
noteとブログは、ぶっちゃけどっちが稼ぎやすいの?



どちらも稼げますが、戦略や収益化の選択肢の多さからブログが稼ぎやすいですよ。
以下にnoteとブログの特徴や違いについて、端的にまとめました。
比較項目 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|
収益形態 | コンテンツ販売 | 広告収入 |
運営費用 | 無料 | 1,000円程度 |
収益手段 | 少ない | 多い |
戦い方 | コト(MSP) | モノ(USP) コト(MSP) |
特徴 | 手軽に始められる note内で集客できる 制限やリスクがある | カスタマイズが自由 戦略の選択肢が広い 長期資産性がある |
難易度 | 取り組みジャンルによって 難易度は変動的 | |
総合評価 |
※本記事においてのブログは、WordPressで運営するブログのことを指しています。
本記事では、note・ブログそれぞれの戦い方や特徴、マネタイズ方法などについて解説しています。
とはいえ、包み隠さず言ってしまえば、どのプラットフォームを利用しても多くの人は、自分の適性や戦い方が見いだせず、収益化までの壁を乗り越えられずに諦めてしまいます。
- 集客の壁
- 差別化の壁
- 収益化の壁
もし「マネタイズ方法をマスターしたい!」、「競合サイトに負けないスキルを身に着けたい!」と考えているなら、本格的なSEO対策や売れるためのライティング技術が学べるささみサロンで身につけるのが確実です。
ささみサロンでは、10年以上にわたってウェブ媒体で稼ぎ続けているノウハウをもとに本格的なSEO対策からコミュニティ運営までをすべて学べるので、内容の薄い有料noteや情報商材に惑わされることなく、収益化まで最短距離で走ることができます。
ぜひあなたもささみサロンで無料では手に入らない本物のノウハウを身に着けて、Web集客や収益に困らない生活を手に入れましょう。
\ 継続率85%超の日本一真面目なオンラインサロン /
↑ 初月無料で学び放題!↑
※システム登録費498円(税込)が別途かかります。
【結論】ブログ(WordPress)の方が選択肢の幅が広く稼げる


noteとブログは媒体ごとに収益モデルや特徴が異なりますが、下記の比較表のとおりにnoteよりもブログのほうが収益化の選択肢が広いため稼ぎやすいと言えます。
収益化方法 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|
有料記事販売 | できる | できる |
メンバーシップ (サブスク型コミュニティ) | できる | できる |
アフィリエイト | 一部のみ | できる |
広告 | できない | できる |
純広告 | できない | できる |
※本記事においてのブログは、WordPressで運営するブログのことを指しています。
しかし、上記の比較表は事実に基づく概念的な内容であるため、実務上はブログ運営者であるあなたの適性や目的と組み合わせてベストなマネタイズ方法を導き出す必要があります。
実際に多く人が概念的な事実だけを鵜呑みにし、自分自身の適性や目的を考慮せずに取り組んだ結果、ある人は稼げた・別の人は稼げないといった事象が発生しています。
さまざまな事情を抱えて稼げずに諦めてしまった人がいる一方で、noteやブログで稼げている人に共通していることは下記の3点です。
- 自身の適性と収益化方法がマッチしている。
- 目的に応じた適切な戦い方を実践している。
- 普通の人以上の努力・作業をしている。
つまり、テクニック的な側面はあるものの『当たり前のことを当たり前にこなしている』だけなのです。
ただし、初心者の頃から上記のことができるのは飛び抜けた才能があるほんの一握りの人だけで、大多数の人は数多くの失敗や成功体験を経たのちに身につくものです。
飛び抜けた才能がないと自覚している人や「人並みか少し劣るかも」と自認されている人ほど、一つ一つ順序立てて確認していき、地に足をつけた最適なマネタイズ方法を精査していきましょう。
一方で仕組みや概念的な内容よりも他の人のブログ収入の中央値や実情が気になる方は、下記の記事を参考にしてください。
≫一般人のブログ収入の中央値はいくら?


【どっちも稼げる】note・ブログ(WordPress)収益モデルの違い





noteとブログって同じようなものなんじゃないの?



