アリス・マーガトロイド

登録日:2009/05/26 Tue 20:20:53
更新日:2023/01/22 Sun 16:43:33
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「ちょっと!折角、旧友と出あったと言うのに手土産はあんたの命だけかい?」

「そういうこと言うから馬鹿扱いされるのよ。弾幕はブレイン。常識よ。」


アリス・マーガトロイド(Alice Margatroid)とは東方Projectの第7作『東方妖々夢』の3面ボスを務める魔法使いである。
続く永夜抄、萃夢想、緋想天、非想天則では自機となった。
他にも東方文花帖Level3、東方地霊殿:魔理沙パートナーとして登場している。

旧作『東方怪綺談』の3面及びEXボスのアリスと同一人物。
怪綺談のアリス(通称ロリス)については、アリス(東方怪綺談)を参照。

【概要】

種族 魔法使い
二つ名 七色の人形使い
能力 人形を操る程度の能力
テーマ曲 人形裁判 ~人の形弄びし少女
ブクレシュティの人形師
Romantic children
プラスチックマインド
the Grimoire of Alice
人形のある風景


種族は魔法使い。
しかしパチュリーとは違い、人間から修行して魔法使いになったタイプ。
霊夢が幻想郷のバランスを崩しかねない存在と見做している人妖のたぐいである。
もっともアリスの出自は不明で、人間の里出身でなければ監視の対象では無いのだが。

性格は他人に興味を持たず、魔法に執着しやすい性格。強気を張るが、実は臆病という一面も持つ。

魔法使い歴が浅い為か人間には友好的で、魔法の森で迷って偶然アリスの家に辿り着いたとしても、快く泊めてくれるという。

「これもみんなの為だからね」と言って異変解決に励んだり、帰り道の分からない霊夢にも道案内用の人形を貸してあげたり、
三月精と一緒にお茶したりと、元人間だけに人間らしい一面も持っている。


続編の非想天則では自機&まさかのチルノストーリーのラスボスで登場!

緋想天ではその萃香のスペルカード「ミッシングパワー」を見て巨大人形を検討…。

そして…

チルノ「\でけえ!/」

プレイヤー、萃香「なん…だと…!?」

ちなみに非想天則のアリスの2Pカラーバリエーションはどうみても某薔薇人形達である。

【能力】

能力は「人形を操る程度の能力」。
作品によってはパチュリーと同じ「魔法を扱う程度の能力」で、苦手な属性は無い。

阿求曰く、アリス本人も金髪で色白で人形のような姿をしている。
ちなみに世界中の人形を保有している蒐集家(ただしミッフィーの事はよく知らない模様)で、
一時期はいわく付きの人形集めに嵌ってて永夜抄ではラストワードとして披露したり、
阿求が『幻想郷縁起』を編纂する際に参考した『曰く付きの人形物語』を執筆している。

前者の能力の具体的説明をすると、人形を生きているのかのように見せる魔法である。

しかしこの魔法は生命を宿らせるのではなく、あくまで人形を操るだけなので遠隔操作は難しい。
なお地霊殿で登場する人形は、紫の手によって遠隔操作及び伝声機能が追加された特別仕様。

また、彼女は人形に家事の大半をやらせているらしい。
楽そうに思えるが、一度に複数の人形を操ってることを考えるとかなり忙しそうである。
ただ、人形を作るときは彼女自身が作るので、もの凄く器用である。

ちなみに、アリスの家に泊めてもらった一般人はその様子を不気味に感じ、長居せずに出て行くそうな。

決闘の際も人形達を使役する。
その為一対多を強いられる。
また人形に火薬を詰めており、人形を自爆させる事もある。危ない。

また、本気で戦って負けると後がない為本気では戦わず、相手より少し上の力で戦う。
故に、実力が上の者とは端から戦わない(萃夢想ではそれを萃香に指摘された)。

書籍文花帖でのアリスの発言(定期的に命令を入れればある程度までは動く)や、三月精ではアリスの人形達が自動で家の屋根の雪降ろしをしており、アリス自身は家の中で座っていることから、プログラムのように動作をコマンド(命令)する事で自律思考はできないものの、ある程度までは自動で動く事もできるようだ。また、操っている人形がまた、他の人形を操ると言うことも可能である。

