんです」
恐らく彼女にとって一世一代の大勝負だったんだろう。涙を拭いながら、必死になって良祐への愛を語る。
「だめだよ。……それがさ、婚約者がいるんだ」
そう良祐が、告白を受けて全て断っている理由はそれだった。幼い頃から、彼との結婚を約束された婚約者に、良祐は昔からべた惚れであったのだ。もちろん男だから、婚約者がいても恋はしていたようだったが、結婚を一月先に控えた今は浮気など考えもしないだろう。
「婚約者……私、それでもいいです。だから…」
正直これほどとは思わなかった。この楓という少女は、本気で良祐に惚れているようだ。俺の心の中を嫉妬が渦巻いた。
「ごめんな、それでもだめなんだ」
心苦しい事だったが、彼女を冷たく突き放す。これで漸く終わり……なわけがなかった。そう、俺にとってはこれからが本番なのだ。
「楓ちゃん、ほら泣かないで」
傷心の彼女に素早く近寄り、腕を回してぎゅっと抱きしめる。
「な、なんで」
驚いた様子の楓だったが、抱きしめる俺を突き放すようなことはしなかった。取りあえず、第一段階はクリアしたようだ。
「俺は、こんなことしか出来ないけど、良祐様も君が嫌いなわけじゃないから」
華奢な体をそうっと抱きしめ、あやすようによしよしと頭を撫でる。
「……ぇ?」
想定外な事に、彼女は泣き始めるようなことはなかった。いままでならここで、傷心の女の子は俺の胸に飛び込んでくるのだが……
「……その、貴方の名前はなんていうのですか?」
さらに予想外の展開に、俺は内心驚いていた。これはいい方向に向かっているのか、それともまずい事になっているのか、判断がつきかねた。第一、俺の顔を知っていたから名前も知っていると思ったのだ。これはとことん眼中になかったという事だろうか?
「あ、ああ。そういえば言ってなかったね。俺は新堂隼人、良祐様の家で執事をやっている」
答えないのも不自然なので、俺は答えることにした。しばらく呆然とした後、楓は動揺を隠さずに口を開く。
「……も、もしかして新堂様は上月様のお屋敷に一緒に住んでいらっしゃるのですか?」
「ああ、そうだけど?」
楓は俺の返答に黙り込んでしまった。一応抱きしめていても嫌そうではないのだが、少し気まずい空気が流れる。
「楓ちゃん、そのさ、そんなに落ち込まないで。俺でよかったら相談に乗るからさ」
その言葉になぜか頬を赤く染めた楓は、黙ったまま俯き続ける。このままでは、俺の野望が実りそうにない。目の前の楓は逃すには惜しすぎるほどの美少女だった。俺は、勝負に出ることにした。
「ほら涙をふいて……」
涙を拭き取る真似をして、顎を掴んで顔を上げさせる。そして……
「……!?ん、……ん、ん」
はむ、あむ、ちゅ、ちゅる。
無理やり楓の柔らかい唇を奪う。逃げられないように腕を背中に回し、体を密着させる。そして閉じられた彼女の口腔を強引にこじ開け、甘い舌が待つ唇の中に舌を差し込む。
「…ん……んん…ん」
ちゅう、ちゅる、むちゅ、んちゅ、ちゅく。
思いのほかに抵抗は弱かった。というか、楓はほとんど抵抗することなく、俺に口腔を蹂躙されることを甘受していた。丹念に歯茎を舐め上げ、舌を吸い、絡ませあう。ぴちゃぴちゃと水音が漏れると共に、大和撫子との口姦が続いていく。彼女の甘い体液を啜り、逆に俺の唾液を流し込む。
「ん……ん…んく、んん!?」
楓は、俺の流し込んだ唾液を驚きながらも飲み込んでしまう。俺は次々に唾液を流し込み、そしてそこに一つのカプセルを潜り込ませる。楓は目を見開いて驚くが、既に手遅れだった。ごくりと喉をカプセルが通り、彼女の中に入っていく。
「……はぁ、はぁ、はぁ、どうしてこのようなことを…」
恐らく彼女は、キスと、それに飲み込ませたカプセルの事を聞いているのだろう。もう彼女が逃がれられないことを知っている俺は、素直に彼女の質問に答えてやる。
「さっき飲ませたのは即効性の媚薬だよ。ほらもう効いてきただろ」
俺がそういうと共に、彼女の肌がやんわりと赤くなる。上月グループ傘下の製薬会社に作らせた媚薬は、かなり強力かつ即効性があるのだ。
「それに、俺のほうが楓ちゃんを幸せにしてやれる」
「え……?…きゃ!」
突然の告白に驚いた楓をお姫様抱っこで持ち上げて、俺はここのすぐ傍にある用務員のために用意された小屋へと向かう。本来は、この学園の用務員達が使うために作られたのだが、一昨年から寄付によって立てられた新しい小屋がその代わりになったので、無人となっているのだ。
俺はばたばたと手を振り抵抗する楓を抱きかかえて、その小屋へと入る。ここならば邪魔される危険もない。
「やぁ、止めてください……あん」
火照った少女の身体は、触れられるだけでも堪えようのない快感が走る。当然抵抗などできようわけがない。俺のなすままに制服を脱がされ、すぐに生まれたままの姿になる。
真っ白な楓の肢体は、武道でもやっているのか程よい具合に筋肉がつき、瑞々しく引き締まっていた。胸の方は発展途上で、まだ淡い膨らみでしかない。ただし形は綺麗だし、彼女の年齢を考えるとまだまだ成長の余地がある。それに今の段階でも、括れた腰や白桃のようなお尻は十分に女として魅力的で、全体的に白くほっそりとした楓の肉体は、美しいの一言に尽きた。
「綺麗だよ。楓ちゃん」
その一言に彼女の抵抗を一瞬止めた。俺はそれを逃さず、すかさず強張っていた太腿を広げ、腰を割り込ませる。絶対に処女だと断言できるピッチリと閉じたおまんこに、凶悪な肉棒を馴染ませる。もう裂ける心配はせずともいいほどに、奥から愛液が滴り、膣口が程よく柔らかくなっていた。
「新堂様、こんなこと……いぐぅぅっ」
ずちゅう。
俺は楓の苦痛の表情を見下ろしながら、正上位で彼女の処女膣を貫いた。やはり媚薬を使っていても痛いのか、背中に回された手が背中に引っかき傷をつける。
そして楓の処女膣から赤い純潔の証が零れ落ちる。女になったばかりの大和撫子の中で俺は、労わるように動き始める。まだ熟れていない美少女の膣内は、狭く雄を拒絶するようにぎちぎちと締め付けてくる。それでも媚薬によって蕩けた膣肉は、おずおずと俺の男根に纏わりつき、少しずつだったが確実にくちゅくちゅと音を立てて雄を受け入れ始める。
そう、そうして抵抗する楓の処女を打ち捨てた俺は、二時間近く入れっぱなしで楓を犯し続けていたというわけだ。
「楓ちゃん、そろそろ俺のこと受け入れる気になったかい?」
どぴゅぅぅ。
まだ女としては成長しきっていない体がぎゅっと俺に絡みつく。初々しい膣肉は自らに初めて種つけてくれた肉棒にたどたどしく絡みつき、必死に精液を奥へと運びこむ。
「あなたがこんな人だなんて……ひぃ、またぁ」
ずちゅう。
媚薬を飲まされ快楽に狂った少女の体は、初めての男に完全に隷属していた。俺が再び腰を動かし彼女をみっちりと満たす肉棒を動かすと、しっかりと手足を絡ませ必死になって俺の突き下ろしを受け止める。
「ふぅん。じゃあまだやらないとね」
ぐちゅ、ずちゅ、ずちゅ。
男に慣れ始めた少女の膣肉は、自らを激しく犯す強い雄に惚れ込み、奥へ奥へと誘い込むような動きを見せる。
「だ、だめです。あん…これ以上出されると私……くぅぅ」