ブログを書ける点では一緒ですが、noteはコンテンツ販売、ブログは広告収入がおもな収益モデルとなります。
ブログ運営者の適性や目的を理解した上で適切にプラットフォームを利用すれば、noteとブログのどちらを利用しても稼ぐことは可能ですが、それぞれ以下のような収益モデルの違いがあります。
項目 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|
形態 | コンテンツ販売 | 広告収入 |
商材 | 自分の経験 ノウハウ | 広告主の商品 |
手段 | 有料ノート メンバーシップ 投げ銭 | アドセンス アフィリエイト 純広告 |
※本記事においてのブログは、WordPressで運営するブログのことを指しています。
収益モデルを考慮せず、やみくもにブログ運営に乗り出しても「結果が出ない」、「マネタイズに抵抗感がある」といったことになりがちです。
- 他の人から「実績がある人」と認知されていないのに有料ノートを販売している。
- 二番煎じの内容をドヤりながら解説して有料ノートを販売する。
- 大して有益な情報発信していないのに「投げ銭」を要求する。
- 記事を読むのに邪魔なほどアドセンス広告を貼り付けてしまっている。
- 商品購入者の気持ちに寄り添わずにアフィリエイト広告を貼りまくる。
上記のような失敗を知らず知らずのうちにおかしてしまい、あなた自身の時間や労力をムダにしないためにもまずはプラットフォームごとの収益モデルについてそれぞれ確認していきましょう。
noteの収益モデルはおもにコンテンツ販売
noteは、有料ノート販売やメンバーシップ(有料マガジン含む)・投げ銭などのコンテンツ販売で収益化が可能なプラットフォームで、基本的に無料会員登録をすればほぼすべての機能が利用できます。
項目 | 無料会員 | 有料会員 |
---|---|---|
有料ノート | ||
有料マガジン | ||
メンバーシップ | ||
投げ銭 | ||
アフィリエイト (Amazonのみ) | ||
定期マガジン |
noteの無料会員と有料会員の大きな違いは、各種収益コンテンツの販売価格です。
- 無料会員:100円~50,000円
- 有料会員:100円~100,000円
noteプレミアムやnote Pro(法人向け)といった有料会員向けの機能も実装されていますが、副業で取り組む場合は無料会員で充分です。もし、使いこなしていくうちに無料会員で物足りないなと感じはじめたときに有料会員を検討しましょう。
参考:noteの会員ランクと機能一覧


コンテンツ販売は文字通り、これまでにあなたが経験してきたことや培ってきたノウハウの一部をコンテンツとして制作し、販売して収益を得るものです。
無料会員の場合、100円~50,000円の範囲内で任意の販売価格を決めることができ、自分自身のノウハウの希少性などに応じた戦略的な価格設定が可能です。
ただし、販売価格の制限と同様にコンテンツ内容についてもnote側の制限があるため、利用規約に準じた適切なコンテンツ作成が求められます。
ブログ(WordPress)の収益モデルはおもに広告収入
WordPressでブログ運営をした場合、プラグインなどの実装でnoteと同様に有料ノート販売なども行えますが、基本的には以下の広告収入がおもな収益モデルとなります。
項目 | 収益目安 |
---|---|
アドセンス | 1クリック:数円~数百円 |
アフィリエイト | 1件成約:数百円~数万円 |
純広告 | 月額:数千円~数万円 |
広告収入は、あなたのブログ内で広告主の商品やサービスを紹介または広告を設置して、クリック数や成約件数・契約内容に応じた報酬を得るものです。
自分で商材を準備する必要がなく、特別な知識や経験がなくても比較的容易に収入を得られることができる反面、広告主のブランドイメージを毀損しない広告表示ガイドラインに沿った広告掲載や記事作成が求められます。
ただし、WordPressでブログを運用する場合はサーバーやドメインなどの必要経費が月1,000円程度かかってきます。
収益が上がらないうちは少額でも痛い出費を抑える小技として、レンタルサーバー会社が特典としてもらえるドメインを利用したり、キャンペーン期間中に格安で契約したりすると半額以上も出費を抑えられます。
初期費用をおさえたい人はレンタルサーバー各社のHPをこまめに確認しておくことをおすすめします。
収益モデル上、稼ぎやすいのはブログ(WordPress)
前項までnoteとブログそれぞれの収益モデルの違いについてみてきましたが、収益モデルの観点では収益化の選択肢が広いブログに軍配が上がります。
- コンテンツ販売:商材を作るのが手間
- 広告収入:雑に言えば広告を貼るだけ
上記の通り、コンテンツ販売はとにかく商材作りに手間がかかる一方で、広告収入は商材を作る手間もなく、とりあえず広告を貼り付ければキャッシュポイントは簡単に作れます。
ただし、キャッシュポイントが作れたからといってすぐに収益が上がるわけではなく、媒体ごとの特徴や見込み客に応じたキャッシュポイントに向けた集客導線を引く必要があります。
では実際に集客導線を引く際にどうすれば媒体ごとの特徴を生かせるのでしょうか?以下の項目でnote・ブログそれぞれの媒体ごとの特徴についてみていきましょう。
【どっちが稼ぎやすい?】noteとブログ(WordPress)の特徴





