【公務員になるには?】働き方(職業)選びについても解説
- 2020.09.09
公務員の仕事というと、どんなイメージを持たれるでしょうか。
役所の窓口の向こうで机に座って、何かわけのわからない仕事(失礼!)をしている人を思い浮かべられるでしょうか?
実は、毎日のようにネットやテレビで見かける有名人に公務員はたくさんいるのですよ。
このコラムでは、公務員の仕事や、どうやって公務員になるのかについてわかりやすくご説明いたします。
これを読んで、これまでの公務員に対する既成概念を打ち破ってください。
公務員になる方法
「公務員」が従事している仕事には様々なものがあります。
ネットやテレビでよく見る内閣総理大臣や国会議員、東京都知事や大阪府知事も公務員ですが、彼らは「選挙」で当選して公務員になります。
ドラマ『ヒーロー』で木村拓哉さんが演じた検察官も公務員ですし、裁判官も公務員ですが、彼らは「司法試験」に合格して公務員になります。
県立高校の校長先生や担任の先生も公務員ですが、彼らは「教員採用試験」に合格して公務員になります。
『踊る大捜査線』に登場する刑事や警察官も公務員ですが、彼らは「警察官採用試験」に合格して公務員になります。
市立小学校の給食のおばちゃんも、区役所や市役所で働く事務職員、ごみの収集作業員(清掃業務員)も公務員ですが、彼らは「公務員採用試験」に合格して公務員になります。
公務員という職業はない
このように、社会の至る所で公務員は活躍していますが、公務員全体の9割ほどが、「公務員採用試験」に合格して公務員になった人たちです。
民間企業で就職活動をするときに、とにかくサラリーマンになればいいという人はいません。
サラリーマンという職業はないのです。
建築会社で設計の仕事をしている、デパートで販売の仕事をしている、運送会社でドライバーをしている、アパレル企業で洋服のデザインをしている…これが職業です。
公務員も同様で、「公務員」という職業はありません。
- 宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)でロケット開発に従事する職員
- 在外の領事館で働く外交官
- 国会で議員立法のサポートをする職員
- 空港で空の交通整理をする航空管制官
- 海上保安庁で海の安全を守る海上保安官
- 法務局で登記業務に従事する登記官
- 麻薬犯罪の摘発に奔走する麻薬取締官
- 大阪府警の警察官
- 札幌市の消防官
- 横浜市で街づくりを担当する職員
…これが職業です。
つまり、一言で公務員といっても、日本国内はもとより、海外そして宇宙にいたるまで様々な地域、機関で、多種多様な業務に従事する公務員がいるのです。
ですから、「公務員になりたい」と考えたとき、どこで、どのような仕事をやってみたいかを考えて、受験する公務員試験を選ぶ必要があります。
もし、「まだ、やりたいことがはっきりわからない」のであれば、好きなこと、興味のあること、得意なことからスタートすると良いでしょう。
例えば、「食べることが大好き」ならば、国民全体の食の安全を守るために国家公務員採用試験を受けて農林水産省に、地元の農産物を世界に広めるために地元の公務員採用試験を受けるといったように展開して受験する採用試験を選んでいくことができます。
とっかかりは何でも良いのです。
公務員の仕事は想像以上に我々の生活のありとあらゆることに関係しています。
逆に公務員の職務とまったく無関係に成立している生活・ビジネスは存在しないといっても過言ではありません。
ぜひ、好きなこと、興味のあることをキーワードに探してみてください。
公務員試験の受験資格
受験してみたい公務員採用試験が見つかったとしても、
「難しいんじゃないのかな?」「良い大学を出てないと無理なんじゃないの?」
そんな心配をする方が結構いらっしゃいます。
でも、心配無用です。
まず、ほとんどの公務員試験の受験資格は年齢制限だけです。
学歴制限一切なしで中卒や高卒、大学中退でも受験できます。
また、年齢制限には幅があり、新卒採用にこだわらないのが公務員試験の特徴です。
年齢制限ギリギリで合格している方は決して少なくありません。
ただ、一部には大学院卒、一定の資格を有していること、特定の科目の単位を履修していることが要求される試験もありますが、ごく例外です。