俺に抗議し始めた楓は、途中で口を噤み、顔を背ける。
「私?」
ぐちゅう。
質問に答えない楓に俺は大きく腰をグラインドさせて、楓の急所である膣の上壁をごりっと擦る。たまらず彼女は俺にしがみ付いて、口を開く。
「あぅぅぅ……私、本当に孕んでしまいますぅ」
確かにこれだけ何度も健康な男女が交わっていれば、それもおかしいことではない。
「そうだね。……できちゃうかもしれないね。楓ちゃんそろそろ危ない日なんだもんな」
ぐちゅ、じゅく、ぶちゅ。
犯しているうちに、彼女は混濁した意識で何度もそう叫び、中出しを拒んでいた。それが真実だとすれば、危険日の胎内に危険な精子を大量に溜め込んでいる今は、本当に危険な状態だった。
それに彼女には伏せていたが、最初に飲ませた媚薬には、弱いながらも女を妊娠しやすくさせる効果があった。排卵剤のように強力ではないのだが、胎内を精液の活動しやすい環境にして、受精させやすくするのだ。
「だ、だから早く抜いてください、ああ、あん」
ずん、ずん、ずん。
快楽に喘ぎながらも、楓の顔は青ざめ妊娠の不安を露にしていた。
「だめだって、楓ちゃんが俺のものになるまで離さないって最初にいったろ?」
一旦腰の動きを止めて、今度は円を描くように腰を動かし、ぐりぐりと彼女の膣内を刺激する。
「あいつに惚れるのなんかやめて、俺にしなよ。俺なら楓ちゃんを幸せにしてやれる」
ちゅっと楓の唇にキスを落としながら、膣奥では鈴口で子宮口とくちゅりとキスを交わす。俺のこの言葉は、彼女の心を打ったようだった。
「その……新堂様は、私の事愛してくださいますの」
心を決めたのか、楓はまっすぐに俺のことを見つめてくる。心細そうな美貌が、縋るように俺を見つめる。
「当たり前だろ。一生俺が養ってやる」
養うというか囲うというか、まあ表現は色々あるのだが、それでもこの少女を一生養う算段は出来ていた。本来執事などというものは、使えるお金など限られているのだが、俺は幸いにも上月家の機密費というものを任されていた。
本来なら、表に出せないようなことを処理するための資金なのだが、もっぱら俺は自分の愛人達の維持費用としていた。機密費だから表に出ないし、上月家の人間は存在も忘れているようなお金だから、自由が利いた。それにもし上月家の人間がそれを知っても、全て良祐と旦那様の愛人維持にかかったお金ということしている。だから彼女を養い……そしてもし孕ませたとしても、何の心配もなかった。そして当然、好きにもなれそうにない女を養おうと思えるほど、俺は甲斐性があるわけではなかった。
「……分かりました。私、新堂様のものになります。ですから早く……」
ぐちゅぐちゅと、結合部から精液が湧き出し用務員室の床を汚す。この分では今更抜いても結果は見えていそうなものだったが、それでも必死な彼女は早く抜こうと、俺を押しのける。
「本当だね、楓ちゃん?……まあ涼宮の人間が嘘など言うわけないか」
「も、もちろんです。涼宮の名にかけて、あなたのものになることを誓います」
俺は可愛そうに思いながらも、ぐりぐりと亀頭で子宮を圧迫していく。何度もの性交で、ぱっくりと開ききった子宮口にぴったりと亀頭がうまり、中から溢れてきそうだった精子を再び中へと押し込む。
「ひぃぁ、何で、あなたのものになるといいましたのに……はぅ」
ぐりゅう。
強引に腰を押し付けた俺に、楓は逆らうことも出来ずに必死に訴える。
「だから俺のものになったんだろ?楓ちゃんの綺麗な顔も、美しい体も、それにここもさ」
ぽんぽんと優しく胎を叩き、俺の意思を彼女に伝える。楓はぼっと赤くなり、かぁ~っと顔を逸らす。
「いやぁ、だめです」
口では拒絶しながらも、楓の心の中は変化を始めていた。つまり今まで完全に拒絶していた受胎を、心の一部で受け入れてしまったのである。後はそれが伝染病のように、彼女の頭の中を埋め尽くしていく。
「嘘つくのかい?楓ちゃん。ほら、いくよ」
どぴゅぅぅぅ、どぴゅるぅぅ、どくぅ。
俺はぐりぐりと子宮口にめり込んだ肉棒から精液を叩き込む。実に6回目、子宮の方は既に必要のないほど精液を注ぎ込まれていたが、それでも新鮮な子種が植えつけられていく。
「そ、そんな、またでてますぅぅ……ぁれ?なに……ひぃぁ」
どくぅぅ、どぴゅぴゅ、びゅくぅぅ。
俺の亀頭にぐりぐりと子宮が押し付けられる感触と、子供作るために種が注ぎこまれていく本能からくる快感が、楓を絶頂へと押し上げていく。楓のか細い腰が、俺の腰と完全に密着し、あたかも一つの生き物であるかのように絡み合う。大和撫子の美しい顔が、快感に蕩け視線を彷徨わせる。
旧家の令嬢は、女としての快感に堪えられなくなっていた。強い雄の肉棒から子種を注がれ、しかもその雄を心の底から受け入れてしまっていたのである。
「なにかきてます、ああぁぁぅぅ」
びゅるっぅぅ、びゅくっぅぅ。
楓は長い手足を俺に絡めたまま、盛大に絶頂に至った。だらしなく口を半開きにし、自分からごりごりと腰を擦り付ける。楓の女肉は狂おしく肉棒に絡まり、ぎゅうぎゅうに締め上げてくる。
「……あ…ああ…」
びゅぅぅぅ、びゅるるぅ。
自分の肉棒で、極上の牝を始めての絶頂に押し上げた満足感は、股間への快感にも繋がった。どくどくと注ぎ込み続ける精液は、さっきまでよりも明らかに多く、大和撫子の子宮へと種付けていく。
清楚な少女の美貌が、淫蕩に蕩ける姿はいつ見ても楽しいものだった。しかも今回の楓は、紛れもなく良家のご令嬢であり、淫雑の欠片すら感じさせない和風美少女なのだ。
「はぅ、ぁぅ……私もう、新堂様から離れられません」
楓は神秘的な黒い瞳を潤ませて、自分の腹の中に子種を植え付け続ける俺をうっとりと見つめる。今までの拒絶する態度は一変し、身体の快感を受け入れ心からの悦びの表情を浮かべる。
幸せそうな彼女の優美な美貌を見つめながら、楓に負担をかけないように俺は、完全に陥落した彼女の膣内から肉棒を抜き、彼女の横に転がる。彼女の膣内からはごぽっと精液が零れ落ちたが、清楚な秘唇はすぐに口を閉じてしまい、そのほとんどが中に入ったままになっていた。
楓は精液を掻き出そうともせずに、散々中出しされたお腹を優しく撫でる。そして隣で横たわる俺の身体に、甘えるように擦りつき、幸せそうに頬を緩めた。
「その……新堂様…」
俺は向き合った状態で寝そべる楓の身体に、腕を回してぎゅっと抱きしめる。彼女はそれが嬉しかったようで、拒むことなく身を任せて俺の腕の中に納まる。
「楓ちゃん。その新堂様ってのは止めてくれないか。もう君は俺の女なんだから、名前で呼んでくれよ」
「は…はい。……隼人様」
恥ずかしそうに顔を染め、上目遣いでそっと俺のことを見上げてくる。やばい……可愛すぎる。凛とした雰囲気のある楓のような美少女が、こうやって俺に依存しきっているのは凶悪なまでの可愛さだった。
「なんだい、楓ちゃん」
まっすぐな黒髪を片手でいじくりながら、頭を彼女の小さな顔に寄せる。
「あの……もう少し、このままでいいですか?」
…これは本当にやばかった。ぴったりと俺の胸に収まり、不安そうに俺を見つめるその姿に、俺は六発も出したというのに再び催してきそうなぐらいだった。