収益モデル以外にも違いはあるんですか?



noteはとにかく手軽に始められること、ブログは自由度の高さが特徴ですよ。
note・ブログどちらも利用者が多く人気のプラットフォームですが、それぞれの特徴をしっかりと理解している人は多くありません。
実運用に際して、noteとブログの違いを比較すると下記の通りとなります。
比較項目 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|
始めやすさ | 無料 | 簡単手間がかかる 1,000円程度 |
デザイン性 | 統一 | 自由自在 |
カスタマイズ性 | 乏しい | 自由自在 |
資産性 | 短期的 | 長期的 |
運営リスク | 制限が多く 高い | 制限も少なく 低い |
独自流入経路 | あり | なし |
収益化手段 | 少ない | 多い |
総合評価 |
※本記事においてのブログは、WordPressで運営するブログのことを指しています。
上記のとおり、noteよりもブログのほうができることやメリットが多く、総合的に見てもnoteよりもブログのほうが優秀といって差し支えないでしょう。
とはいえ、万人がブログ運営で稼げるわけではなく、それぞれのプラットフォームの特徴を理解して強みに合った活用方法をすることで結果に結びつきやすくなります。
では実際のところ、あなたに合う媒体は「noteなのか?ブログなのか?」媒体ごとの特徴についてそれぞれみていきましょう。
noteの特徴はプラットフォームの独自の制限と強み
2014年から運営が開始されたnoteは、クリエイター向けの情報発信プラットフォームとして2022年に登録者数500万人を突破しましたが、noteの実運用上のおもなメリット・デメリットは以下のとおりです。
- 無料で始められる
- シンプルで使いやすい
- note内で集客できる
- 手軽に記事販売できる
- SNS感覚で使える
- 記事装飾が少ない
- カスタマイズできない
- アクセス解析が弱い
- 決済手数料が高い
- 運営リスクがある
noteは登録すればすぐに利用できるSNSのような手軽さで、ブログ立ち上げ初期にありがちな「初期設定がなかなか終わらない」といったことがなく、デザイン・機能ともにシンプルで使いやすいのが特徴。
しかし、シンプルであるがゆえに没個性的に見えてしまい、他のクリエイターや競合サイトとの差別化が図れません。記事装飾の少なさをカバーするために画像を作り込んだり、YouTube動画を埋め込んだりとコンテンツ作成にひと手間を加える必要があります。
noteでブログを管理・運用する視点では、本格的なブログ運用に必要なアクセス解析機能が弱かったり、コンテンツ作成に制限があったりなどの制約はあるものの、SEO集客やSNS集客をせずともハッシュタグを活用してnote内で集客することが可能です。
ブログの特徴はやりたいことが実現できる万能性
WordPressは全世界で利用されているCMSでブログ以外にもECサイトや企業HPなど、業界・業種問わずにさまざまなWeb媒体で利用されていますが、ブログで運用する際のメリット・デメリットは以下のとおりです。
- カスタマイズが自由
- デザインにこだわれる
- 長期的資産になる
- 収益化の選択肢が広い
- Webの知識が身につく
- 運営コストがかかる
- 初期設定が地味に大変
- こだわりすぎると沼る
- 管理作業が手間
- 競合が強く萎えやすい
WordPressでブログ運用する際にレンタルサーバーやドメインといったハード面での準備が必要となり、導入~実運用までがハードルになってしまう人も少なくありません。
しかし、WordPress利用者が多い分、利用できるテーマやプラグインも多岐にわたり、ネット上にカスタマイズ方法を解説しているブログ運営者も多数見受けられるため、よほどマイナーなテーマやプラグインを利用しなければ、解決できない問題はないほど。
一方でカスタマイズの自由度が高すぎる反面、技術的に解決出来ない問題や細部にまでこだわりすぎると記事作成が前に進まない、いわゆる沼る現象もたびたび発生します。自分自身のスキルやサイトの成長に合わせて適宜、見直しつつ必要以上に深入りしないといった割り切りも必要です。
二媒体の差分は、選択肢が広く自由度が高いブログが優位
前項までnoteとブログそれぞれの特徴についてみてきましたが、メリット・デメリットの差分で比較していくと稼ぎやすいのはブログに軍配が上がります。
それぞれの特徴を踏まえて、媒体ごとにおすすめな下記のとおりです。
- とにかく手軽にブログを始めたい人
- 初期費用をなるべく安く抑えたい人
- 特定分野で実績や結果を残している人
- デザインにあまり興味や関心がない人
- SNS感覚でブログを始めたい人
- デザイン面にこだわりがある人
- 自作商材より広告収入で稼ぎたい人
- サイトのカスタマイズにこだわりたい人
- 戦略的にブログ運営をしたい人
- 長期的なWeb資産を作りたい人
noteは手軽に始められる反面、デザイン面やカスタマイズ性が乏しく、コンテンツだけでの差別化がしにくい傾向にある一方でブログは自由にカスタマイズできる強みがあり、導入時のハードルをクリアできれば、プラットフォームの成約を受けることなく独自のWeb資産を作ることができます。
したがって、技術的な面を除くと特別な事情がない限りはブログ(WordPress)での運用をおすすめします。
ただし、どちらの媒体を利用する際も「とりあえず稼ぎたい」だけでは収益化までの壁を超えることは難しく、「どうやって戦っていくか?」といった戦略的な視点が必要です。
次の項目でnote・ブログそれぞれの戦い方についてみていきましょう。
【どっちで稼ぐ?】note・ブログ(WordPress)の戦い方





