音楽プロデューサー・松尾潔が語る、新入社員時代のジェーン・スーと老眼鏡

TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!

(3月16日放送)

ゲストは、音楽プロデューサーの松尾潔さん。


生活情報を伝えるこの番組に、なぜ松尾潔さんが来たかというと・・・

レコード会社の新入社員だったスーさんが初めて担当したあるアーティスト。その音楽プロデューサーを務めたのが松尾潔さんだったんです。それが22、3年前で、当時一緒にニューヨーク出張に行ったこともあるそうです。

いまでは帯番組のパーソナリティーのスーさん。新入社員時代はどんな人だったんでしょうか。松尾さんいわく、「スーさんは新人の頃から“座談の名手”」だったんだとか。

そして、今日はこんなにすごい人を呼んで、音楽の話はせずに、生活情報を教えていただきました!
松尾:
誰もが直面する「老眼」ですが、実は、生まれてこの方、ずっと両目ともに視力1.5だったんです。大きな病気もしたことがなかったせいで、肉体への全能感があったようです。それが3年前、足元からぐらついてオロオロしました。老眼鏡をかけることになり、53歳にして、サングラス、PC用以外では初めてのメガネでした。この3年で、10本以上試した上で、現時点で一番よかったものをお伝えします!老眼が始まった!って方は参考にしてください!

松尾さんの老眼鏡事情、“現時点の結論”は・・・

DON’T PANICの遠近両用・FULL SPECシリーズ

松尾:
今のところ「これは良かった」と思えるのは、DON’T PANIC というブランドの遠近両用、調光、ブルーライトカットつきのもの。「FULL SPEC」というシリーズです。軽さ、フレームの長さが自分には合ってました。元々よく使っていたSABREというサングラスがあるのですが、その兄弟ブランドとして誕生した老眼鏡専門ブランド。

100円ショップの含め10本以上を試す

松尾:
3年前に初めて入手した老眼鏡は、ダイソーで衝動買いしたものです。人間ドックの担当医が「100均のものでもずいぶんと眼精疲労が軽減しますよ」と言っていたのを不意に思い出しました。安さゆえにデザインを気楽にいろいろ試せるのは楽しいですが、正直、長時間の使用は僕は難しかったです。これまでブランドや価格に関係なく10本以上買ってきましたが、これ以外にはなかなか良いものに出会えていません。まだ旅は続きます。

松尾さんオススメされた老眼鏡は・・・
「DON’T PANIC」の遠近両用、調光、ブルーライトカット機能つきタイプ「FULL SPEC」
■公式オンラインストアでは、税込10,868円で販売されています。
■度数は、「+0.5」から「+3.0」まで0.5刻みで選べます。

松尾さん初の小説『永遠の仮眠』

そんな松尾さんが初めて書いた小説『永遠の仮眠』。今回、スーさんが帯を書きました。

音楽プロデューサーの悟(さとる)は、テレビドラマの主題歌制作に苦戦していた。
この楽曲がヒットすれば、低迷中のシンガー・義人(よしと)は大復活を遂げる。
悟もすべてを賭けていた。しかしドラマプロデューサーの多田羅(たたら)は業界の常識を覆す提案を……。その上、日本は未曾有の危機に襲われる。社会的喪失の中、三人の運命の行方は――。

「音楽業界のことを知りたい人は読んだ方がいいと思います!けっこう(きわどいことも)書きましたね!」(スー)

松尾潔さんが書き下ろした長編小説『永遠の仮眠』が、新潮社から販売中。電子書籍でも配信しているとのことです。

【松尾潔】
◆1968年、福岡県福岡市生まれ。
■早稲田大学在学中にブラックミュージック専門誌などでライターとして活動。
■90年代半ば から音楽制作に携わるようになると、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家として平井堅、CHEMISTRY、EXILE、JUJUら、数多くのアーティストを成功に導きます。
■これまで提供した楽曲の累計セールス枚数は3000万枚を超えます。

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町田啓太“メモ”の大切さを語る「思い出せなくてすごく苦しんだこともあったので…」

俳優・石丸幹二がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「Grand Seiko THE NATURE OF TIME」(毎週土曜12:00~12:25)。各界で活躍するゲストを迎え、毎週1つのキーワードから“自分を支えている本質”を掘り下げて伺っていきます。2023年7月のマンスリーゲストは、俳優の町田啓太(まちだ・けいた)さん。この記事では、仕事の現場で“メモを取ること”について伺った7月8日(土)放送の模様を紹介します。


(左から)石丸幹二、町田啓太さん



町田啓太さんは、2010年に俳優デビュー。連続テレビ小説「花子とアン」(NHK)に出演すると、一躍注目を集めます。以後、ドラマや映画、舞台など、次々と話題作に出演。さらには、7月9日(日)午後10時から放送がスタートした「連続ドラマW フィクサー Season2」(WOWOW)にも出演中。

◆町田啓太の目標

石丸:このサロンでは、人生で大切にしている“もの”“場所”についてお伺いしています。今日はどんなお話を聞かせてもらえますか?