「…あ、ああ。いいけど。あっ、そうそう楓ちゃん。明日からうちのお屋敷に来てもらうから」
強烈な庇護心に襲われながら、俺は楓にそう宣告した。せっかく俺の女になったのに、学校でしかやれな……会えないというのは悲しい事だし、もし本当に彼女が孕んでしまったら屋敷にいないと何かと不便だ。
「え……?」
目を真ん丸くして驚く楓。
「学校はうちから通ってさ。大丈夫、楓ちゃんのお父さんには俺から言っておくから」
うちの屋敷から学校に通っている人間は結構多い。まあそのうち退学とか休学とかになる子も多いんだ……そうそう、楓の父親にも連絡しとかないといけない。こういうときのために弱みも握っているし、お金もチラつかせればすぐに了承するだろう。
「……本当に」
まだ心配そうに訝しがる楓。
「嫌なのかい?」
「そ、そういうわけじゃありませんけど」
本当に嫌という訳ではなさそうだった。ただ突然の事態に当惑している様子で、急に自分の日常が変わってしまう事への不安を露にしていた。
「じゃあ明日からは、うちの屋敷でずっと一緒だ。まあメイドさんとして来ることになるから、家事はやってもらうけど。家事は苦手?」
「いえ、苦手じゃないです。むしろ家の仕事の方が好きなぐらいです」
何気ない会話に少し安心したのか、柔らかい微笑みを浮かべる。
「よかった。それならずっと一緒だね」
そう言って俺は、楓の華奢な肢体をしっかりと抱きしめる。彼女もそれを受け入れてくれたのか、おずおずと俺にしがみ付いてくる。
「……はい」
小さな声だったがはっきりとした声で、肯定の返事をする。それから俺と楓は抱きしめあったまま、性交の余韻である幸せな気だるさに身を任していた。
「うふふ」
うっとりとした表情で俺の胸に蹲っていた楓は、くすくすと笑い始める。
「どうしたんだい。急に笑って?」
「教えてあげません。隼人様は私に意地悪したから、秘密です」
意味深な微笑みを浮かべた楓は、べーっと舌を出す。凛とした彼女の幼い仕草に、俺の心は和んだ。
そういえば……楓はあんまり良祐の事を口にしなかったな。思い返せばずっと犯している間、一言もあいつのことを話さなかったように思える。他の娘なら、慰めていても良祐良祐とうるさく、こっちの方が萎えてしまう娘も多いのに。まあ今の楓はとっても幸せそうだし、俺のことを受け入れてくれたみたいだから、それだけで俺は満足だった。うむ、終わりよければ全てよしなのだ。
楓との蜜月の時を過ごして、教室に戻ったときにはもう最後の授業が始まっていた。そしてその授業が終わると帰りのホームルーム、そしてめくるめく放課後が始まるわけだ。
「良祐様、今日は生徒会があります。その後、テニス部が助っ人を頼んできています」
俺は放課後になると、いつもの通り良祐にこの後の予定を伝える。面倒なことだが、これも執事としての勤め、きちんとこなすしかなかった。
「そうか、じゃあ早いとこ生徒会の方を済ませよう」
良祐と俺は、この学校の生徒会に所属していた。というか俺は、良祐に合わせてこの生徒会に入っただけだ。あいつは生徒会長の色香に騙されて副生徒会長になった挙句、俺まで会計に引きずり込んだ。ほとんどやることのない副生徒会長と違って、会計は面倒なのだが。まあ良祐の名前を借りて、予算の豊富な学校の贅沢費をたんまり着服させてもらっているし、加えていい事もあるのであまり文句はなかった。
「遅くありませんこと?上月さん、新堂さん」
生徒会長室に入ってきた俺を出迎えたのは、生徒会長である神楽麗華だった。贅沢な内装の部屋に、さぞお金のかかっている椅子に座って俺達を一瞥する。もちろん俺達が座る席など用意されてはいない。
上月グループに敵対する神楽グループの総帥の父、そしてスーパーモデルを経て大女優として成功したフランス人の母を両親に持つ彼女は、良祐と同じく財産、才能、容姿、全てに優れていた。
しかし良祐と麗華の二人は、同属嫌悪というべきか、まったく気は合わなかったようで、会うたびにつんつんと喧嘩している。
「そうですか?神楽さん」
「ええ、そうですわよ。……早くお座りになって」
見れば見るほどいい女だ。母親譲りの豪奢な美貌に、縦にロールした輝くような金髪、そして混血の証であるグレーの瞳。そして、日本人ではありえない凹凸に富んだ体つきは、むしゃぶりつきたくなるほど魅力的だった。
「それで上月さん。文化祭の件はどうなりましたか?」
「文化祭?」
首をかしげる良祐。……そういえば、良祐に伝えるのを忘れていた。この前麗華から、伝えておくようにと言われていたんだった。
「あらあら、この前頼んだじゃありませんか。あなたに三年の出し物を取りまとめるように……と」
相変わらずつんつんとした態度の麗華。誰に対してもこんな感じなのだが、あんまりこういう態度に慣れていない良祐は、明らかに不機嫌そうな顔をする。
「良祐様、その件は私が処理しておきました」
「あら、新堂さんがやってくださったの?仕えないご主人様に比べて本当に有能ですこと」
あからさまに挑発と分かる麗華の言動に、ぴりぴりとした空気が流れる。麗華がわざとそういう言動を取っているのは知っているが、それでもやり方を変えてもらえないかとも思う。
「良祐様、ここは私にお任せください。そろそろテニス部の方々が良祐様を待ち望んでおられるでしょうし」
俺はすかさずフォローを入れ、良祐にはこの場を出て行ってもらうことにした。最も言っている事は嘘ではなく、テニス部では彼のことを待っているはずだ。それに出て行ってもらえると非常に都合がいい。
「ああ、そうさせてもらうよ」
「そうですわね、役に立たない上月の人間は必要ありませんわ」
良祐は生徒会長室から立ち去り、後には俺と麗華が残された。一気に部屋は静まり返り、俺と彼女の視線が交錯する。彼女は眉を顰め、顔にかかる豪奢な金髪をうっとおしそうに手でかきあげた後、俺に向かって口を開く。
「なにそんな所に突っ立っていますの?早くこっちにきなさい」
俺は、はいはいと答え麗華の傍に近寄る。俺が近寄ると、彼女もすくっと立ち上がり俺の傍に寄り添う。
「……ちょっと隼人、何しているの」
いらいらとした口調でじっと俺を見つめる麗華。
「何って?別に何もしてないけど」
そう俺は何もしていなかった。ただ目の前の美しい顔を、にやにやと見つめているだけだ。
「あなた……分かっているのでしょう」
そう女王様は、俺が彼女に何もしてこないことに怒っているのだった。それでも怒っている彼女を前に、俺は何もしなかった。彼女をにやにやと見つめ続ける。
「……わたくしにしろと仰るの?」
「別に俺は何もいってないよ」
「…っくぅ」
悔しそうに唇を噛んだ彼女は、おもむろに膝をつく。
「こんなことして、覚えておきなさい」
ぎろっと睨みつける麗華。おいおい俺は何もしてないだろ、そう思いながらも輝くような美貌の女王様の言葉は、有無を言わさない威厳に満ちていた。
「……ふふ、もうこんなに大きくなっているじゃない……ん」
