認知症の義母に「私の金、盗っただろ」と言われモヤッ…実は“意外な真実”があった
女子SPA! / 2023年7月3日 8時45分
写真はイメージです。
1970年の310人から、2022年には9万526人にまで急増しているデータ。何の数字か分かりますか? これは、日本における100歳以上の高齢者の人口です(※1)。超高齢化社会は先の話ではなく、今現在すでにどっぷり漬かったものに……。
そうなってくると、避けて通れないのが“介護”の問題です。考えるだけで気を失いそうですが、そんな不安に押しつぶされそうな私たちの気持ちを、少しでも軽くしてくれそうな本をぜひ1冊ご紹介したく。カラテカの矢部太郎さん著、認知症専門医師の長谷川嘉哉さん原案の『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)です。
◆2025年には高齢者の5人に1人が認知症に
2022年の日本の高齢者人口は世界第1位。認知症患者数も増加中です。2025年には高齢者の5人に1人が認知症になる(※2)とも言われています。気持ちを軽くと言った舌の根も乾かぬうちから、さらに気分が重くなりましたが、これが現実。65歳未満で発症する若年性認知症もあり、介護の心配だけでなく、明日、自分が介護される側にだってなるかもしれません。
正直、怖いです。そんな不安を抱える私たちに、いま何かできることはあるのでしょうか。難しい話はナシです。ただ、単純に、知識は武器になります。そして『マンガ ぼけ日和』が、その一助になってくれるはず。
◆「私のお金、盗っただろ!」と言われたら…
『マンガ ぼけ日和』は、認知症専門医である長谷川嘉哉先生が、2021年に出版した書籍『ボケ日和―わが家に認知症がやって来た!どうする?どうなる?』(かんき出版)を基としています。こちらも、専門書とは一線を画した、患者と家族、いまを生きる私たちに寄り添う本として、支持され続けている一冊です。
『マンガ ぼけ日和』は、同書のカバーイラストを務めた矢部さんのコミックによるさらに親しみやすい語りで、認知症への心の持ちようを変えてくれます。柔らかなモノクロの世界観から生まれる、温度まで伝わってくるようなイラストもステキです。
たとえば、「私のお金盗っただろ!問題」について。認知症といえば出てくる、周囲の人に「自分のお金を盗っただろう、通帳(印鑑)を隠しただろう」と騒ぎまくる、アノ問題です。
本編でも、“モノ盗られ妄想”という認知症症状のひとつとして冒頭から登場するのですが、実はこの妄想、「患者のお世話を一番している人」「もっとも頼りにしている人」に対して現れる症状なのだそう!
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