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移住先探す“Twitter難民” 注目浴びる新興SNS、受け入れ体制の現状は

ITmedia NEWS / 2023年7月5日 8時25分

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4日には「Twitter対抗サービス」がトレンド入りした

 7月1日からTwitterに閲覧制限がかかっており、他サービスへの移行を検討するユーザーが増えている。中にはできるだけTwitterに近いサービスを求め、FacebookやDiscordといった大手SNSやチャットツールではなく、比較的新しいSNSに注目する人も見られる。

 一方、当の新興SNSの中にはまだ大量のユーザーを受け入れられる状況にないところもあり、事態は混迷を極めるばかりだ。そこで本記事では、Twitterからの“移住先”として注目を浴びる新興SNSの受け入れ体制について、現状をまとめる。

●Mastodonはユーザー急増

 分散SNS「Mastodon」はユーザーが急増中だ。合計アクティブユーザー数は先週末に約29万4000人増加。投稿は3倍になったという。

 MastodonはTwitterのような感覚で使えるSNSだが、その構造は異なる。企業や有志のユーザーがそれぞれ立ち上げた「インスタンス」というサーバ単位で住み分けるのが特徴だ。一般ユーザーはインスタンス内で交流できる。別インスタンスの投稿を見に行くこともできるが、Twitterのように単一の空間に全ユーザーが同居しているイメージではない。

参考:Mastodonのユーザー急増、投稿が約3倍に Twitter混乱で

参考:マストドンつまみ食い日記

 日本では日本人向けの「mstdn.jp」やクリエイター向けの「pawoo」といったインスタンスが有名だ。どちらも新規登録の制限などはしていないが、ユーザーが増えているためか動作が重く、思うように操作できないときがある(7月4日時点)。

●Misskey.ioは新規登録を停止中

 分散SNS「Misskey」の最大手インスタンス「Misskey.io」は、7月4日時点で新規登録を一時停止中だ。ただし、招待コードがあれば他ユーザーに優先してアカウントを作成できる。招待コードは一部の既存ユーザーから譲り受けるか、クリエイター支援プラットフォーム「pixivFANBOX」で提供中の有償プラン(600~1200円)を契約することで受け取れる。

参考:話題の分散SNS「Misskey」が居心地いい 行儀悪くて笑えるあのころのインターネットが帰ってきた ユーザー爆増中

参考:Twitterからの移住者か、「Misskey.io」登録者20万人超え 1日で4万人増も一筋縄ではいかず

 MisskeyはMastodonと似た構造のサービスで、誰でもインスタンスを立ち上げることが可能だ。現在でも、Misskey.io以外のインスタンスであれば、平時と変わらず登録できるところもあるので、人数の多さにこだわらなければ今すぐ利用できる。

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