【その他】


博麗神社の裏で藁人形にごっすん♪ごっすん♪してたりもする。
もっともこれは実験であり、求聞口授では効果の望めない事が判明した。

しかし、破天荒で自己中心的な東方キャラが多い中、アリスは比較的常識がある方で、力の強い妖怪や初対面の妖怪には敬語で話すこともある。
でも紫や幽々子やレミリア等にはタメ口である。最近ではレミリアにでかくてごつい人形を作ってあげようと言ったりと交流があるようだ。

人里のお祭りでは、人形劇を開いてあげたりする。

新米の妖怪で腰が引くTPOを弁えるキャラ。
かと思いきや、ごっすんや人形爆発&巨大化ネタも含め結構はっちゃけた言動も多い。


【余談】

永夜抄で魔理沙のペアとして出る為に妖々夢に再登場した。
(永夜抄で人妖を切り替えるシステムにしたかった為、紅魔と妖々は実質永夜の自機キャラ紹介的な作品。
霊夢のペアはもちろん紫、咲夜のペアはレミリア、妖夢のペアは幽々子)



アリスの名前や上海人形(↑始めの画像の赤い衣装の人)等、神主のサークル名と共通している部分があり、
アリスのテーマ曲はどれも秀逸で評価が高く、旧作からの持ち上がり等から、
アリスは神主のお気に入りのキャラと言われる。

【主な台詞】


「所詮巫女は二色。その力は私の二割八分六厘にも満たない」

「都会派魔法使いよ」

「失礼な!少ないんじゃなくて、悩みなんてないわ!」

「蛍狩りよ(ぱあっと表情が明るくなる)」

「弾幕はブレイン、常識よ」

「どうせ、魔理沙の面白いもんって月の兎の目玉焼きとか、霊夢の串揚げかなんかでしょ?」

「あ、いた。地震野郎」

「人形自体は火に大丈夫だけど、中の火薬に引火したら大変」

「ほら!クリア後のおまけダンジョンよ、頑張って!」

「クスクス」

「今、温かい紅茶が入ったわ」

「ふふ、ほら、おいしい?」

「人形を巨大化!インパクトありそうだし検討してみようかなあ」

【二次創作】

他人に対してツンデレなキャラ
家庭的で素敵なお姉さんなキャラ
過保護な母親(神綺)に反発する反抗期の娘キャラ
魔理沙が大好きな変態orヤンデレなキャラ
友達のいない薄幸なキャラ
薬に手を出すほど豆腐メンタルなキャラ

等々、東方キャラとしての御多分に漏れず、創作者のジャスティスによって非常に多様なキャラ設定がつけられる。
特に「魔理沙が大好きな変態orヤンデレなキャラ」はパチュリー共々原作設定と誤解されがち。

カップリングのバリエーションが霊夢や魔理沙に次いで多く、総受けが世界平和と題して他の東方キャラからモテモテにされることも。
一説によれば悪名高いぼっちネタの反動とも言われているが、真相は定かではない。
人気が一番高い相手は魔理沙で、東方を詳しくない人も「マリアリ」(魔理沙×アリス)という言葉を聞いたことがあるであろう。

起源は東方永夜抄。

始めは魔理沙に対して
「呑気で良いわね。月見が楽しめて、人手が足りてたら……あんたなんか絶対に連れ出さないわよ」

と言っておいて物語終盤では

「魔理沙、危ないわ」

と心配したり、バッドエンディングでは魔理沙宅にお泊まりしていたことから、二次創作で魔理沙×アリス物が多く広まったと言われている。

だが、あくまで原作のアリスと魔理沙の関係は犬猿の仲でありライバル同士。
…というのが妖々夢からの設定のはずなのだが、永夜抄での会話では意外と仲がよい。
とあるエンドではアリスが魔理沙の家に泊まる程で、地霊殿でも2人はまるでRPGでも楽しんでいるようなノリで、かなり近い関係になっている。

といってもアリスが百合なのはあくまでも二次設定であり、原作のアリスはツンデレではなく友達がいない訳でもない。

また、東方旧作のアリス(通称ロリス)と同一人物という前提で、神綺と母娘の関係で描かれる事が多い。

非公式の人気投票ではかつて2位まで上り詰めたこともあった。




所詮、立て逃げは二流。その力は追記修正の二割八分六厘にも満たない!

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最終更新:2023年01月22日 16:43