今まで15インチのMateBook D15 を使っていたんだけどコンパクトで超軽量なMateBook 13を見つけて乗り換えたからレビューする。
MateBook 13 の特徴は薄さと軽さ
MateBook 13の特徴
- 88%の画面占有率
- 3:2比のディスプレイ
- 2Kディスプレイ
- 高級感のあるボディー
- 薄いくてコンパクトなボディー
MateBook 13のディスプレイの魅力
このパソコンは13インチとノートパソコンでも小さめの画面サイズなのにも関わらず技術が詰め込まれている。
3:2比のディスプレイ
このパソコンの最大の特徴でもある画面の比率だけど3:2比のディスプレイは一般的なパソコンより縦に長いディスプレイになっている。
この縦に長いのにはちゃんと意味があって、考えてみると、ネット記事も、メールもすべて縦に長い。そこで登場するのが3:2比と言う比率で3:2比だとディスプレイが縦長になるから1度に表示できる範囲が広くなりスクロールの回数を減らすことができる。
88%の画面占有率
画面占有率は88%でノートパソコンではかなり高い方で、余計なベゼルが視界に入らないから占有率が高ければ高いほど没入感が増す。
2Kディスプレイ
画面解像度も2Kで一般的なフルHDと比較しても鮮明さが違う。
ディスプレイが綺麗だから画像編集の時とか映画を見るのに適している。さらに色域sRGB100%だから色の発色も正しい。
MateBook 13の ボディーの魅力
このパソコンの最大の特徴でもあるボディーはHUAWEIの技術の結晶と言っても良いと思う。
高級感のあるボディー
実はこのパソコンは発売されたときは8万円でこの価格でこの質感は素晴らしい。
ボディーの素材は公表されてないけど、メタル感のある質感で高級感が凄い。
天板にはHUAWEIの文字だけでシンプル、もう少し前のモデルだとHUAWEIのロゴもあったからシンプルとは言えなかったけど、最近のモデルはそのロゴがなくなってよりシンプルになった。
背面もファンの穴とスピーカーだけですっきりしている。
ファンも背面とヒンジの裏の部分にある
ファンの音はサーと言いう感じで不快感は全くない
右側にはType-C端子が一つ
左側にはType-C端子と3.5㎜イヤホンジャックがある
このパソコンのちょっとした変わった点が右側のType-C端子からの充電に対応していないことで悪いってわけでは無いけどType-C端子をつけるなら充電にも対応させて欲しかった。
キーボードとMacのようなタッチパット
キーボードは至って普通、さらにタイピング音も静かでキーボードは文句の付け所がない
キーボードにはキーボードバックライトを搭載しているから暗闇の中でも問題無くタイピングができる。キーボードバックライトの明るさは2段階式だから場面によって使い分けはできるけどあまり使わない。一番低いのでも普通に使える。
キーボードは普通だけどタッチパットはちょっと違う。それは他のパソコンよりもタッチパッドが広い。
タッチパッドが広いと言えばMacが有名だけどそれに匹敵するほどのサイズで、マウスが無くても作業で普通に出来てしまう。あと切り込みが入っててパソコンの開け閉めがしやすい
薄いくてコンパクトなボディー
気楽に持ち運べる薄さで、最も薄い場所はスマホと同じくらいの厚さで、最も分厚い場所でも18㎜くらいで、この薄さは凄い。
さらにこのパソコンはベゼルが薄いから、余分なスペースが無いから同じ13インチのパソコンの中でもダントツでボディーが小さい
さらに本体重量も軽量で本体だけで約1,3Kg、充電器があっても約1,4Kgしかないから持ち運びが楽
指紋センサー兼電源ボタン
HUAWEIのパソコンはどのモデルでも指紋センサー兼電源ボタンを搭載していて起動すると同時に指紋認証でロックを解除してくれる。
指紋認証の技術はスマホで培って来たものを活用していて精度は素晴らしい.。認証に失敗することはほとんどない。ちなみにスリープのときもこのボタンに触れるだけで指紋認証でロックを解除できる。
充電器がコンパクト
このパソコンは充電に65W必要なんだけど、市場にある65W充電器は凄くコンパクトで持ち運びに適している。
おすすめの可愛い充電器と絡まらない不思議なケーブルの記事は下記
MateBook 13のスペック
簡単にスペックをまとめる。比較として今まで使っていたMateBook D 15のスペックもまとめる。
MateBook 13 | MateBook D15 | |
液晶 | 13インチ | 15インチ |
解像度 | 2560×1440 | 1920×1080 |
CPU | Ryzen5 3500U | Ryzen7 3700U |
ストレージ | 256GB | 512GB |
メモリ | 8GB | 8GB |
稼働時間 | 14,7時間 | 8,5時間 |
重量 | 1,3Kg | 1,56Kg |
USB‐A | なし | 3ポート |
