知念先生だからこそ本気でレスしますね。
「大丈夫、好きにしていいよ。なんかあったら僕が責任持って対処するから」
これは今、本当に大事な言葉かけなんですよ。
たしかに
>ヘルパンギーナによる熱性痙攣重積で高度の障害が残った乳児、 long covidで殆ど起き上がれなくなった小学生
これらは本当に不幸な事例です。
不幸な事例はすべてなくなって欲しいのは当然です。
でも、そのために取った対策で、いま子供の発達が遅れ、小中高生の自殺が過去最高にまで増えています。
これは、我々の感染対策が嵌まり込んでしまった大きな落とし穴として看過してはいけない事象でしょう。
「大丈夫、好きにしていいよ。なんかあったら僕が責任持って対処するから」
の本意は
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コロナやインフルやヘルパンギーナは確かに稀に重症化します。そこだけに注目すれば子どもたちの生活を今後もずっと制限したほうが良い、ということになるでしょう…。でもそれでは子供たち(本当は大人たちも含めて)の本当の健康は保たれない。
子供たちの精神的・社会的健康までトータルに見れば、様々なリスクをある程度許容し、ヒヤヒヤしながら見ていくしかないのです。(=大丈夫、好きにしていいよ)
医師はそこに過剰に介入するでなく、でも見放すわけでもなく、もちろん全部を治せるわけではないけど、何かあったら全力を尽くす(なんかあったら僕が責任持って対処する)と言ってあげられる。
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ということなのです。
医師としてこういうことを言うのは辛いです。
どっちにしてもリスクはあるのですから。
だからこそ、医師はリスクを請け負う覚悟と忍耐が必要なのです。
そう言ってあげられる勇気を持つことでしか「真の健康」には辿り着けないのですから。
引用ツイート
知念実希人 物語り
@MIKITO_777
「大丈夫、好きにしていいよ。なんかあったら僕が責任持って対処するから」
なんて言葉、真面目に小児医療やっていたら絶対に出ないんですよ。
インフル心筋炎で突然死した幼児、
ヘルパンギーナによる熱性痙攣重積で高度の障害が残った乳児、
long covidで殆ど起き上がれなくなった小学生、… twitter.com/MNHR_Labo/stat… さらに表示