関西ニュースKANSAI

　２０１０年スペイン代表としてワールドカップ初優勝に大きく貢献し、長年所属した世界有数の名門バルセロナでは、ヨーロッパのクラブナンバーワンを決めるチャンピオンズリーグを４度制覇。

　輝かしい成績を残してきた世界的選手・アンドレス・イニエスタ選手がこの度、所属していたヴィッセル神戸を退団することになりました。

　思えば、そんなスーパースターが来日したのは２０１８年。推定年俸はＪリーグ史上最高額となる３２億５０００万円で、まさに”電撃移籍”でした。

Ｑ．５年前にスペインから来日するとなった時に全世界のサッカーファンが驚いたと思いますけどなぜ日本でサッカーをしようと思ったんですか？
「バルサを退団した後に、私の人生にとって新たな挑戦でした。日本からのオファーはすごくポジティブな印象を受けました。自分がリスペクトされていて待ち望まれていることを感じる事ができました」

Ｑ．５年間日本で生活されて好きな食べ物とか出来ましたか？
「できるだけ色んな物を食べました。お寿司やお好み焼き、もちろん神戸牛のことも忘れてはいけません」

Ｑ．Ｊリーグで実際にプレイしてみてレベルはどう感じていましたか？
「いい意味での驚きでした。常に１００％でやらないといけない厳しいリーグです。簡単に勝てる試合はまずなかった。楽しく過ごせたしとてもポジティブな経験でした。Ｊリーグは年々レベルが上がっていてそれはとても大切な事です」

Ｑ．５年間Ｊリーグでプレイする中で特に印象に残っている選手はいますか？
「神戸以外のチームで言うと川﨑フロンターレの中村憲剛選手や家長昭博選手、横浜Ｆマリノスのキャプテン喜田拓也選手。チームメイトでは、山口蛍選手・酒井高徳選手・大迫勇也選手・武藤嘉紀選手や以前一緒にやってきた古橋亨梧選手もです。」

Ｑ．将来性を感じた選手はいますか？
「既に日本で頭角を現して海外に行った選手もいます。久保建英選手や田中碧選手や三笘薫選手、他にも才能ある若い選手も出てきています。彼らはヨーロッパや自分が成長できるリーグに新天地を求めるでしょう」

Ｑ．いずれ監督として日本に戻ってくる可能性はありますか？
「監督の資格をとって監督を目指してみたいです。いつ・どこで・どのようにかはわかりませんが。日本は僕たちの人生の一部です。何らかの形で戻ります」