ジェラシーを微笑みに変えて

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人間の感情の中で嫉妬ほど醜いものはない 


誰が言ったか知りませんが、このような言葉があります。

恋仲にある異性や同僚、さらには友人に対して、思う妬みの感情が嫉妬であります。 


そもそもは「成功者を羨む行為」が嫉妬に当たるとわたしは考えますが、これは友人や同僚などに対する嫉妬である場合がほとんどであります。 


恋仲にある異性に対する嫉妬はまた別の意味合いがある。

そもそも恋人は「成功者」でもなんでもなく、ただ自分が好意を抱く相手であるのです。

なのに多くの人は好意を抱く相手に嫉妬という感情を抱いてしまう。 


彼氏が他の女の子と話してるのを見ると嫉妬する 

彼女が他の男と遊んでると嫉妬する 


このような感情は実は非常に身勝手なものであります。

「好意を持っている相手が自分以外の異性と接触するのが嫌だ」という感情は種として当たり前の感情であります。

嫉妬をして当たり前。

遊んだり話をするだけで、それが別の次元の恋仲に発展してしまうのではないかと心配する気持ち、わかります。 


けれども、その気持ちが暴走し、止まらなくなると始末に終えなくなります。 


異性が自分以外の人間と接触を持つのすら腹が立つ 


といった感情に陥っている人を何人も見てきました。

そういう人というのは一体何を期待しているのでしょうか。 


自分が好意を抱く異性が、誰とも接触せず、まるで世捨て人のように部屋の隅で体育座りをして俯いて黙ってるのが理想なのでしょうか。 


そこまでは言ってないじゃん。
とか言う人もいるかもしれませんが、嫉妬とは究極的にはそういうことなのですよ。

嫉妬が過ぎると相手の一般的社会生活すら制限しかねない。 


嫉妬というのは醜い感情です。


わたしはゼッタイにそんな感情を表に出さないし、見せようとも思わないし、自分の中にあることすら認めない。 

けれども世の人間達は 


「嫉妬する彼がカワイイ」 

「嫉妬されると愛されてるなって感じがするよ」
 

とか言う。

なんかアレだ、最近はとても嫉妬をポジティブに考えるんだな。 


わたしもちょっと嫉妬でもして可愛さをアッピールしてみようかと思う今日この頃。 


「好きな人の頭から湯気が出てる、すげえ嫉妬する」 


という訳の分からん理由で嫉妬できるようになったら一人前にカワイイ嫉妬女子の仲間入りかもしれない。


よし、頑張るぞ!
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