25話 レッドキャップ狩り終わり、謎の種
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11月16日金曜日。今日でレッドキャップ狩りは終了ですね。斧豪になりました。……割と早かったと見るべきか、時間がかかったと見るべきか。難しい所だな。
斧豪のレベルアップは厳しいと思う。一体何体倒さないといけないのか。途方も無い数を狩らないと上がらんでしょう。いや待て、斧士Lv2だから……5000体でいいのか。
アリの巣でやっていくのに足らないようなら戻ってきましょうか。ステータスで戦えるとは思うけどな。4桁あるんだから。INTとRESはまだまだ4桁には届かないけど。
魔法を使ってくるとちょっと不味いかもしれないが、大丈夫だろ。魔法型を狩っていたらRESも上がるだろう。これで足りないとか言われたら他の探索者のレベルを疑わないといけなくなる。
10層のボス部屋までは十分いけるでしょ。問題は11層から20層の方だよな。どうなることやらだ。アリの巣の情報も鑑定士さんから聞けないんだよなあ。詳しくは向こうに行って聞いてくれって言われているんだよな。教えてくれてもいいのに。
鑑定士はローテーションで持ち回りらしいからな。2つの支部と本部、本部はお休みと一緒って言ってたけど。わざわざ本部に鑑定を頼みに来ることは殆ど無いらしい。
あるにはあるらしいよ? 特にアリの巣ではよくあることだそうだ。順番待ちが嫌な人たちが本部まで来るらしい。本部は順番待ちは殆ど無いから。
亜人の迷宮以上に人がいるって話だし。鑑定士の数も向こうの方が多いらしいし。職業に因ってはアリの巣よりもキャットスレイの方が効率がいいらしいからな。
広さは断然亜人の迷宮の方が広い……訳でもない。アリの巣も同等に広い。ただ道があるから迷うのと解りにくいのと道が被ると成果が渋いのと色々とあるんだってさ。
48番ですか。後は階層の移動が無いのが特徴か。何層目か解らんらしいし。10層目と20層目と30層目にボス部屋が有るのでそれを通過すれば次の階層というのが解るらしい。
1層が10層分の広さが有ると思った方が良いのかもしれない。……セーフティーゾーンはあるんだろうか。徹夜行軍とか嫌だなあ。ソロだから交互に休むとか出来ないのが不利な点か。
まあ、暫くはこっちにいるとは思いますがね。あとオークをどれだけ狩ればいいんだろうか。棒師はLv2なんだよなあ。大分時間がかかりそうだな。
まあ、倉庫もあることですし、少し長めの遠征でもしますか。水はそんなに必要ないしな。食料だけがっつりと持っていきましょうか。
アリの巣は水もがっつりと持っていかないといけないんだよなあ。……水が腐らないか心配なんだけど。6日くらいは大丈夫だろうか? その辺も探り探りだな。駄目でも腹壊すくらいで済んでくれればいいが。
「48番!」
さて、呼ばれましたか。今回の成果はいかほどか。大体スキルの種が6~8個と言ったところなんだよな。ちょっと渋いような気がするが、まあいいと思います。
「お願いします。読み上げは結構です。最後に報告だけお願いします」
「解った。――――――――――ふむ、ステータスの種が4つスキルが7つ、未鑑定が1つだな。スキルは裁縫、耐寒、鎖、鎌、工作、呪詛、耐中毒だな。こっちで出るのは珍しいな」
「ちょっと待ってください。未鑑定ってどういうことですか?」
「まあ、初めてだろうな。アリの巣の方でも偶にしか出ないからな。これは鑑定で何も読み取れなかった場合に伝える結果だ。より上位の鑑定を持っている人に確認してくるから待つように」
アリの巣でも偶にしか出ないものがこっちで出るのか。……何なんだろうな。ワクワクするな。良いものだったら良いな。少しすると戻ってきた。
「鑑定結果は解らないだ。これが何の種なのかは解らなかった」
「……解らない場合はどうなるんですか?」
「研究機関に売却することをお勧めする。あそこで解読できればいいんだが、出来ない可能性もある。上位の鑑定能力があるのは研究者だからな」
「何の種か解らないのに売れるんですか?」
「ああ、何の種か解らないから売れるんだ。研究者にも読み取れない種かどうかは知らないが、ここでは読み取れなかったからな。5000億サルンで買取できるぞ」
「5000億サルン⁉ ……何でそんなに高いんですか?」
「それ以上の価値がある場合が多いからだ。前に提出した時は土魔法聖の種だったか。価値としては6000兆サルンからだろう」
「はあ⁉ マジですか。……高確率で聖のスキルが手に入るんですか?」
「いや、野菜の種だったときもある。毒だったときもある。上級解毒ポーションが必要になるほどの毒だったこともあったし、下半身が痺れて動けなくなった研究者もいるくらいだ。この都市じゃ無いがな。それ程何が出るのか解らないが、研究者にとっては鑑定できない事の方が大切らしい」
「確か読めない文字が羅列されているんでしたか?」
「ああ、その文字列に意味が有ると考えているのが研究者であり、読み取れた例もある。故に方向性としては間違っては居ないという事だな。……法則が何通りもあるらしく難航しているが」