USB‐C | 2ポート | 1ポート |
HDMI | なし | 1ポート |
厚み | 14,9mm | 16,9mm |
ここからはベンチマークテストの結果をまとめる。
Ryzen 5 3500Uの性能(MateBook 13のベンチマークテスト)
ベンチマークと言っても中のCPUはRyzen 5 3500Uだから正直スペックが良いとは言えない。だからこれからはMateBook13のベンチマークテストと言うよりRyzen 5 3500Uのベンチマークテストの結果だと思って見てほしい。
Cinebench
Cinebench Multi | 3520 |
Cinebench Single | 840 |
FINAL FANTASY XV ベンチマーク
スコア | 1255 |
評価 | 動作困難 |
スコアはこんな感じ。
ベンチマークを動かしている時は60度前後で薄いながらもしっかりと排熱してくれている。だから熱暴走の心配は要らない。あとファンの音も静かで耳障りみたいなのは無い。
使ってみた感覚
スコアの数字だけだと分かりにくいと思うからここからは使ってみた感覚でスペックを伝える。
Google ドキュメント
評価:快適
Googleドキュメントは超快適に動く。
アプリを開くのも待たされるわけでも無いし、快適に動く。けど画像を20枚以上貼るとカクつくようになるからドキュメントで画像を貼りまくる人は少し注意が必要
Googleスライド
評価:快適
スライドも快適に動く。
スライドは俺がチェックした限りだと快適に動いてカクつく事は無かった。ただスライドも写真が多いとカクつくかも知れない。俺は20枚程度貼ったけど快適に動いた。
PhotoScape X
評価:普通
画像編集はちょっと重めの作業にはなるけど普通に動いてくれる。今まで使っていてカクついた事は無い
(PhotoScape Xはフリー画像編集ソフトです)
基本的な事務作業程度なら快適に行えるけど動画編集は無理だしゲームも動かない。
これでもわからない人の為に絵でもまとめた
だからプログラミングの練習用とかブログを書くために買うなら良いと思うけどゲームをするならお財布には痛いかもしれないけどちゃんとお金を出して高性能PCを買った方が幸せに慣れると思う。
MateBook 13の良くない点
今までは良い点を上げてきたけどここからは良く無い点を上げていく
- Bluetooth接続が安定しない
- 拡張性
Bluetoothが安定しない
イヤホンとかBluetoothマウスを接続してもどうも安定しない。ぷつぷつ途切れたり、遅延がひどかったりする。
前使っていたMateBook D15でこの症状は無かったから謎のまま。Bluetoothの世代もD15 とこの13も同じだから個体差なのかもしれない。
拡張性
薄さを追及したらどうしても拡張性は悪くなる。
俺はBluetoothで凌いでいるから特に問題は無いけど有線接続をしたい人はドッキングステーションは必須になる。
俺もBluetoothが安定しないからドッキングステーションを買うか迷ったけど、ドッキングステーションを使うとこのパソコンの利点でもあるコンパクトボディーが失われるから今は導入しないでBluetoothで凌いでいる。
MateBook 13をおすすめできる人とできない人
MateBook 13をおすすめできる人
MateBook 13をおすすめできる人は3:2比のディスプレイの穏健を受けれる人と比較的軽めの作業をする人で、具体的に上げると「ブロガー、ライター、プログラマー」みたいな人にはおすすめできる。
MateBook 13をおすすめできない人
MateBook 13をおすすめできない人はイラストとか動画編集とかの重い作業をする人で、このパソコンは古いしスペックも良いわけでは無いから重い作業をする人におすすめできない。
あと動画視聴用としての購入もあまりおすすめできない。
と言うのもこのパソコンは画面比率が3:2で縦に長いから横に長い映像コンテンツは小さく表示されてしまう。だから動画を大画面で見たいなら「Google クロームキャスト」とか15インチの16:9比のパソコンをおすすめする。
まとめ
性能を求め無くて、縦作業が多い人にはおすすめできる。
特におすすめなのが今からブログを始める人で、ブログは初期費用を抑えれば抑えるほど収益化した時の穏健が大きいからブログを始めるときはこれを中古で購入してこれでブログを書けば限りなくコストを抑えることができる。
逆に仕事で使うならMateBook 14 Ryzen 5 5500Uモデルをおすすめする。
MateBook 14ならUSB -A、HDMI 、Type-C端子搭載と拡張性にも優れている。
ただ1つ欠点として重量が1,49㎏になるからこのパソコンよりも約0,19㎏重くなるから軽いのがどうしても欲しいならMateBook 13をおすすめするし、1,49㎏でも良いならMateBook 14をおすすめする。
コメント