noteとブログは、戦い方ってそんなに変わるものなんですか?



noteは制約が多くコト主体なのに対して、ブログはモノ・コトを使い分けることでより柔軟な戦い方ができますよ。
補足:モノ(USP)とコト(MSP)の違い
マーケティング用語にUSPとMSPがありますが、USP(Unique Selling Proposition)は1950年代ころから使われ、商品やサービスの持つ独自の強みのことを指し、いわゆるナンバーワン戦略のこと。
一方でMSP(Me Selling Proposition)はここ数年で使われ始めており、自分自身の独自の強みを意味し、いわゆるオンリーワン戦略のこと。
USP目線で戦うことは、対象となる競合サービスや商品が存在し、ユーザーから選んでもらうために『機能面での強み』を追求する戦略。
例えば、スマホ会社がUSP戦略を訴求している例としては下記の通りです。
- 「業界最高画質◯◯万画素で新たな体験!」
- 「長時間バッテリー搭載!3日間充電不要!」
- 「スマホを超えたスマホ。驚きの○○グラム!」
ただし、機能面は簡単に真似されやすいため、競争が激化しやすいといったデメリットも存在します。
MSP目線で戦うことは、自分自身が実現したい理想世界に向かって、『人やモノの存在価値』を追求する戦略。
企業を体現するキャッチコピーなどはMSP戦略を訴求している例としては下記の通りです。
- セブンイレブン:「近くて便利!」
- ニトリ:「お!値段以上!」
- ユニクロ:「ファッションを、もっと自由に。」
他の似たような企業からは真似しにくいため、競争が激しい市場でもユーザーと良好な信頼関係を築くことができます。
項目 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|
サイト内編集 | 少ない | 自由自在 |
カテゴリー編集 | できない | 自由自在 |
記事内編集 | 少ない | 多種多様 |
コンテンツ制限 | あり | ※サーバー次第 | ほぼなし
サイトの併設 | できない | できる |
戦い方 | コト(MSP) | モノ(USP) コト(MSP) |
※本記事においてのブログは、WordPressで運営するブログのことを指しています。
上記の比較表のとおり、noteはブログ運営上でさまざまな制約が多く、収益モデルも踏まえると発信者主体のコト寄りの戦い方を強いられる一方で、ブログは高いカスタマイズ性を武器にモノ・コトどちらも目的や状況に応じて使い分けることで多種多様な戦い方ができます。
note・ブログそれぞれどのような戦い方ができるのか?それぞれの戦い方について、整理してみていきましょう。
noteの戦い方は、発信者主体で制約条件あり
コンテンツ販売がおもな収益モデルのnoteでブログ運営した場合の戦い方を整理すると以下のとおりです。
- 戦い方:サイト併設ができず、1つのサイトでコト主体
- コンテンツ:文章の言い回し以外に画像や動画などに注力する必要がある
- 集客方法:発信者主体になるため、SEOよりもSNSのほうが親和性が高い
noteでブログ運営をする場合、収益モデルを踏まえるとTwitterやInstagramと同じように「何を言うか?」よりも「誰が言うか?」と発信者主体になり、モノよりもコト寄りの戦い方が推奨されます。