町田:“メモを取ること”についてです。

石丸:どんなときに(メモを)取ります?

町田:“思い立ったらメモをする”ということを意識しています。例えば、今やっている作品や役柄のことで“このキャラクターなら、こう言ってみるのも、この作品ではアリかな”とか、“あのシーン(の意図は)はこういうことかな?”とか。新しい気付きがあれば、すぐにメモを取ったりします。

石丸:その瞬間に思ったことって忘れちゃうもんね。

町田:そうなんですよ。(メモを取っていなかった頃は)後で“あれ? 何だったっけ?”って思い出せなくて、すごく苦しんだ時期もあったので、メモを取るようになりました。

石丸:なるほど。その瞬間的な発想を文字に残していくということですか?

町田:はい。あとは、役柄や作品だけじゃなくて、ゆくゆくは自分で何かものづくりとかをできたらいいなと思っているので、そういうときのためのメモをたくさん残しています。

石丸:素敵だね~。何をやりたいの?

町田:ブラッシュアップ中なので、まだ全然なんですけど……SFみたいな作品から、家族系の作品であったり、本当にいろいろありますね。

石丸:それは(作品に)出たいほう? それとも(作品を)書きたいほう?

町田:僕はどちらかというと、一緒にやりたい方を集めて……。

石丸:プロデューサーだ!

町田:(笑)。プロデュースとか、何か一緒にできるような大枠を作るポジションで(関わりたい)。クリエイティブなことをやれたらいいなと思っています

石丸:なるほど、面白いね。例えば、本を愛する人がメガホンを持ったり、プロデューサーになられると、作品への愛があふれているから、(演じる側も)そういう作品に出られるのは本当に楽しいよね。

町田:そうですね。現場に行って“こういう方たちだから、こんな作品ができるんだな”と思うことがたくさんありますし、やっぱり“0(ゼロ)から1”を作るところが一番大変だと思っていて、そこを自分でもできるようになると、これから俳優活動を続けていくなかでも、いろんな気付きがあるのかなと思うので。

石丸:じゃあ“0(ゼロ)から1”に行くためのメモですね。

町田:はい! たくさん取りためています。

◆メモの取り方、台本の覚え方は?

石丸:ちなみに“メモ”って、書いて残す人がいたり、音声だけを残す人、携帯などに(文字を)打ちこんで残す人などいますが、町田さんはどちら派ですか?

町田:僕は、書くときと携帯などに打ちこむときの2パターンです。

石丸:書くときと打ちこんでいるときとでは、何か違いはある?

町田:全然違います。やっぱり、ペンで実際に紙に書いたほうが(内容を)すごく覚えていますね。

石丸:そうだよね。あと、台本の覚え方にもいくつかの方法があるじゃないですか。僕は書く派なんですけど、書いて文字にした後、それを目に焼き付けてイメージする、という結構時間がかかるタイプなんです。町田くんはどう?

町田:台本自体は、読みながら(覚えます)。

石丸:スーッと(頭に)入ってくる?

町田:スーッとは全然入らないんですけど、呪文のようにブツブツ唱えて。

石丸:じゃあ、音で覚えるタイプなんだね。

町田:そうですね。あとは、そのときの役柄だったり、そのシーンの解釈的なものを(台本の)脇にメモを取ったりするじゃないですか。

石丸:するね。

町田:それは絶対に手書きですね。

石丸:ということは、いつも台本は(メモで)真っ黒だ。

町田:前まではそうだったんですけど、そうすると(台本が)読みづらくて……(笑)。

石丸:分かる(笑)! そうなんだよね。

町田:なので、メモ帳に移行したという感じですね。

石丸:なるほど、賢いですね。文字に残すことで“(記憶に)刻み込む”という効果もあるのかな。

町田:それもありますし、長く書いていると、たまに思わぬことを書き始めたりするんです。考えたことを整理して、それを一言一句漏らさずに書くというよりも、勝手にまた……。

石丸:筆が走るんだ。

町田:はい。それが、すごく面白くて。

石丸:面白いね、ぜひそれで本を書き上げて出版して!

町田:ハハハ(笑)。やってみます。

石丸:面白いと思うよ。「僕の思いついたこと」みたいな。

町田:それは面白いですね!

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聴取期限:2023年7月16日(日) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:Grand Seiko THE NATURE OF TIME
放送日時:毎週土曜 12:00~12:25
パーソナリティ:石丸幹二
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/nature/

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