福井県に本社・工場を持ち、TAKEDAブランドにて工作機械・機器の企画、設計、製造、販売を行っています。多種ある金属工作機械の中で「プレート加工機」に特化し、国内外のお客様のものづくりをサポート。ニッチな分野ですが、高精度、高効率に誰でもが簡単に加工できる機械を提供し続けることより市場で高く評価され、2017年に「地域未来牽引企業」に、2020年に「グローバルニッチトップ企業100選」に認定されました。
1970年に設立し、両頭フライス盤・インモーションセンタなどの工作機械や油圧内蔵式マシンバイスなどの工作機器を製造している当社。お客様の要望を取り入れた機械そのものの設計から製造・販売まで行う福井では数少ない一貫生産体制を行う工作機械メーカーです。私たちが成長するきっかけとなったのは「プレート加工機」の製造。初心者オペレーターでも簡単に操作でき、かつミクロン単位の高い加工精度を有するプレート加工機を当社が開発し市場に出したことで、プレートの製造が劇的に高効率化し、ユーザーの工程短縮と生産性向上を実現しました。市場ニーズに合致したことで、当社製品が大きく普及し、現在トップシェアを有しています。
精密な機械部品や金型を製作するためには、ミクロン単位で高精度に加工された「プレート」(金属などの六面体のブロック)が欠かせません。当社の主力製品である「両頭フライス盤」は、プレートを両側から面削でき、効率よく高精度に加工を行える機械であることから、国内外のプレート加工会社から高い評価をいただいています。2020年には「プレート加工機(両頭フライス盤・プレートミル)」において世界規模での競争優位性が認められ、当社は経済産業省より「グローバルニッチトップ企業100選」に選定されました。
当社の特徴は「ものづくりが好きな社員」がたくさん在籍していること。ものづくりの会社なので当たり前と思われるかもしれませんが、「ものづくり」という共通項があるからこそ、風通しも良く、年次に関係なくなんでも話せる風土が根づいています。また、離職率が低いのも特徴の一つ。2009年~2021年に入社した29名の新卒社員のうち、2022年5月現在で離職者は1名のみ。定着率が高いのも働きやすさを示している数値だと考えています。また、社員が安心して働けるよう、安定した経営基盤づくりにも注力。自己資本比率は70.9%(2022年4月時点)と良好な財務体質を誇り、安定した事業運営を続けています。
事業内容 | 金属工作機械および機器の設計、製造 販売 |
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設立 | 1970年8月 |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 109名(男性98名、女性11名/2022年4月時点) |
売上高 | 15億2400万円(2022年3月期実績) |
代表者 | 代表取締役社長 山口博徳 |
事業所 | 本社/福井県福井市三尾野町1-1-1
東京営業所/東京都墨田区千歳 3-9-12 榎本ビル 名古屋営業所/愛知県名古屋市名東区陸前町105 大阪営業所/大阪府吹田市南金田2-12-21 仙台事務所/宮城県仙台市太白区御堂平10-31 広島事務所/広島県広島市安佐南区東原2-7-19 |
沿革 | 1970年/福井市浅水二日町に株式会社武田機械(資本金4000万円)を設立。工作機械、機器工具等の製造販売を開始。同時に東京、大阪営業所を開設
1973年/油圧内蔵式マシンバイスを開発し、製造販売を開始 1975年/4軸全自動タレットボール盤を開発、製造販売を開始 1978年/販売部門として株式会社中央物産を設立 1980年/名古屋営業所開設 1981年/株式会社武村鉄工所鯖江工場を買収。ベッド型フライス盤2番/3番/5番/7番型の製造販売を開始 1985年/コラムフィード構造のマシニングセンタである「CNCインモーションセンタ」を開発、製造販売を開始。広島事務所開設 1986年/山口徳雄、社長に就任 1990年/両頭フライス盤 HDS1200NCを開発、製造販売を開始 1991年/仙台事務所開設 1996年/インデックステーブルを搭載しワンチャッキングで4面加工が可能な両頭フライス盤を開発、製造販売を開始。福井市中央工業団地(テクノパーク福井)にテクノセンター 第一工場を建設、操業開始。リニアモータ駆動とコラムフィード構造を融合させたハイブリッド駆動インモーションセンタ「XLINEAR」を開発 2001年/両頭フライス盤HDS430NCを開発、製造販売を開始 2002年/武田寿一、社長に就任。大阪営業所移転。プレートミル 3Mを開発、製造販売を開始 2003年/株式会社中央物産との合併により株式会社武田機械の資本金5000万となる。大径カッターを搭載したプレートミルUC15を開発、製造販売を開始 2004年/神戸事務所開設 2005年/大径カッターを搭載した両頭フライス盤HDS1000BCを開発、製造販売を開始 2006年/大型門型プレートミル DCM1530を開発、製造販売を開始。テクノセンター内に、第二工場を増設 2007年/テクノセンター内に、塗装工場を増設 2009年/本社を浅水二日町から南居町(旧テクノセンター)へ移転。両頭フライス盤のモデル名を「HDS」から「BXR」に変更 2010年/小型両頭フライス盤BXR150SFを開発、製造販売を開始 2013年/武田寿一、会長に就任。山口博徳、社長に就任 2015年/大阪営業所移転。神戸事務所を大阪営業所へ統合。両頭フライス盤BXR460SF・プレートミル2M・インモーションセンタIMC350の製造販売を開始 2017年/本社敷地内に管理棟・組立工場を増築。本社住所を南居町から三尾野町に変更。 経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定される 2020年/経済産業省が選定する「2020年版グローバルニッチトップ企業100選」に「プレート加工機(両頭フライス盤・プレートミル)」で選定される |
グループ企業 | 株式会社タケダレース
株式会社永平寺タケダ 株式会社タケダ商事 タケダニット協同組合 杉ノ木台ゴルフクラブ |
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