狂人作家         黒田幻の日記

    心理学・精神分析に興味を持っていた社会不適応者。ついに自分自身が精神病になる。    幻覚・幻聴実体験記「狂気」絶賛発売中!

見知らぬ女の子が隣の家の屋根でウ〇コをしていた話

多分、小学校へ上がる前だった。

「馬鹿は高い所が好き」と言うが、私もジャングルジムとか塀に登ったり、ベランダから降りて離れの屋根に乗るのが好きだった。

ある日、二階の窓から隣の瓦屋根を眺めていると、見知らぬ女の子がひょっこり姿を現した。

私は、自分の家の離れはベランダからも塀からも乗る事が出来るが、隣の家の屋根は無理だった。

「いいなぁ、一体どうやって登ったんだろう」

そう思っていると、彼女は屋根のてっぺんまで登って、スカートをまくり上げしゃがみこんだ。

そして、なんとウ〇コをしたのである!

子供の身からすれば、よその家の屋根に登るという事だけでも、十分大人に怒られるリスクを伴う行為なのに、その上ウ〇コをするとは、なんと大胆な!

びっくりしていると、彼女はスタスタと消えて行った。

ウ〇コは、茶色ではなく、コンクリを落としたような灰色だった。

そして、何日が過ぎても、雨に溶けたり干からびたりすることなく、そのままの形だった。

私は気になって、いつもそれを眺めていた。

形はウ〇コだが、色といい、表面のざらっとした質感といい、たまたま誤って落としてしまったコンクリが、ウ〇コのような形の塊になって残っている、という風に見えた。

でも、確かにあの子がウ〇コしている現場を見たのである。

また、あの女の子が現れたら、

「これ、あなたがしたウ〇コだよね?」と確認してみようと思った。

しかし、再び彼女が現れる事はなかった。

謎の地下水?

幼稚園か小学校低学年頃の事。

妹と庭を掘っていたら、突然、空洞に行き当った。

子供が軽く掘れる位で」、そんなに深さは無い。

当時の私の膝位であろうか。

底は平らになっていて、石が所々飛び出していたのだが、澄んだ水が脈々と流れていたのである。

「これが地下水というものなのか」と思った。

 

後から思うと、この記憶は変なのである。

第一、そんな浅い所に空洞があっては、すぐに地面が陥没するはずである。

しかし、空洞の穴は、かなりの範囲で拡がっていて、自分が立っている所も下は空洞になっているかのように、水が流れていたのである。

これも、やはり幻覚だったのだろうか?

デジャヴと空飛ぶ夢

 どちらも、中年以降、さっぱり無くなったが、子供~若い頃頻繁にあった。

 で、珍しいのは、デジャ・ヴは単なる

 「前にこれあったな」

ではなく、

 「前にこれ、何回も何回もあったし、その度に、前に何回も何回もあったって思ったよな」

であった点だろうか。

 そういう事が一番多かったのは高校生の頃で、平均して週に3~4回もあった。

 まるで、合わせ鏡の中を覗いているように、無限に続くデジャ・ヴなのである。

 そして、大抵、次はこういうシーンが展開されて、とわかるのであるが、実際にその通りになるのだ。

 でもそれは、予知と言えるような長い時間ではなく、ほんの一瞬の些細な出来事~次に、誰々が私の目の前を横切るとか~なので、競馬とか宝くじに使えるような、便利な予知能力ではないのだった。

 空飛ぶ夢の方も、やはり記憶が連続した空飛ぶ夢だった。

 夢の中の自分には過去の記憶があって、飛べる夢の時は、必ず、自分はずっと前から飛べていたのだった。

 そして、アニメや特撮もののヒーローのように、力強くぐんぐん飛んで行くのでも、鳥のようにパタパタと羽ばたくのでもなく、ふわふわと、立ったり座ったりする姿勢のまま浮き上がり、念ずるとそのまま横にも移動できる、という具合だった。

