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【女流名人予選B】83歳7カ月差の対戦は12歳柳原初段の不戦勝 96歳杉内八段が体調不良

日刊スポーツ / 2023年7月13日 11時44分

対戦相手の杉内寿子八段から不戦敗の申し出があり、女流名人戦予選Bで不戦勝となった柳原咲輝初段

83歳7カ月と囲碁界最大年齢差の対戦は、日本棋院所属最年少、12歳9カ月の柳原咲輝初段の不戦勝となった。13日午前10時から東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で予定されていた第35期女流名人戦予選Bは、柳原の対戦相手で96歳4カ月と現役最年長の杉内寿子八段が体調不良のため不戦敗。対局開始約30分前に、家族から日本棋院に電話があったという。対局は幻となったが、大相撲と同じで記録上の勝敗はつく。

対戦相手のいない盤の挟んで、柳原は「対局するのを楽しみにしていましたが残念です。機会があれば戦ってみたいです」と話した。

昨年9月、女流特別採用推薦棋士として採用され、今年1月にデビューした。囲碁界では関西棋院所属の藤田怜央初段が10歳と最年少だが、柳原は日本棋院では最年少。今年2月の初戦は第30期阿含・桐山杯で武宮正樹九段、翌3月に2戦目となった碁聖戦予選Cでも楊嘉源九段に敗れたが、3戦目の5月に天元戦予選Cで松原大成六段を下し、うれしいプロ初勝利を挙げた。12歳6カ月での初勝利は、日本棋院所属棋士では歴代4位(1位は仲邑菫女流棋聖が19年7月に挙げた10歳4カ月)。これで7戦して4勝3敗となった。

杉内は今年4月、十段戦予選Cで横田日菜乃初段(20)を下し、96歳1カ月の最年長勝利を挙げた。女流名人戦では1991年(平3)の第3期から4連覇するなどタイトル10期獲得の実力者でもある。妹の故本田幸子八段、楠光子八段(引退=83)とともに、3姉妹でタイトル戦で活躍した。夫の故杉内雅男九段も囲碁棋士だった。

これまでの最大年齢差は16年3月に王座戦予選Cで対戦した、杉内雅男九段(当時95歳4カ月)対大西竜平初段(同15歳11カ月)の79歳4カ月だった。

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