上記画像のとおりにnoteのプラットフォームの仕様上、トップページに相当するクリエイターページの編集は記事一覧の表示方法の変更や読んでほしい記事をピン留めするといった、いたってシンプルなもの。
記事内装飾についてもコンテンツ記事作成に必要な最低限の機能が備わっているものの、見出しタグや文字装飾が少なくデフォルト状態では表現の幅が狭いため、文章内の言い回し以外にも画像や動画などの埋込みコンテンツにも注力が必要です。
発信者主体の発信内容とプラットフォーム依存のコンテンツ表現になるため、集客方法については検索エンジンを利用したSEO集客よりもSNS集客やnote内集客と親和性が高くハッシュタグの活用がポイントとなります。
ブログの戦い方は、目的に応じたモノ・コトの使い分け
一方で広告収入がおもな収益モデルのブログの戦い方を整理すると以下のとおりです。
- 戦い方:目的や状況に応じてモノ・コトを使い分ける
- コンテンツ:見込み客に合わせた多様な表現方法に注力する
- 集客方法:カスタマイズ性や手間の観点からSEO集客と親和性が高い
上記のとおり、ブログでの戦い方はさまざまで収益モデルを踏まえても「どの視点でいうか?」と目的に合わせて使い分けができ、目的や状況に応じたモノ・コトを使い分けた戦い方がおすすめです。


上記画像のとおりにWordPressの場合、固定ページと投稿ページどちらも同じ装飾が使用でき、筆者が使用しているSWELL(有料テーマ)の場合、多機能な装飾が可能。しっかりと作り込んだ固定ページをトップページに表示させることもできるので、しっかりと作り込むことで集客導線がスムーズにつながり、継続して収益を上げることができます。
集客方法については、モノ・コトどちらの内容で発信するかに合わせて、調整していく必要はありますが、基本的にSEO集客を最優先に取り組み、補助的にSNS集客やリスト集客に注力することをおすすめします。
戦略上、ブログ(WordPress)のほうが戦い方の幅が広く優位
前項までnoteとブログそれぞれの戦い方の違いについてみてきましたが、収益モデルも踏まえると戦い方の幅が広いブログに軍配が上がります。
- note:note側の制約が多く、コト主体の戦い方
- ブログ:モノ・コトを使い分けた幅広い戦い方
noteは仕様上、プラットフォームに依存しているため、悪くいえば運営の意向でアカウント停止や記事削除の側の制約が多く、収益モデルも踏まえるとコト寄りの戦い方を強いられる一方で、ブログは高いカスタマイズ性を武器にモノ・コトどちらも目的や状況に応じて使い分けることで柔軟な戦い方ができます。
補足:ブログ運営における戦い方と集客方法
一般論としてnoteはSNS集客・ブログはSEO集客とされがちですが、どちらの媒体を利用してブログ運営をした場合においても、以下の方法で集客は可能です。
- SEO集客(無料)
→Google、Bing、その他検索エンジン - SNS集客(無料)
→Twitter、Instagram、その他SNS - リスト集客(一部有料)
→メルマガ、LINE@など - 有料広告集客(有料)
→リスティング広告、SNS広告など - その他の集客(一部有料)
→ポータルサイト、リアルイベントなど
上記の集客方法は、プラットフォーム独自(本記事の場合はnote内)の集客方法を除けば、ブログ運営者がどこまで集客に力を入れるかの程度の問題であるため、サイトの成長状況や運営者のリソースとすり合わせた上で取り組んでいくのが適切です。
次の項目では、「戦い方をマネタイズする方法」について、それぞれの媒体ごとにおすすめのマネタイズ方法を解説していきます。
【どう稼ぐ?】note・ブログ(WordPress)のマネタイズ方法





結局、どうやってマネタイズするのが良いんですか?



