EVの「電費」ランキング、テスラ・モデル3が首位
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山本真義さんの投稿
日本経済新聞社の専門メディア「NIKKEI Mobility」は3日、日本で販売中の主な電気自動車(EV)35車種について、ガソリン車の燃費に相当する「電費」のランキングをまとめた。首位は米テスラの「モデル3」だった。電費性能が良くなれば航続距離を伸ばせたり走行コストを抑えられたりするため、電費改善をめぐる競争が激しくなる。
電費は1キロワット時の電力量で何キロメートル走れるかを表したものだ。国...
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(更新)- 山本真義名古屋大学未来材料・システム研究所、名古屋大学大学院工学研究科電気工学専攻 教授ひとこと解説
サクラ、ekクロスEVの健闘が目立ちますが、これらの軽EVは大容量バッテリーを20kWhに割り切っていることも、電費向上に貢献しています。 一方、C〜Dセグメントクラスのモデル3、IONIQ5、モデルYは車格に対して非常に高い電費性能を持っています。この理由の一つが、上記3モデルに全て炭化シリコン(SiC)パワー半導体をモーター駆動用インバーターに適用している点にあります。このSiCパワー半導体は、従来使われていたシリコン(Si)パワー半導体と比較して50%〜70%の損失低減を実現し、航続距離を10%延長することができる性能を持ちます。 半導体の国際投資競争は益々激化の一途を辿るでしょう。
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