(株)タカサキ

数多くの薬を飲んでいた祖母の姿を見ていて、何か手助けが出来たらと考えるようになり、薬剤師を目指すようになりました。就職先として調剤薬局に目が向いたのも、患者さまと近い位置で関わりたいという思いからです。タカサキ薬局に惹かれたのは、北九州唯一の特定機能病院である産業医科大学病院（産医大）から地域のクリニックまで、多様なニーズに対応する店舗があるので、幅広いスキルを身につけられるのではないかと考えたためです。産医大前店に見学にきた時には薬の種類の多さに驚きましたし、ここなら、学べることが多いと思いました。

見学の際、とても話しやすい雰囲気で、どの先輩にも優しく教えていただけたことも、入社動機になりました。入社後は3カ月間にわたる新人研修があり、薬局業務の流れを覚えることに始まり、薬の種類や投薬、薬歴の入力まで一つひとつ学んでいきました。先輩の仕事を見学し、自分でやってみてフィードバックをいただくという実践のなかで覚えていく方法だったので、理解がしやすかったですね。研修期間には数日単位で約10店舗を回り、診療科目による処方の違いなども知ることができました。

研修後は産医大前店やタカサキ薬局本城店で勤務しています。入社前の印象どおり、職場の雰囲気がよく、嫌な思いをするといったことがありません。先輩にわからないことを聞くと「自分は似た状況の時、こう対応したよ」と具体例を挙げて教えてもらえるので、実践に活かしやすいですね。毎月1回、薬剤に関して幅広く学ぶ勉強会が開催されるなど、学習機会が多いこともタカサキ薬局の特徴です。お薬について答えた時、患者さまから「ありがとう」と言っていただけるのがうれしい瞬間。薬剤師としての知識を活かす事が出来たなと、自信にもつながります。

産医大前店では今年から在宅を始めており、新たに学びながら、在宅での調剤業務に携わり地域に貢献することも自分の新たな目標となりました。産医大は忙しい時間帯もありますが、仕事は定時で終わるので自分の時間もしっかり確保できます。私は、地元の岡山からIターンで九州に来ました。福岡は新幹線が通っていて便利だし、食べものがおいしいというのも惹かれた理由。快適に暮らせることも大事にしたかったんです。薬剤師としての成長を目指しながら、九州各地を訪ねることも「目標」です！

■タカサキ薬局産医大前店 薬剤師　鎌矢 直子（2022年入社）