稼ぐことが最優先ならアフィリエイトやアドセンスといった広告収入がおすすめです。ただし、情報発信が得意な人はSNSを活用して、コンテンツ販売も短期的には稼げますよ。
項 目 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
---|---|---|---|
収益化方法 | アドセンス | アフィリエイト | 有料ノート |
集客方法 | SEO | SEO SNS | SNS note内 |
難易度 | 取り組みジャンルによって 難易度は変動的 | ||
注力ポイント | サイト設計 KW選定 | 案件選定 KW選定 | 導線設計 商材の品質 |
おすすめ度 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
※本記事においてのブログは、WordPressで運営するブログのことを指しています。
上記のとおり、収益を最優先でマネタイズ方法を勘案した場合、商材作成の手間がない広告収入がもっとも稼ぎやすく、中でも広告単価が高いアフィリエイトでマネタイズするのがおすすめです。
一方で有料ノートは商材作成の手間はかかりますが、リピート顧客を育てる導線をしっかりと設計することで、独自のマネタイズ方法を見出すことが可能です。
以下の項目でそれぞれのマネタイズ方法の詳しい内容についてみていきましょう。
本記事で説明するマネタイズ方法においては、以下の解説を割愛いたします。
- ブログで有料ノートを販売する方法
- noteでAmazonアフィリエイトする方法
- note、ブログでコミュニティ運営する方法
マネタイズ方法1. アドセンス:★★★★☆
アドセンスは他のマネタイズ方法よりも取り組みやすく、収益をあげるためのポイントは以下のとおりです。
- ジャンル:アフィリエイトがないジャンル
- 収益ポイント:設置広告のクリック
- 注力ポイント:キーワード選定、サイト設計
- KPI:PV数、CPA
- 注意点:成人向けジャンルはNG、要審査
アドセンスのよくある失敗事例としては以下の3パターンが挙げられます。
- 記事のクオリティが低すぎる
- ジャンルが散らばり統一感がない
- 広告を貼りすぎて使い勝手が悪い
アドセンスでブログ運営をする際の強みは、アフィリエイト案件のないジャンルは企業や法人サイトが少なく、リソースの限られる個人ブロガーでも上位表示しやすい傾向にあります。
しかし、単なる雑記ブログでは上位表示は望めず、SEO集客に取り組む際はE-E-A-Tといった公式発表の指標を参考にブログ運営をするのが適切です。
アドセンス広告と相性の良いジャンルの一例として、探しものKWや調べ物KWといったジャンル解説系ブログやドラマや芸能ニュースといったトレンド系ブログなどが挙げられます。
ジャンル解説系ブログは大量のアクセス(月◯十万PV)を継続的に稼ぐことでマネタイズにつなげ、トレンド系ブログは今が旬なトピックを仕掛けることで瞬間風速的なアクセス(日◯万PV)を量産し、マネタイズにつなげていきます。
解説系ブログやトレンド系ブログのどちらにおいても記事のクオリティよりもサイト全体の更新性やサイト設計をどれだけ作り込めるかが重要なポイントです。
マネタイズ方法2. アフィリエイト:★★★★★
アフィリエイトは他のマネタイズ方法よりも大きく稼ぎやすく、収益をあげるためのポイントは以下のとおりです。
- ジャンル:YMYLを除く案件があるジャンル
- 収益ポイント:広告主の商品・サービスの利用
- 注力ポイント:キーワード選定、案件選定
- KPI:EPC、CVR
- 注意点:広告主のイメージを毀損する表現はNG
アフィリエイトのよくある失敗事例としては以下の3パターンが挙げられます。
- 案件選定:売れない案件を扱ってしまう
- KW選定1. :競合が強すぎるところで戦ってしまう
- KW選定2. :購買意欲が遠いところで戦ってしまう
報酬単価の高い案件や売れやすい(人気のある)案件ともなると、資本力を武器にした法人サイトやサブディレサイトが牛耳っていることがほとんど。
特にYMYLジャンルにおいては個人が入り込むスキマすらないので、企業サイトとは正面からぶつからずに売れる案件選定や勝てるKW選定に注力するのが適切です。
アフィリエイトで収益化を目指す場合、少ないアクセスでも購買意欲の高い見込み客を集客することを目的とし、サイト運営者のスキルやリソース次第で以下のような取り組みでマネタイズしていきます。
サイト規模 | 難易度 | 収益目安 |
---|---|---|
ペラサイト | ~月5万円 | |
特化サイト | ~月10万円 | |
商標サイト | ~月30万円 | |
ジャンルサイト | ~月50万円 | |
コンテンツサイト | 月50万円~ |
個人的におすすめな取り組み方として、ペラサイトで『狙ったKWで上位表示させる』感覚やスキルを磨き、徐々にサイト規模を大きくしていき『ペラサイト~コンテンツサイト』まで育てるルート。
別の取り組み方として、サイトを育てて同じジャンルでサイトを量産していき、『商標サイトやジャンルサイトを複数保有』するルートなどがあり、運営者のスキルやリソース次第でさまざまな戦略をとることができます。
アフィリエイトの場合、ペラサイトからコンテンツサイトまで競合状況や案件に応じた柔軟な戦略のバランスを持つことが大切です。
補足:対策KWとSEOでの戦い方
取り組みジャンルやKWによってSEO対策の難易度は異なりますが、ここ数年は特に変動が激しく流動的であるため、以下の前提をあらかじめおさえておく必要があります。
- 検索エンジンの評価基準はすぐ変わる
- 検索エンジン向けの対策自体が水モノ
- 公式発表と検索結果に乖離がある
身もふたもない話ですが、検索エンジンの思惑一つで検索順位がガラッと変わることも珍しくありません。
したがって、前提条件やおおよその傾向をおさえつつも検索結果上で実際に起きている現象に着目し、サイト運営者のリソースや方向に応じて、適宜、修正対応策を講じるのが適切です。
KWによってSEO対策効果はさまざま
Googleなどの検索エンジンで上位表示を狙って戦うためには取り組みジャンルやKWについての理解を深めておくことが大切です。
海外のSEO対策会社Advanced Web Ranking社とseoClarity社の調査結果は下記の通りです。