麗華は制服のズボンから俺の巨根を取り出すと、うっとりと見つめながらふぅっと息を吹きかける。そして俺の肉棒がびくっと反応するのを嬉しそうに見つめ、その隆々と立ち上がる肉棒に艶々とした真っ赤な唇を近づける。柔らかくぬめった粘膜の感触が亀頭、雁、根元へと進み、慣れたように甘い舌がちゅるちゅると絡みつく。
「…んん、ん…んちゅ……ちゅく、ちゅる」
湿った水音が唇の端から漏れる。夢中になって俺の肉棒にしゃぶりついた女王様は、一心不乱に口の中で咀嚼する。柔らかい粘膜は俺の肉棒を包み、堪えようのない快感が腰奥から湧き出てくる。
「んぁ…ん……はぁ、はぁ、これで十分ね」
麗華は真っ赤な唇からがちがちに硬くなった肉棒を取り出し、うっとりと満足そうに見つめる。最初から彼女は、口の中で俺を満足させる気などなかった。
彼女はすくっと立ち上がると、目の前に男がいることなど微塵も気にせずに、純白のパンティを細く長い足から脱ぎ捨てる。続けて制服のブレザーを脱ぎ捨て、その下のシャツのボタンにも手を掛ける。麗華はブラジャーをいつも着けていないから、大きく開いたワイシャツから、豊かに膨らむ真っ白な乳がはみ出る。ブラジャーを着けずとも形のいい張りのある乳房は、半分乳首まで露出させて俺の目を釘付けにする。
「うふふ……ほら隼人、コンドームを出しなさい。今日はわたくしが付けてあげるわ」
俺が釘付けになったのを嬉しそうに微笑んで、彼女は俺に命令する。その命令従って財布を取り出し、コンドームを探る。
「えっと麗華、今日は危険日だったっけ?」
「そうよ、だからコンドームを早く出しなさい。あなたの子供なんてまっぴらなんですから」
彼女の言葉を聞いて、俺は財布の中から特殊仕様と銘打たれたコンドームを選んで取り出す。俺の巨根も収まる特別製の極薄コンドームで、これも上月グループの技術力の成果の一つである。
取り出したコンドームを目の前の女王様に手渡すと、彼女は慣れた手つきで取り出し口で咥える。そして再びしゃがみこむと流れるような手つき、いや口つきで俺の肉棒にキスをするようにして装着する。特殊仕様と銘打たれたそれは、俺の肉棒にぴったりと密着し、本来なら余るはずのさっきぽも亀頭の形に吸い付き、ごつごつとした形を露にしていた。
「んぁ……これでいいですわね」
しっかりと付けて安心した麗華は、立ち上がって俺の体に自分の豊かな肢体を擦り付ける。ぎんぎんにそそり立った肉棒が、彼女の太腿に擦れる。
「うふふ、そんなにせっつかなくても早く入れてさしあげますわ」
片足を大きく上げ、ゴムに包まれた亀頭に花園を合わせる。大人っぽい肉体とは対照的に、幼女のようにつるつるの秘裂は、既にとろとろに愛液を滴らせて、めい一杯に開いた口で俺の肉棒を飲み込んでいく。
「んぁ……やっぱり、大きいですわね」
括れた腰の奥まで肉棒を飲み込んだ女王様の肉壷は、膣口の辺り、雁の辺り、そしてその中間をまるで意思を持っているかのように締め付け、がっちりと俺の肉棒に絡まっていた。要するに全て一流の女王様は、ヴァギナも超一流で、三段締めの名器というわけなのだ。
「隼人、もういいでしょ。動いてくださって」
じれったそうに腰を揺らす麗華は、少ししおらしく頬を赤らめ、俺に動いてくれるようにおねだりする。
「わかったよ……ほら」
ぐりゅうっぅぅぅ。
「あぁぅぅ!!」
俺は麗華の白い太腿を抱えて、彼女の体を持ち上げる。片足を上げた不自然な格好だった彼女は、たまらず俺に足を絡ませる。それが肉棒を深く咥え込むことになって、彼女に甲高い喘ぎ声を上げさせた。
「これでいいかい、麗華」
ぐちゅ、ぐりゅ、ぐちゅ。
赤黒い肉棒が真っ白な体に出入りして、きつきつのおまんこを抉りこむ。女としての色気をむんむんに漂わす麗華の女体とは違って、おまんこの方は経験不足で百戦錬磨の俺の肉棒には、かき乱される一方だった。
「ぁ…ぁん…はぁん……あ、あなたに麗華と呼び捨てにされる……くぅ…わ、私を麗華と呼んでいいのは、あの人だけで……ひぃぁ」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ。
口ではつんつんした事をいいながらも、下の口は素直だった。とろとろの愛液が肉棒に纏わりつき、肉壁がしっかりと離さないようにしがみ付く。しかも無数の肉襞が重点的に亀頭に絡みつくサービス付だ。
「でもさ君が処女を捧げたのは俺だぜ。あの人じゃなくってな」
ずん。
「あんっ」
柔らかいお尻をぐいっと掴み、奥へと突きこむ。薄いゴム越しに、子宮口のこりっとした感触を亀頭の先で感じると同時に、すぐさまちゅうちゅうと吸い付いてくる。
「で、でもあの人はわたくしの旦那様ですわ…あ、そこぉ……」
彼女の言うとおり、麗華はこの年でもう人妻になっていた。当然政略結婚で、相手は父親の部下の三十台後半のやり手のエリート、俺も仕事であったことがあるからよく知っている。二人の年は離れていたが、麗華は昔からそいつに憧れていたらしく、嫌ではなくむしろ嬉しかったらしい。彼女が結婚していることは秘密になっていて、彼女が20になるまでは披露宴も開かないそうだ。
そんな麗華と俺の関係は、要するにセフレという奴だった。彼女は経験豊富な旦那様に追いつくために後腐れのない練習台を、そして俺は見返りに彼女の身体を味わうわけだ。まさにギブアンドテイク、少々得しているのはこちらだったが、公正な取引といえよう。
「……そ、そうよ、あなたはこんなゴム付けていますけれど、あの人は危険日でも生でしてもいいのよ」
彼女は必死に、俺と旦那との違いを力説してくる。俺は彼女の言葉に、多少の嫉妬心を感じると共に、にやりとしてしまう。
「そっか、じゃあ今日もしてもらうんだ?今日は危険日なんだろ麗華」
子宮に押し付けた肉棒をぐりぐりと押し付け、危険日のあったかい胎内を刺激する。
「あぅ……そ、そうに決まって……んくぅぅ…いるじゃない。…わたくしたちは新婚なのよ」
しかし女王様の輝かんばかりの美貌は曇り、悲しそうに眉を落とす。やはり、麗華と彼女の旦那が新婚早々セックスレスというのは本当のようだ。何でも年の差ゆえにうまくいっていないのと、旦那の方がいんぽ気味とのことで、碌に夜の生活は送れていないらしい。
これは旦那本人から相談された事だから間違いない。いくら相談できる若い知り合いが俺ぐらいしかいないとはいえ、新妻の浮気相手に夜の相談とはついていない。
「ふぅん、じゃあ旦那さんがもの足りないから俺とやっているわけだ」
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ。
リズミカルに腰を動かして彼女の中で肉棒の存在を誇示する。
「あん……ち、違うわ!…ひぃぁ……貴方とは…あ……長い付き合い…やぁ…ですから、仕方なく」
俺の肉棒に翻弄されながら、声も途切れ途切れに反論する。まったく強情な女王様だ。下の口はこんなに素直に俺に奉仕しているのに。
麗華の秘肉はだらしなく口を広げ、俺の巨根を必死に咥え込んでいる。これだけおまんこを巨根に慣らされてしまっては、彼女は俺以外ではもう満足できない身体になっているはずだ。
