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英FT編集長にカラフ氏 14年ぶり交代、初の女性

【ロンドン=篠崎健太】英フィナンシャル・タイムズ(FT)は12日、ライオネル・バーバー編集長が2020年1月1日付で退任し、ルーラ・カラフ副編集長が編集長に昇格する人事を発表した。編集長交代は14年ぶり。カラフ氏はFTにとって初の女性編集長となる。

カラフ氏はレバノン出身。米コロンビア大の大学院(国際関係論)修了後、1995年にFTに入社した。2016年から副編集長として報道全般に関わるとともに、外交・国際問題を中心とするコラムを執筆している。

バーバー氏は05年から編集長を務め、世界の新聞社に先駆けて紙媒体からデジタル版に報道の主軸を転換。世界有数のクオリティーメディアとしてのFTの地位を確立した。19年春、FTの有料読者を100万の大台に乗せた。

また15年の日本経済新聞社によるFT買収以降は、編集面の両社連携で中心的な役割を果たしてきた。

喜多恒雄・日経会長は「世界最強のビジネスメディアになるという日経・FTの共通目標に向けて、カラフ新編集長に手腕を発揮してもらうことを期待する」としている。

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