上記の調査結果から以下の情報が読み取れます。
- 日本の検索上位10サイト合計平均CTRは42%ほど
- ロングテールKWになるほどCTRが向上する
- 検索ユーザーの意図によってCTRが変化する
※CTR:クリック率のこと。数値が高いほど望ましい。
検索順位1位を取れれば必然的にアクセスは見込めますが、『どのKWを狙うか?』が重要で『購買行動から近く、検索意図が明確なKW』であればあるほど、少ないアクセスでも収益をあげることは可能です。
ただし、検索結果上位は、SEOで戦うブログ運営者であれば収益を上げるために誰しもが狙っているポジションです。
特に購買意欲の高いKWやアクセス数を稼げるKWほど、法人サイトやサブディレサイトといった圧倒的な資本力を持つ猛者達がしのぎをけずっています。
対策KWの優先順位
したがって、サイトやブログが育っていないブログ運営者が狙うべきKWの優先順位は、以下のとおりです。
- 鉄板KW:購買意欲は高いKW
→もっともコスパに優れたKW - 集客KW:アクセスが見込めるKW
→アクセスから収益に転化しやすいKW - トレンドKW:競合が少ないKW
→先行者利益を享受できるKW
上記以外にもアドセンス向けの調べ物KWや探しもの系KWなどといった対策KWはありますが、いずれの場合においても『強い競合との戦いを避け、局地戦で戦う』ことがリソースの限られたブログ運営者の戦い方です。
マネタイズ方法3. 有料ノート:★★★★☆
有料ノート販売はリピート購入も見込めるマネタイズ方法で収益をあげるためのポイントは以下のとおりです。
- ジャンル:実績や知見があるジャンル
- 収益ポイント:有料ノートの購入
- 注力ポイント:導線設計、商材の品質
- KPI:imp数、いいね数(note内独自指標)
- 注意点:フロント商品と値決め感覚が必要
有料ノート販売のよくある失敗事例としては以下の3パターンがよく見られます。
- フロント商品がしょぼすぎて集客できない
- 教育が不十分なまま売り込んでしまい炎上する
- note側に通報されてBAN(強制退会)される
前項までの広告収入でマネタイズするよりも『集客→教育→販売』の販売導線の作り込みをいかに落とし込めるかが重要なポイントです。
一方で販売導線をしっかりと作り込めれば、SEO集客が厳しいとされるYMYLジャンルだけでなく、どんなジャンルでもマネタイズが可能。
収益化に成功すれば『集客→教育→販売』の成功実績をもとに新たな有料ノートを販売するきっかけにもなるため、自分のノウハウをしっかりとマネタイズする割り切りとリピートされるコンテンツ作成に注力することが大切です。
マネタイズ方法(番外) note×ブログ:★★★★☆
前項まで広告収入や有料ノート販売でマネタイズする方法について解説しましたが、番外編としてnoteの有料ノート販売とブログの広告収入を組み合せたマネタイズ方法を紹介いたします。
- ジャンル:実績や知見があるジャンル
- 収益ポイント:広告収入、有料ノートの購入
- 注力ポイント:導線設計、KW選定
- KPI:PV数、CVR
- 注意点:収益化の割り切りと商売臭さの払拭
『note×ブログ』のマネタイズ方法として、以下のような組み合せで収益化を図る方法があります。
- アドセンス×有料ノート
- アフィリエイト×有料ノート
- アドセンス×アフィリエイト×有料ノート
前提として、取り組みジャンルで『実績がある、経験がある』と認められるだけの専門性を有する人に限られてしまうのが難点。
一例として、SEの方がブログのカスタマイズ方法を解説するブログを運営し、ブログ内でアフィリエイト案件を紹介したり、より高度なカスタマイズ方法を有料ノートで販売するといった組み合せ方法。
別の例として、画像生成AIや文章生成AIのノウハウを解説するブログを運営し、サイト内にアドセンス広告を設置したり、生成AIへのプロンプト(呪文)やカスタマイズ方法を有料ノートで販売する組み合せで収益化を図っています。
これまでに解説したマネタイズ方法は、現在も稼いでいるブログ運営者が取り組んでいる収益化方法ですが、車の運転と同様に正しい知識やスキルなしには再現できません。
あなたがもし「マネタイズ方法をマスターしたい!」、「競合サイトに負けないスキルを身に着けたい!」と考えているなら、本格的なSEO対策や売れるためのライティング技術が学べるささみサロンで身につけるのが確実です。
ささみサロンでは、10年以上にわたってウェブ媒体で稼ぎ続けているノウハウをもとに本格的なSEO対策からコミュニティ運営までを出し惜しみなくすべて学べるので、収益化まで最短距離で走ることができます。
ぜひあなたもささみサロンで本物のノウハウを身に着けて、Web集客や収益に困らない生活を手に入れましょう。
\ 初月無料で稼げるノウハウが学び放題!/
≫ささみサロンの公式サイト≪
継続率85%超の日本一真面目なオンラインサロン
※システム登録費498円(税込)が別途かかります。
note・ブログ(WordPress)でよくある質問と回答