「……分かった。俺はもう麗華から手を引くよ」
もちろん手を引く気などさらさらない。これも駆け引きという奴である。
「何いっていますの。そんなのわたくしが許しませ……ひぁ」
スカートに包まれた柔らかいお尻を鷲掴みにして、肉棒を最奥に押し付ける。麗華のむっちりとした身体が俺に密着し、大きく開いた胸元が目の前にくる。
「でも旦那さんに悪いだろ。ほらコンドームを付けていても出来るときは出来るっていうし」
豊かに膨らむ双丘を眺めながらぐりぐりと子宮を圧迫し、今自分たちがどういう行為をやっているかを彼女に想起させる。美しい新妻の体は、男の種を搾り取ろうと肉棒に絡みつく。もし一滴でも膣に垂れたら、あっという間に最奥へと運んでいくだろう。
「……」
ぎゅっと手足を絡めたまま、黙りこくる麗華。
「わかったろ。俺とはこれで最後にしよう。それが一番いい」
ぐりゅう。
円を描くように腰をゆっくりと動かし、子宮口まで完全に嵌っている肉棒で内側から、きつきつのヴァギナを刺激する。こうすると膣壁に肉棒が押し付けられて、麗華に俺の巨根を直に感じさせられる。
「ぁぅ…な、何で……」
「もちろん俺は麗華とやりたいけど、君がいやなら仕方ないし」
花園の奥から湧き出るとろとろの愛液が肉棒に絡まり、静かな生徒会長室にくちゅくちゅと淫らな音を響かせる。
「……その、わたくしも隼人とするの嫌いじゃないですわ」
グレーの瞳を欲情に染め、ぶつぶつと小さな声で囁く。
「もし俺の赤ちゃんができちゃったら大変だよ。今日なんて麗華、危険日だし」
そういうと俺はがんがんと上下に腰を動かし始める。制服の下では、無垢なおまんこに凶悪な肉棒が出入りし、ぐちゅぐちゅと淫らな音を立てる。
「コンドーム付けていれば、ほとんど出来ない事ぐらいわたくし、知っていますわ。それにもし隼人の……子供が出来ても、ちゃんとあの人の子として産みます」
豪奢な美貌を羞恥で真っ赤に染め、俺に見られないように顔を覆うようにしがみ付く。顔の前にきた麗華の胸元は、ワイシャツからはち切れんばかりの白い双乳がはみ出し、その頂点では小さめの乳首が美味しそうに揺れていた。
「ばれないかな?」
質問しながら俺は、興奮でつんと勃起したサーモンピンクの乳首をゆっくりと舌で舐める。ぷにぷにと弾力性のある突起に吸いつき、口の中で軽く甘噛みする。麗華は乳房に喰らいつく俺の頭にしがみ付きながら、自然と漏れてくる喘ぎ声を抑える。
「ば、ばれても、ひゃぅ……あの人はわたくしに何もいえません」
そう言い放つ彼女の口調には、自分に遠慮ばかりで一向に抱いてくれない夫への不満があった。それでも彼女は、旦那に愛情を感じているらしく後ろめたさが言葉の裏に透けて見えた。
それに何より麗華は、まさか俺の子を妊娠するわけがないと高をくくっているはずだ。なんだかんだ言ってもコンドームの避妊効果はほぼ確実であるし、物心ついた時から憧れていた自分の夫以外の子を孕むというのはリアリティに欠けているはずだ。だが俺は彼女のこの言葉が聞ければ十分だった。
「そうか、そんなに言うなら……」
一旦顔を上げた俺は乳首に絡めていた舌を、瑞々しく張りのある乳房へと移していく。そして真っ白に輝く初雪のような素肌を、吸い上げ赤い証を残していく。
「だ、だめですわ……そんなことしたら……」
未だに口では押し止めてはいたものの、麗華はその柔らかい乳房を離すどころか俺に押し付け、吸い上げる度に膣が肉棒を締め付けてしまっていた。俺は乳房に跡を残しながら、再び腰を動かし始める。愛撫で完全に堕ちきった麗華の女肉は、俺の突き上げに蕩けるような反応をみせる。
「やぁ、あ、あ、すごぅいいい」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ。
ハーフの女王様は、その白い美尻を揺さぶって俺の突き上げに答える。制服の下に隠されたむちむちのボディを惜しげもなく俺に擦りつけ、歓喜にむせび泣く。
「麗華、やっぱり旦那より俺のほうがいいだろう?」
白い美乳にたっぷりと赤い跡を付けた俺は、しがみ付いてくる麗華の耳元に息を吹きかけながら囁く。当然下半身では、腰をがんがん動かし、麗華のきつきつのおまんこを抉り、ぐりぐりと肉壷をこそぎあげる。
「あぅ、あ、当たり前じゃないですの。隼人のより気持ちいいのなんてありませんわ……はぁん」
娼婦のように淫蕩な笑みを浮かべた麗華は、何が何だか分からないまま絶叫する。もしこの生徒会長室に防音効果がなければ、外にまで響き渡っただろう。俺に抱えられたまま、麗華の淫靡な肉体が悦楽に踊り、白い媚体が悩ましげにくねる。
「あ、あ、くるぅぅ、きちゃいますわぁ」
ぐちゅ、ちゅく、ぐちゅう。
グレーの瞳は焦点を失い、女王様はその豪勢な美貌を蕩けさせたまま、ぴくぴくと俺の腕の中で痙攣し始める。俺はそれを見届けると、一旦腰を引いてしっかりと麗華の尻を掴みなおし、一気に最奥まで貫く。
「ああぁぁぁ、いっちゃいますぅぅ」
甲高い絶頂の声を上げた麗華の、ピンクのおまんこの奥深くに肉棒を突き立てる。衝撃で白桃のようなお尻がきゅっと強張り、むっちりとした乳房がぷるぷると揺れる。そして俺は女王様の豊満なバストに半ば顔を埋め、完全に子宮口と繋がった肉棒から精液を解き放つ。
「だめぇ、くぅぅぅぅ」
どぴゅぅぅぅ、どぴゅるぅぅ、どくぅぅどくぅ。
俺の鈴口から怒濤のように注ぎ込まれる大量の精液。しかしそれらは装着されたゴムに遮られ、麗華の卵子が待つ子宮へと流れ込むことはない……わけはなかった。
俺が麗華に着けてもらったコンドームは何しろ特別製なのだ。実はこのコンドーム、亀頭の先端の僅かな部分が、他の部分とは別の素材で出来ている。そしてそれは、愛液に含まれる一部の成分に反応して溶け出すのである。つまり今、俺の亀頭の先端はゴムから露出して、生の状態で麗華の子宮口にめりこんでいた。
「あん、隼人もわたくしの中で出していますのね……」
どぴゅぅぅ、どくぅぅ、どぴゅぴゅ。
しかもめり込んだ鈴口からは、絶え間なく精液が膣奥へと注ぎ込まれていく。気づかぬまま子種を危険日の胎内へと植えつけられている麗華は、まさか自分の胎の奥でそんな事が起きているとは思わずに、自分から足を絡めて腰を擦り付ける。
どくぅぅ、どぴゅぅぅぅ、どぴゅくぅ。
気づいていたのは射精を受け止める、麗華の媚肉だけであった。ひくひくと蠕動を続ける女王様の膣肉は、精液を放ち始めた肉棒に、あらん限りのサービスを始める。
まずは子宮口までめり込んだ肉棒を離さないように、三段締めが雁首、根元、そしてその中央にがっちりと食い込む。さらに放ち続ける精液を一滴でも逃さないように、きゅきゅっと肉壷が締まり、行き場のなくなった精液を子宮へと誘う。止めに、亀頭に喰らいついた子宮口がちゅうちゅうとスポイトのように精液を奥へと運んでいく。
「……はぁ、はぁ、今日は腰の辺りがじんじんきますわね」
どぴゅぅぅ、どくぅぅ、どくぅ。
絶頂から我に帰った麗華は、呆けた美貌に不思議そうな顔を浮かべる。さすがに奥に精液が注がれる感触までは分からなくても、それに子宮が悦んでいることには気づいているようであった。
