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「moto g53y 5G」レビュー Y!mobile×モトローラの“2万円スマホ”はどれだけ使える?

ITmedia Mobile / 2023年7月10日 12時35分

 このスマホを購入する際に、別途ケースを購入する必要はない。クリアケースが同梱されているからだ。しかも、ケースが端末に装着された状態でパッケージに収められているので、箱から出してそのまま使えるという気の利きようだ。

●おサイフケータイ○、防水は×

 日本向けの機能としてはおサイフケータイ(FeliCa)をサポートしている。モバイルSuicaやモバイルICOCA、QUICPayなどが利用できる。また、Google Pay、Visaのタッチ決済などにも対応する。

 一方で、防水仕様には非対応だ。防水等級はIPX2(防滴)、防塵(じん)等級はIP5Xとなっている。例えばお風呂で使うのは避けた方が良いだろう。

 生体認証は、本体右側の電源キーが指紋センサー兼用となっている。やや上よりの位置にあるため、左手で片手持ちしている人には使いづらいかもしれない。

●120Hz液晶、Dolby Atmosもサポート

 ここからは、細かいスペックを確認していく。画面は約6.5型のTFT液晶ディスプレイを搭載する。20:9の縦長なディスプレイで、解像度は1600×900ピクセル(HD+)となっている。120Hz駆動をサポートしており、SNSのタイムラインの流し見するときのスクロールなどを滑らかに表示できる。

 オーディオは、Dolby Atmosによるサラウンド再生をサポートしている。本体内蔵のスピーカーはステレオで、自動でDolby Atmosが適用される。3.5mmイヤフォンジャックを備えており、FMラジオの受信も可能だ。

 プロセッサはエントリーモデル向けのSnapdragon 480を搭載。メモリは4GB。ストレージは128GBを内蔵し、最大1TBのmicroSDスロットを搭載する。

 モバイル通信は5G/4G LTEをサポートする。5Gの対応周波数帯はBand n3、n28、n77、n78で、ソフトバンクのいわゆるSub-6帯をカバーしている。SIMはnanoSIMとeSIMをサポートする。バッテリー容量は5000mAh。公称の連続通話時間は2590分、連続待受時間は約610時間(FDD-LTE接続時)となっている。

●“ピュアなAndroid”を搭載

 OSはAndroid 13を初期搭載する。モトローラは“ピュアなAndroid”をうたっており、独自のアプリの搭載を抑え、Google製アプリなどを生かすアプリ構成となっている。セキュリティアップデートは発売後2年間に渡り行うと表明している。ただし、moto g53y 5GはY!mobileで販売されるため、ソフトバンクによるアプリも搭載している。

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