『note・ブログどっちが稼げるか問題』のよくある質問について、それぞれ回答いたしました。



最後にこれまでの内容をふりかえり、以下に本記事のまとめとします。
まとめ:稼ぐならマネタイズ戦略の選択肢が多いブログ(WordPress)!


本記事では、『note・ブログどっちが稼げる?』と疑問を持たれている方に向けて、他のブログで解説できない内容まで掘り下げ、それぞれの違いや現在も稼いでいるブログ運営者のマネタイズ方法まで解説してきました。
比較項目 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|
収益形態 | コンテンツ販売 | 広告収入 |
運営費用 | 無料 | 1,000円程度 |
収益手段 | 少ない | 多い |
戦い方 | コト(MSP) | モノ(USP) コト(MSP) |
特徴 | 手軽に始められる note内で集客できる 制限やリスクがある | カスタマイズが自由 戦略の選択肢が広い 長期資産性がある |
難易度 | 取り組みジャンルによって 難易度は変動的 | |
総合評価 |
note・ブログそれぞれの違いこそありますが、収益目的で運営するなら戦略の幅や収益化の選択肢が多いブログが稼ぎやすいのでおすすめです。
ただし、本記事で解説してきたそれぞれの特徴を活かした戦い方やマネタイズ方法を体現するためには、正しいSEO対策技術やライティングテクニックが必要となり、一朝一夕では身につきません。
もしあなたが「マネタイズ方法をマスターしたい!」、「競合サイトに負けないスキルを身に着けたい!」と考えているなら、本格的なSEO対策や売れるためのライティング技術が学べるささみサロンで身につけるのが確実です。
ささみサロンでは、10年以上にわたってウェブ媒体で稼ぎ続けているノウハウをもとに本格的なSEO対策からコミュニティ運営までをすべて学べるので、内容の薄い有料noteや情報商材に惑わされることなく、収益化まで最短距離で走ることができます。
ぜひあなたもささみサロンで無料では手に入らない本物のノウハウを身に着けて、Web集客や収益に困らない生活を手に入れましょう。
\ 継続率85%超の日本一真面目なオンラインサロン /
↑ 初月無料で学び放題!↑
※システム登録費498円(税込)が別途かかります。