「気持ち悪いのかい?」
「いえ、その……気持ちいいですけど……」
俺は麗華の気を逸らすために、声をかける。先ほどの告白で気恥ずかしいのか、彼女はさっと顔を赤く染めて視線を逸らす。
どくぅぅ、どくぅ。
その間も俺の肉棒はびくびくと脈打ち、腕の中ではぁはぁと息をつく麗華の危険日の胎内へと子種を撒き散らす。女王様は絶頂の余韻と、子宮から伝わってくるじんじんと精液に悦ぶ牝の快感に、セクシーな肢体を俺に絡めたままうっとりと黙りこくっていた。
どぴゅ、どぴゅう。
「……まだ出していますのね。本当、ゴムを付けませんでしたら、大変な事になっていましたわね」
彼女はぎゅっと俺にしがみ付き、耳元でうっとりと囁く。事実、彼女の胎の中では大変な事になっていた。俺の出した恐ろしい数の精子が、子宮から卵管へと向かい、排出されるはずの卵子を待ち受けて泳ぎ回る。彼女の預かり知らぬ所で、新たな生命が生まれようとしていた。
「麗華、そのさ……もう一発いいかい?」
俺はぼぅ~っと陶酔しきっている麗華にそう呟く。帰るまではまだまだ大分時間がある。この絶好の機会を逃すわけにはいかなかった。
「……けだものですわね」
そう呟く麗華は、いつものきつい視線ではなく、甘えるような眼差しで俺を見つめていた。
「だめかな?」
「…また、わたくしに言わせるおつもりですか?」
白皙の美貌がぽっと赤くなり、しおらしく視線を逸らす。
俺はそんな可愛い麗華のおまんこをずっぷりと貫いたまま、いつも彼女が座っている豪華な椅子へと腰掛ける。二人乗っかっても十分余裕のある椅子に座ったまま、俺は再び女王様を突き上げ始めた。
むろんこの後俺が、麗華の子宮に直接何度も種つけたのはいうまでもない。
校門の所で良祐を待っているリムジンの運転手に、俺は用があるから先に帰る、と言伝を頼み、俺は一足早く屋敷へと帰った。
「あら隼人、早かったのね」
玄関をくぐり、自分の部屋に入った俺を出迎えたのは、思わずこちらが嬉しくなってくるような満面の笑みだった。
ふわふわと柔らかそうな天然のプラチナブロンドに、青と薄い赤が交じり合った菫色の瞳、そして色素の薄い真っ白な肌。俺を見つめてくるその彼女の顔は、神が特別に手をかけたとしか思えないほど精巧な美しさだった。大きな目に、整った鼻筋、ピンクの唇、ともすれば整いすぎて冷たい印象を与えがちな美貌だったが、そこには心からの笑みが浮かべられて、見るものをほっとした気持ちさせてくれる。
「何いってるんだ。君が俺に会いにくるっていったから、早く帰ってきたんだろ?お姫様」
俺の言葉にくすりと微笑む美少女は、ふわりと抱きついてくる。そう俺は彼女の事を良く知っていた。
「本当はもっと早く着たかったのだけど、私の学校厳しくって。……ねえねえ、それよりとってもいいニュースがあるの」
くすくすと笑い、悪戯っぽい瞳で俺を見つめてくる。確か彼女の通っている学校は、名門の女学院で休日でも出てくるのは難しいみたいだった。ほんの二月前の夏休みまでは、毎日顔を合わせていたのがひどく懐かしかった。
「いいニュース?」
「そうよ、たぶん聞いたらびっくりするわ」
うきうきと声を弾ませ、小さな顔をぴったりと俺の顔に寄せて抱きつく。見た目よりもずっと豊かな体の感触が、俺の股間を刺激する。
「なんだよ?言わないとわかんないよ、アリス」
彼女の名前はアリス・S・フランシェル、そして近い将来上月アリスになる女性である。かつては王族の一門ですらあった、欧州でも屈指の名門フランシェル家の令嬢であるアリスは、生まれたときからこの上月家に嫁ぐことが決まっていた。
本来なら気位の高い欧州の名門が、いかに世界屈指の大グループを支配する家とはいえ、極東の島国に娘を嫁がせるなどありえなかったが、彼女の父シュバイク二世は独断で、上月家との絆を作るために生まれて間もない愛娘を嫁がせることを決めたのである。彼がその決意を固めた背景には、欧州の地位低下、フランシェル家の台所事情、上月グループの世界的成功など色々あったが、最終的は良祐の父が欧州の社交界に食い込むために、シュバイク二世に破格の条件を出した事が大きい。
そして日本に嫁ぐことが物心つく前から決まっていたアリスは、幼い頃から日本語を学ばされ、この上月の屋敷にもよくやってきていた。親達は、幼い頃から仲良くさせればそれほど抵抗なく結婚させられると考えてのことだった。実際幼い頃から顔を合わせた少年少女達は、親達の思惑通り恋に落ちた。ただ少々問題があったが。
「あのね……私…できちゃった」
本当に幸せそうに微笑むアリス。
「できちゃった??」
「何驚いているのよ、隼人。赤ちゃんに決まっているじゃない、隼人と私のあ・か・ちゃ・ん」
甘ったるい唇を耳に近づけ、一語、一語区切って俺に伝える。天使のような美貌に妖艶な微笑みを乗せて、ふぅっと俺の耳に息を吹きかける。
「あれぇ、喜んでくれないのぉ?隼人」
親達の思惑は半ばうまくいった。上月家の嫡男たる良祐は、天使のような絶世の美少女にあっけなく恋に落ち、少年から青年になった今でも彼女にべた惚れである。それが成功の半分。そしてもう一人、ヨーロッパから来たお姫様も極東の少年に恋に落ちた。問題は、その相手が白馬の王子様ではなく、その王子様に付き従うまだ小さな騎士だったということである。
「嬉しいに決まっているだろ、アリス」
王子に仕える騎士、つまり俺のことだが、は最初アリスを拒絶した。小さい頃から良祐への忠誠心を叩き込まれて育っていたし、何より当時の俺は、なんと言うのか少年の思い込みで色恋沙汰に興味を持たないストイックな男がかっこいいと思い込んでいた。
「うふふ、よかったぁ。それでね、名前は何がいいかな?」
もしそのままであったなら、相手にされないうちに、子供っぽい移り気で恋心もすぐに消え去っていたかもしれない。だがしかしこの欧州生まれお姫様は、その外見とは裏腹に騎士が守ってくれるのを待つような受け身なお姫様ではなく、自ら行動を起こすアクティブなお姫様だったのである。
彼女は俺が落ちない原因を知ると、すぐさまその外堀から埋めにかかった。
まずは良祐。アリスにべた惚れの良祐は彼女が涙ぐんで、隼人が遊んでくれない、と泣きつけば、わざわざ俺に命令までして、アリスと俺を二人きりにする。
そしてアリスは俺の興味を引くために、女の子らしい遊びではなく、ゲームやスポーツ、面白い玩具を使って俺を誘う。そうなれば男のガキなんていちころで、すぐに遊んで楽しいアリスに好印象を抱き、仲良くなっていった。
「名前……それは、良祐と旦那様が決めるんじゃないか?」
親達も想定外の自体に薄々感づいていたが、子供たちのやることだから、どうせ中学に上がって高校に入る頃には自分の相手が誰なのか理解するだろう、そう考えて手出しはしなかった。そして傍目には彼らの予想通り、中学に入ってからアリスは良祐との仲を深め、俺との間は離れていったのを見届け、彼らはほっと安心したのである。
「いやよ、私と隼人の赤ちゃんよ。名前は私たちが決めるの」
