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「moto g53y 5G」レビュー Y!mobile×モトローラの“2万円スマホ”はどれだけ使える?

ITmedia Mobile / 2023年7月10日 12時35分

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moto g53y 5G

 ソフトバンクは6月29日、モトローラ製のスマートフォン「moto g53y 5G」をY!mobile(ワイモバイル)ブランドで発売した。モトローラとしては2世代目のおサイフケータイ対応の“日本向けモデル”だ。

 一番の強みはその価格で、Y!mobileオンラインストアでの販売価格は一括2万1996円(税込み、以下同)となっている。MNP転入では約2万円の割引が適用され、一括1円で販売される。

 価格相応にスペックを抑えたエントリーモデルだが、動作に安定感があり、SNSや動画再生など日常的な用途で支障を感じることはないだろう。モバイル通信の安定性や、カメラアプリのUI(ユーザーインタフェース)など細かな部分もきちんと作り込まれている。加えて、スマホを振ってカメラを起動できるジェスチャー操作のようなユニークかつ実用的な機能も備えている。

●SIMフリー版「moto g53j 5G」とY!mobile版「moto g53y 5G」

 モトローラがオープンマーケット向けに販売する(いわゆるSIMフリースマホの)「moto g53j 5G」と比べると、今回レビューした「moto g53j 5G」は、ほとんどの仕様が共通する兄弟機だ。

 一方で価格はmoto g53j 5Gの2万1996円(Y!mobileオンラインショップ)に対して、「moto g53j 5G」は3万4800円(モトローラ公式ストア)と大きな開きがある。

 実は、これら2機種にはいくつかの仕様に違いがある。最も大きな違いがメモリの容量だ。g53jの8GBメモリに対し、Y!mobile向けのg53y 5Gは4GBに削減されている。

 また、本体カラーにも違いがある。SIMフリーのg53jはインクブラック、アークティックシルバーの2色展開となっている。Y!mobile版のg53y 5Gはこの2色に加え、ペールピンクが追加されている。

●作り込まれた外観

 本体は樹脂製で、金属風の塗装が施されている。背面に貼られた磨りガラス風のパネルは斜めに切り抜かれており、断面部が光を受けて虹色に輝く。これが端末を手に取ったときのいいアクセントとなっている。見た目に安っぽさは感じられない。「2万円のスマホ」とは言われないと分からないだろう。

 サイズは約75(幅)×163(高さ)×8.2(奥行き)mm、重量は約183g。やや大きめで電子書籍やマンガを読むのにちょうどいい。また、卓上やデスクサイドにおいて、1人で動画をみるのにもほど良いサイズ感だ。

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