VTuber 周防パトラ (無所属) さんが2023年 (令和5年) 7月1日より行われた、ゲームソフト「アンシャントロマン ~Power of Dark Side~」のプレイ配信が、同タレントの魅力に満ちあふれた内容となっております。
“稀代のクソゲー” アンシャントロマン
「アンシャントロマン ~Power of Dark Side~」は、1998年 (平成10年) 4月23日に 日本システムより発売された プレイステーション (PlayStation/プレステ) 用ゲームソフト。
ゲーム内のほぼ全ての要素が商業作品として論外の完成度であるとして、予てより粗悪なゲームを意味する“クソゲー”の1つとしてゲームユーザーの皆様から認知されておりましたが、YouTuber からすまさんが本作を「全てが終わっているパーフェクトクソゲー」と銘打ち、プレイ配信及び編集動画を公開されたことをきっかけに、近年改めて注目を集め、中古品も2~3万円を突破するプレミア価格を記録しております。
そして本作を「愛すべきクソゲー」として、その粗悪な要素をネタとして楽しんだり、冒頭ムービーに登場する 通称“理不尽にも吹き飛んだおっさん”がネットミームと化したり、一般社団法人RTA in Japan主催のイベント「RTA in Japan」でもプレイ配信されるなど、今日では多くの皆様の注目を集めるゲームソフトとなっております。
“愛すべきクソゲー”が、タレントの魅力を引き立てる
周防パトラさんは ASMR配信においてトップクラスの人気を誇るタレント。VTuber業界内で幅広い人脈を持たれており、大手事務所・グループ所属タレントから個人タレントまで多くの皆様から慕われる存在となっております。
5月9日をもって VTuber事務所 ななしいんくを卒業されており、今後の活動が注目されているタレントの1人です。
そして、これまで所属されていた事務所・グループから離れた個人タレントとしての活動の1つとして パトラさんが7月1日より行われたのが、この度の「アンシャントロマン」のプレイ配信となりますが、実はこの配信内容、これまで パトラさんをあまりご存知でなかった皆様にこそ勧められるものであるように感じられます。
本作は、前述したような“愛すべきクソゲー”要素 (理不尽にも吹き飛んだおっさん、荒いグラフィック、聴き続けると気分がおかしくなりそうなBGM、キャラクターの棒読み台詞など) がネタとして散りばめられており、それらに対するリアクションやトークは、まさにプレイ配信を行われる側の力量を試すものであると言えるのではないかと考えられます。
そして パトラさんは、本作のこれら要素に素で驚き、素で笑い、そして後半にはハマり始めているという反応を見せられます。これらはそれまで パトラさんの配信をご覧になられていなかった皆様に、同タレントの魅力をこの上なくアピールするものであると思われるのです。
奇しくも「アンシャントロマン」という“愛すべきクソゲー”が、タレントの魅力を引き立てるという思いがけないシナジー。今回の パトラさんのプレイ配信をきっかけに、VTuberタレントの皆様の間で「アンシャントロマン」が流行る可能性も…もしかしたら考えられるかもしれません。
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(P2y.jp 管理代表者「2号さん (仮)」 & ゲーム・任天堂カテゴリー担当 共同記事)
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