しかし実際にはお姫様の恋は中学に上がって消えるどころか、大きく成長していた。そして当の騎士、つまり俺にも変化が訪れていた。中学に入り、少年から青年へと成長していく過程、つまり思春期が訪れたのである。
そして思春期の俺の目に最初に入ったのは、自分に好意を寄せる類まれなる美少女だった。しかも中学生に上がって、生活の場を欧州の屋敷から日本へとその場を移した彼女は、この屋敷の目と鼻の先にある全寮制の女子中学に通っていたのである。
「わ、分かったよ。アリスが決めなよ、後は俺が何とかするからさ」
自分の恋心を自覚した俺は自分を抑制して、アリスを遠ざけようとした。しかしその不審な行動が、アリスに俺の恋心を感づかれてしまった。彼女はすぐに、数年来の恋を実らせるために勝負に出た。……夜這い。箱入りのお嬢様がどこでそんなことを知ったのか、彼女は俺の寝室へと忍び込み、その初々しく美しい肉体で俺を誘惑した。もちろん逆らえるわけがなく、隅々までお姫様の体を堪能してしまった。
「いや、隼人も一緒に決めるの」
もしもそれが若気の至りで終わればそれで何とかなったのかもしれないが、当時から並外れた俺の肉棒はほんの一晩の逢瀬で、アリスに永久の貞節を誓わせてしまった。そして俺も彼女の美肉に溺れてしまい、アリスなしではいられなくなっていた。
そこで問題になったのが俺の絶倫っぷりである。すぐにアリス一人では受け止めきれなくなったのである。
「隼人はシンディにも、カリアにも、他の娘にも産ませているから初めてじゃなけど、私には始めての赤ちゃんなのよ」
そこでアリスは自分のメイド達を俺に差し出した。俺に全てを捧げたアリスとしては、愛されてさえいればそれで全て十分らしく、俺が他の女の子を抱くことに異論はなく、むしろ俺の素晴らしさ?をみんなに広めたがっていた。
当然、アリスから据え膳よろしく差し出された、年上の美人のお姉さんに、可愛らしい美少女揃いのメイド達を、俺は思う存分頂いた。彼女達は皆、アリスに続いて俺に隷属し、こうして俺のハーレム生活がスタートしたのである。
「それに、お義母様や他の娘にも手を出してるみたいだし」
とは言っても嫉妬はしているらしく、いじらしく俺の顔を見上げてくる。うむ、確かに調子に乗りすぎて、俺のハーレムは際限なく広がっている。まあみんな納得しているみたいだし、問題はない……はずである。
「分かったよ、アリス。じゃあ二人で考えよう」
抱きついてくるアリスの唇にそっとキスを落とし、その華奢な身体をぎゅっと抱きしめる。すぐに機嫌を直したお姫様は、猫のように身体全体で俺に甘える。
「うん!えっと私はね……」
こうして俺とアリスは、良祐が帰ってくるまでベッドでいちゃつきながら生まれてくる赤ちゃんの名前を考えていた。……まあ、いちゃいちゃだけでは足りずに、良祐が帰ってくる前に口で一発抜いてもらったんだけどね。
良祐が帰ってきてから、夕食が終わるまでちょっと俺は忙しかった。何しろいつもならたっぷり夜の時間があるのだが、今日はアリスが来ているから夜は忙しい。ともかく、短い時間で俺は、学校の宿題に、会社の運営指示、それに……まあ分かるだろ?を済ませないといけなかった。終わったのはちょうどアリスと良祐が、彼らの寝室に入った頃。俺は淡々と中の様子を観察する。
「アリス、良祐は眠ったか?」
様子を見計らって良祐の寝室に入った俺に、アリスは蕩けるような笑顔を浮かべて抱きついてくる。頭一つ大きい俺の首に手を回し、爪先立ちで顔を近づける。
「ええ、ほらぐっすりよ」
ちらっとアリスが目を向けた先には、ぐっすりと眠る良祐の姿があった。やはり世界の上月製の睡眠薬である。もう彼は朝まで目を覚ますことはないだろう。
「それより隼人ぉ、早く……ねっ?」
視線を眠っている良祐から、隣のベッドへと移す。妖しく潤む菫色の目と、ぷるんと瑞々しい彼女の唇が俺を誘惑する。もちろんこの後やることは決まっていた。
「先に良祐のほうの準備をしないとな。わかっているだろ?」
すっかり出来上がっているアリスは、不承不承ながらも俺の言うことに従う。そして俺達は眠ったままの良祐に近寄り、パジャマのズボンを脱がせる。こんもりと盛り上がるパンツ。それも脱がせると、ほんの少しだったが皮のかぶったペニスが現れる。食事に混ぜていた睡眠薬には媚薬としての効果も含まれていたのだ。そのおかげで、眠っていても彼のペニスは硬く立ち上がっていた。
「やっぱり隼人のと比べると、小さいのね……」
それは未来の夫への余りに冷たい言葉だった。最もアリスは侮辱するつもりなどなく、ただ思ったことを口に出しただけだった。sれに事実、俺の巨根と良祐のそれは、大人と子供ほどの差があった。良祐のペニスが小さいというわけではない。標準かそれよりも少し大きいぐらいはある。しかし雄雄しく凶悪な俺の肉棒の前では、それは明らかに男として負けていた。
「それに形も気持ちよさそうじゃないし……こう、隼人のみたいに…」
「ほらアリス、コンセントをつけて」
ぶつぶつと俺の肉棒の素晴らしさを語るアリスにコンセントを渡す。そして俺は良祐のものに、おなほーるというものを取り付ける。良祐専用アリスの名器と銘打たれたそれは、良祐のサイズに合わせてぴったりとはまり込む。これは俺直々に開発に携わった代物で、せめてもと思いアリスの肉壷の感触を再現して作りあげたものである。
オナホール上部にはこりこりとしたいぼ状の突起が重なり、アリスの数の子天井を再現。さらに電源を入れると、アリスの子宮の吸い付きを再現した吸い込みが先っぽで始まり、出した精液を吸い上げる。
ちなみに良祐専用アリスの名器は、中々の代物だったので、簡易化バージョンを市場で販売してみた。かなり好評だったようで、なんとその筋ではベストセラーとまで呼べる売り上げを記録している。
まあもちろん、実物はその数倍気持ちいいけどな。
「スイッチオンっと」
電源が入るとぶううっと音がして、良祐のペニスに絡まりちゅうちゅうと吸い上げ始める。
「あっ、もう出たよ」
早漏気味なのか、あっというまに射精してしまう。オナホールの先端は、これまた特別製の容器に繋がり、出された精液を掃除機のように吸い取って溜めていく。
これは環境への配慮で、出された精液は分解され貴重な肥料として裏庭の野菜畑に撒かれる。最も出来た野菜を食べるのは、事情を知らない良祐だけ、まあ自慰行為と比べれば身体に戻るだけましというものだろう。うん、エコは大切だからな。
「……ねぇ、もういいよね、隼人?」
良祐の方にアリバイを作り終わると、アリスは菫色の瞳を欲情に染め、俺に抱きついてくる。透けるように白い肌が、柔らかく張りのある最高級の絹のような感触で俺を包み込む。
「ああ、アリス」
俺はじっとアリスの類まれな美貌と見つめい、ぎゅっと抱きしめあう。それから後は、無言。アリスの柔らかい唇と情熱的にキスを交わし、互いのパジャマを脱がせあい、全裸で肌を密着しあう。
そして積極的に、俺をベッドに押し倒したアリスは自分が上になってのしかかってくる。
「隼人ぉ、お腹の赤ちゃんがびっくりするといけないから、今日から私が上ね」
そういって微笑みながら胎を摩るアリスは、神々しいまでの美しさだった。
