日光東照宮の不思議再発見 その2 石鳥居の下の天気予報ができる敷石
- 2017/04/03
- 05:04
この記事は2009年5月12日にWikiモード版でアップしたものを見やすくするためにかんたんモード版でリニューアルしたものです。
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今回の日光東照宮の不思議は色の変化から天気予想ができるという敷石の話です。境内入り口の石鳥居(一ノ鳥居)の手前の緩やかな傾斜の石段を登りつめた10段目、石鳥居の「東照大権現」の額の下あたりに「照り降りの石」という敷石があります。あまり大きな石ではないので気がつかないで通り過ぎてしまう人が多いようです。横長の長方形で右斜め半分の色がやや濃い敷石が1つだけあります。
湿度が高くなってくるとこの右斜め半分の色が段々濃くなって境目がはっきりくっきりとしてくるので雨が近いということが予測できるそうです。今回写真を撮った日は快晴で雨の気配は全然ない日でしたが、境目は識別できました。雨が近づくとこの色差がもっと大きくなるんでしょう。乾いた砂が水に濡れて色が濃くなる現象と似ていますね。この敷石の材質はよく分かりませんが、この石を切り出したところが断層になっていて性質の異なる地層が石化したのではないかと私は推測しています。
写真はすべて左クリックで拡大できます。
日光東照宮・境内入り口の石鳥居
日光東照宮・石鳥居の下にある天気予報ができる敷石
(照り降りの石)手前中央の敷石
雨が近づくと敷石の右下半分の色が濃くなって境目がはっきりしてくるそうです。
日光東照宮・石鳥居の下にある天気予報ができる敷石
(照り降りの石)
上の写真のズームアップ。雨が近づくと敷石の右下半分の色が濃くなって
上の写真のズームアップ。雨が近づくと敷石の右下半分の色が濃くなって
境目がはっきりしてくるそうです。
写真撮影:2009年4月29日
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