 飛行機というよりは、ドローンの動きに近い感じだった。

 高さは2m位から、高くても3、4階位の事が多く、宇宙から地球を見る、とかそこまでスケールのでかい飛行ではない。飛び方もどこか安定感を欠き、常に、あの電線の所に落ちたら嫌だなとか、あの茂みに落ちたら痛そうとか、セコイ事を心配しているのが、私ならではだった。

 浮き上がる時は、念じ方によって、自分だけが浮き上がれたり、机や椅子も一緒に浮き上がったりした。

 飛ぶ夢を見ている時は、特にそれがすごい事とか、感動的であるとかは思わなくて、本当に、日常自分が歩いて移動できるのと同じように飛んでも移動できる、ただそれだけだった。

 飛ぶ夢は、そう聞いて連想するようなロマンチックなものではなく、デジャ・ヴは、どちらかというと不気味で不快な感覚だった。

 にも関わらず、それが無くなってみると、また若い頃のように、その体験がしてみたいと、時々思ったりする。

  • エス (id:soyogi39)

    私は夢の内容を自由に操れるとされる、明晰夢を一度見てみたいです。

  • 黒田幻 (id:genkuroda)

    昔の知り合いが、明晰夢を見る方法というのに凝っていました。
    オオカミになる夢を見たければ、オオカミの目線(自分の膝~腿位の高さ)で、街中や駅の階段を歩いたり走っている所をイメージしながら眠りにつくと見れる、と言っていました。
    オオカミなのに、なんで森の中とかでないのか不思議ですが。

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小3の頃の事

日付がリアルで6月13日の金曜日だった。

その日の夜、早めに布団に入ると、ななめ右上の方向から声が…

低い声で「聞こえるのか~い、聞こえてるのか~い」と延々繰り返す。

あまりに怖くて一切返事はせず、布団を頭から被って、声の主に見つかりませんように、と祈った。

ずっと、あれは何だったんだろうと思っていたが、やはり幻聴だったのかもしれない。

病気になるずっと前の事だったんだけれど。

HatenaBlogの長所と短所

だんだんわかってきた。

長所はネトウヨみたいなデマやヘイトを垂れ流すブロガーがいない事。

短所は、読みたい記事を書いている人を検索できない、新着記事も途中までしか表示されない事。(しかも6~7分前までしか表示されない)

どういうわけかエラーが多い気がする。(記事を書くも開けられる時と開けられない時がある)

他人の生地に★マークをつけたいと思っても、ログイン画面が出て、ログインするとその人のページから離れてしまう。一旦離れてしまうと、探せない。

花見の季節ですね

桜を見るのはいいが、花見なるものがどうも苦手で。

まず酒が呑めない。

人混みが苦手。

なので、誘われなくても全く気にしない。

日々の電車の中から、通り過ぎる桜をながめるだけでいいや、という感じ。

 

ちなみに、人生で一度も同窓会なるものに行った事が無い。

誘いも来ないし、行きたいとも思わない。

 

結婚式というのも、友人のに一回、後は妹のに出ただけ。

 

日々の買い物が苦手。

食品は、帰り道にスーパーに寄って、家に帰ったら滅多にまた出る事はしない。

服とかはほとんどネットで買う。

 

なんか、人として終わってるって感じだけど、

それで不自由は感じていないんだよね。

 

SSTに行ってきたのだが

なんか、すごい話を聞いて、本を売り込むとか邪道のような気がして、一冊も売らずに帰ってきた。

統合失調症の重症な人は、おむつを当てて生活していたり、それを母親に替えてもらわないと生活できない人もいるんだと。

私の場合は、悪口幻聴がすごかったり、化け物のような人が現れたり、陽性症状は派手だったが、陰性症状は半年くらい寝たきりになっただけで、後は物事への興味とか集中力が無くなる、といった事もなく、ラッキーな方だったようだ。

並行作業が苦手とか、障害的なものもあるが、それは病気になってからではなく、前からそうで、発達障害の気があるのかもしれない。

両親とも、発達障害っぽい人なので(昔はその概念が無かったが)その可能性は高い。

あとは軽い記憶障害位で、これも子供の頃からなので、どうも病気の後遺症ではないと思う。