背中に羽でも生えていそうな甘い美貌から、輝くような白金の髪がかかった妖艶なうなじ。その下には美しく盛り上がった初雪のように真っ白な美乳、そしてその上で薄紅色の乳首が美味しそうに揺れている。さらに小さなアリスの手が置かれた、子が宿っているお腹へと続く。そこはまだ目立たないとはいえ、ほっそりと括れていたお腹は緩やかに膨らみ、妊娠していることが見て取れる。最後に白く柔らかいお尻と、そこに息づく可憐な花園が涎を流して俺を誘っていた。
「うふふ、じゃあ入れるね」
俺が自分の身体に釘付けになっているのを見て、バイオレットの瞳が嬉しそうに細められる。
そしてアリスは片手でふわふわのプラチナブロンドを押さえ、もう一つの手で自らの秘唇を掻き分ける。くぱぁっと音がして、細い指が色素の薄いピンクの肉襞が左右に開く。奥には極上の女肉がみっちりとつまり、涎をたらして俺の肉棒を待ち構えていた。
くちゅうぅぅ。
眠っている良祐に見せ付けるようにゆっくりと腰を下ろし、何度犯しても清楚な花園に赤黒い肉槍を飲み込んでいく。
「……っ!!」
俺の肉棒がこりっとした感触の子宮口に到達すると同時に、アリスは軽く絶頂した。真っ白な身体をぴくぴくと痙攣させ、歓喜に表情を蕩けさせる。肉棒には、アリスの膣肉が締め上げるように蠕動し、すでに必要ないはずなのに子宮口が鈴口に吸い付く。
「大丈夫かい?アリス」
あっけなく絶頂してしまった彼女を気遣い、声をかける。
「……う、うん、久しぶりだったから少しいっちゃったみたい」
頬を赤らめ恥ずかしそうに顔を俯ける。
「でも、もう大丈夫だから。……動くね」
そういうとアリスは、ゆっくりと腰を動かし始める。上下にというよりは前後に腰を揺すり、膣に馴染ませるように肉棒を咀嚼していく。彼女の動きで、俺の肉棒にぼこぼことしたいぼ状の天井がこりこりと亀頭に絡まり、腰が抜けるほどの快感が腰奥に走る。俺以外の男ならばすぐに果ててしまうだろう。それほどにこのお姫様の中は心地よかった。
くちゅ……ちゅく…ぐちゅ……くちゅ…。
俺の上で妖しく腰を揺すり、アリスの白い女体が踊る。さすがに良祐の寝室で交わるのは気が引けるものだが、こうなってはもうアリスを犯すこと意外は考えられなかった。
「隼人の固くて、気持ちいぃい……あ…あ」
くちゅ…ぐちゅ、ぶちゅ。
気持ちいいのは、膣の上にあるぼこぼこと重なった数の子天井だけではなかった。何重もの肉の輪が、まるで生物のように独自に収縮を繰り返し、俺の肉棒を舐めしゃぶる。天使の肉壷は何度味わっても最高の名器だった。俺の欲求は最高潮に達し、その欲求に導かれるまま腰を動かし始める。
「アリス、動くぞ」
「うん……きゃぁ、あぁぁ、激しっ、すぎぃぃ」
ずん、ずん、ずん、ずん。
我慢できずに俺はアリスの括れた腰をがっちりと掴み、がんがんと突き上げる。アリスは鼻から抜けるような甘い声をだし、俺が激しく突き上げる巨根を、そのモデルのような見事なボディで受け止めると、つんと上向いた豊満なバストとふわふわと柔らかそうな白金の髪を跳ねるように揺れ動かす。
「あんっ、ああっ、すごいぃぃ」
ずず、ずんずちゅ、ぐちゅちゅ、ずちゅぅ。
婚約者の前で一心不乱に男の巨根を受け止めるお姫様の膣の中では、大きく傘の張った肉棒に無数の膣肉が舐めつき、生涯の貞節を誓った雄に奉仕するために肉壷を蠕動させる。
「ひぃ、ひぃぃぁ、隼人ぉ、もうだめぇ」
ずちゅう、ぐちゅり、じゅく、じゅぶ。
アリスの跳ねるような動きと、俺の突き上げは最高潮へと向かっていく。アリスが跳ねると、彼女の美乳が柔らかく弾み、俺の肉棒を咥えこんだ美尻がぷるっと震える。
「アリスいくぞ!」
俺の興奮は限界を超えていた。俺の子を孕む絶世の美少女の痴態に、股間は爆発寸前だった。
「き、きてぇ。私と赤ちゃんにあなたの精液かけてぇぇぇ」
どぴゅっぅぅぅ。
ぴくぴくと痙攣するお姫様の膣肉を、自分の腰が浮き上がるほどに突き上げ、腰の奥底から湧き上がってくる劣情を解き放つ。手は括れている腰をがっちりと掴み、しっかりと肉棒が食い込んだ状態で固定する。アリスの美肉は、意思を持っているかのようにざわざわと肉棒に絡みつき、子供がいるはずの胎へと精液を吸い込み続ける。
「やっぱり隼人の最高ぅぅ」
どくぅぅ、どくぅぅ。
彼女はうっとりと、俺の顔を見つめてくる。そのアリスの美しさといったら……
背中から純白の羽が生えているかと錯覚するほど慈愛に満ちた美しさと、そしてそれが真っ黒に染まっているかと勘違いするほど淫靡な美しさ。その相反する美しさが彼女の甘い美貌に同居し、何度も見ている俺でもぞくりと背筋に電気が走る。止まらなくなった股間から、次から次へと美少女の膣内へと精液が放たれる。
「はぁ、はぁ……隼人、私あなたのこと愛してるの」
永遠に続くような長い射精が終わると、アリスは荒い息をつきながら俺に覆い被さってくる。量感たっぷりの柔らかい胸が俺の胸板で潰れ、幸せそうに微笑む可憐な美貌が、息がかかるほど近くに寄せられる。
「ああ、俺も愛してるよアリス」
ちゅっと唇にキスして、二人で見詰め合う。どちらからともなく笑みが漏れ、抱きしめあったままくすくすと笑いあう。そういえば昔も、こうやって二人で睦みあったものだ。そのときは、俺もまだ若かったから密会するためだけに必死になったものだった。
「うふふ、触ってみて隼人。ほらあなたの精子を掛けられて、赤ちゃんも喜んでるみたい」
アリスは腰を掴んでいた俺の手を取り、自分のお腹へと当てる。確かになだらかに膨らんだお腹を、内側からぼこぼこと蹴り上げる感触があった。
「ねっ、たぶんこの子、女の子よ」
「何でだ?」
「だって隼人の精液に喜んでみたいだから、きっとそうよ」
アリスだけの無理やり理論だったが、お腹を摩る彼女はとても幸せそうで、俺は何も口を挟まなかった。それに彼女の、無理やり理論はなぜかよく当たるのだ。
「ふふ、あなたも早く出てきなさい。そしたらパパがとっても気持ちいい事を教えてくれるわよ、あん」
びゅくぅ。
物騒なことを呟くアリス。だが俺は不覚にも、彼女の奥深くに一度射精してしまう。成熟したアリスと、彼女にそっくりの美しい娘が迫ってくる姿を想像してしまったのだ。
「あら、生まれる前から娘に嫉妬しそう」
眉を顰めて、俺にめっという視線を向ける。
「……でもだめよ、パパはママのものなんだから。今はね」
そうお腹に語りかけ、彼女は見せつけるようにゆっくりと再び腰を振り始める。俺とアリスの性交は、場所を良祐の寝室から俺の部屋へと移し夜が更けるまで続いた。
これで俺の一日は終わった。こんな俺の一日でもみんなの参考になってもらえれば幸いだ。え?参考にはならない?むむ、そうか。ってことは、俺は見せ付けるだけ見せ付けちまったってことになるか……正直、俺のハーレムを見せてあげたいのは良祐の奴だけなんだがな。早くあいつの驚く顔がみたいぜ。そうだ、次話をさせてもらうときがあればそれにしよう。ってことで、今日は終わりだ。それではまた今度。
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