コロナ融資“詐欺”元寝屋川市議あらためて無罪主張
福岡|
07/10 19:25
新型コロナウイルス関連の公的融資をめぐり、久留米市の医療法人から2億円以上をだまし取ったなどとして起訴された元寝屋川市議の女の二回目の裁判が福岡地裁で開かれました。
大阪・元寝屋川市議の吉羽美華被告(42)は独立行政法人福祉医療機構のコロナ禍の融資制度を悪用し久留米市の医療法人から2億3200万円をだまし取った詐欺などの罪に問われています。
クリーム色のスーツ姿で少しやつれた様子の吉羽被告は「すべて争います」と改めて無罪を主張しました。
金を詐欺で得たことを隠すため、架空のコンサルティング費用などの名目で3つの会社から費用が振り込まれるよう書類を送ったことについて検察側はだまし取った2億3200万円のうち「吉羽被告の取り分は1億7900万円とみている」と指摘。
弁護側はコンサルティング業務は実際に行ったとし「詐欺の事実も一切ありません」と主張しました。