路上出産した赤ちゃんをコインロッカーに遺棄 風俗店従業員の女に懲役2年執行猶予4年の有罪判決07月07日 11:54
産んだばかりの赤ちゃんの遺体をコインロッカーに遺棄した罪に問われた女に対し、大阪地方裁判所は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
風俗店従業員の谷口成美被告(33)は、ことし1月、大阪市淀川区の阪急・十三駅近くの路上で出産した女の子の赤ちゃんの遺体を、コインロッカーに遺棄した罪に問われています。
これまでの裁判で谷口被告は、起訴内容を認めていました。
7日の判決で大阪地方裁判所は、「出産後に頼りになる人がいなく、トートバッグに産んだが、動く様子がなくコインロッカーに遺棄した」「ロッカーの延長料金を払い発覚を遅らせ悪質」と指摘する一方で、「罪を認め、社会福祉施設で生活を立て直す意思がある」として、谷口被告に懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。