「……成る程、売る方がいいという訳ですか?」
「それが確実だろう。欲しいスキルがあるなら種市で買った方が確実だ。使えないスキルの可能性もあるし、そもそもスキルで無い事も多々あるからな」
「解りました。売ります。他のスキルは貰います」
「賢明だな。しかし、これがあるから探索者は止められん奴らが多い。お前もその口か?」
「さあ、でも最強にはなってみたいです」
「強さを求める探索者だったか。それも良かろう。精算してくる」
大金貨5枚ですって。やばすぎじゃない? 6000兆を考えると惜しい気もするが毒に当たる可能性もあるんだから仕方ない。……毒が無かったら食ってたかな。
強欲だからな。どんなスキルでもステータスボーナスが得られる。一気に強くなれる。それをふいにするのは惜しいが、死んでしまってはどうにもならないからな。
しかし、文字列に法則があるのはなんとなくだが、解った様な気がする。多分作った神様ごとに文字列のパターンが有るはずだ。大神だけなら楽だろうが、小神の分もあるんだろう。でないと6種類ならすでに解読されてるはずだ。
しかし、読めたこともあるってのはやばいよな。俺の種もどういった物なのか知りたいとは思ったり思わなかったり。未練が少し残るなあ。
「精算してきた。大金だからな、商業ギルドに預けることを勧める」
「ええ、帰りにでも寄って行きます。ありがとうございました」
「うむ。――――――――――62番!」
5000億なんて倉庫に持っていても怖い。……死んだら倉庫ごと死ぬからな。中身をばら撒くなんてことはない。でもそんなに容量があるわけでもない。俺の倉庫士Lv1も1m×1m×1mくらいしか入らない。大半は食料と水になるが。
商業ギルドが沢山抱えたくなるわけですな。盗賊被害も倉庫持ちばっかりだとおこらないことだし。現状は大規模な商隊を組んでいるもんな。
まあ、そんな事になったら盗賊家業は成り立たないがな。闇奴隷だけでは難しいだろう。食事は摂らないと死んでしまう。都市内に盗賊が入ることもあるだろうけどな。
仕入れ番とかもいるだろうし、闇奴隷を運ぶために馬車も持っていたりもしそうだな。まあその辺はハンターの仕事の範囲だ。俺はまだ、手を出そうとは思わない。
そのうち手を出すんだろうけど。混沌の神も何ともまあ微妙なラインを取っ払ったものである。……損は無いので、登録だけは冒険者と一緒に登録しておいてもいいかな。この都市を出る時になるだろうけど。
何はともあれ、商業ギルドに行かないと。大金を持っていると落ち着きませんよ。さっさと預けて明日に備えましょう。少しダッシュ気味に商業ギルドに向かいましょう。
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名前 マモン
Lv1
HP 3817/3817
MP 1832/1832
STR 1505
VIT 1156
INT 601
RES 630
DEX 1067
AGI 1104
職業「強欲」
スキル
STR
斧豪Lv1 掘削士Lv2 樵士Lv3 剛腕士Lv1 採鉱士Lv2 鉱業士Lv1 剣士Lv4 槍士Lv2 拳士Lv10 鎌士Lv2 木工士Lv2 牙師Lv2 蔓士Lv10 指圧士Lv1 石工士Lv2 漁士Lv2 棒師Lv2 酪農士Lv2 発掘Lv1 耕作士Lv1 怪力士Lv1 鍬士Lv1 突進士Lv1
VIT
縛り士Lv1 耐寒士Lv2 防塵士Lv2 登攀士Lv2 砕身士Lv1 大食い士Lv1 緑血士Lv1 血清士Lv1 衛視士Lv2 猟士Lv1 騎乗士Lv1 繁殖師Lv1 食い溜め士Lv1 土方士Lv2 味覚士Lv1 青血士Lv1 細身士Lv1 耐斬士Lv1 倉庫士Lv1 視覚士Lv1
INT
夜目士Lv2 算術士Lv2 地図士Lv10 計算士Lv5 暗記士Lv7 方位士Lv5 鷹の目士Lv1 薬剤士Lv1 熱感知士Lv2 嗅覚士Lv10 詩歌士Lv1 器械士Lv1 測量士Lv3 芸能士Lv1 言語士Lv1 語学士Lv2 考古学Lv1 耐魔士Lv1 魔力回復士Lv1 医士Lv1 勘定士Lv1 感謝士Lv1
RES
消化士Lv2 耐熱士Lv2 耐毒士Lv1 耐腐食士Lv1 耐石化士Lv2 耐麻痺士Lv1 耐木属性士Lv1 園芸士Lv1 耐火属性士Lv1 明瞭士Lv1 歌唱士Lv1 暗視師Lv6 聴覚士Lv1 耐月属性士Lv1 営業士Lv2 音感知士Lv1 忠義士Lv1 呪詛士Lv1
DEX
農業士Lv2 大工士Lv2 調薬士Lv1 鍛冶士Lv2 裁縫士Lv2 彫刻士Lv1 鎖士Lv2 彫金士Lv1 奉仕士Lv1 建築士Lv1 絵士Lv1 陶芸士Lv2 作画士Lv4 薬士Lv1 掏り士Lv10 創作士Lv2 編み士Lv1 糸師Lv2 罠士Lv10 工作士Lv2 改修士Lv1 技士Lv1 儀礼Lv1
AGI
釣り士Lv2 爪師Lv2 飛脚士Lv2 回避士Lv10 逃走士Lv10 跳躍士Lv3 俊足士Lv2 舞踏士Lv2 俊敏士Lv1 記者士Lv1 空士Lv10 索敵士Lv1 探索士Lv1 誘拐士Lv1
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