共産・田村智子氏 衆院鞍替えで囁かれる初の女性党首 重鎮2人引退で狙う若返りと党勢挽回
創立100年を迎えた日本共産党に“転機”が訪れようとしている。初の女性党首が誕生しそうなのだ。
共産党が6月23日に発表した次期衆院選の候補者の中に、“タムトモ”の愛称で知られる田村智子政策委員長(57)の名前があったことが永田町関係者の耳目を集めた。
「タムトモさんは安倍元首相の『桜を見る会』の問題を追及して知名度を上げ、2020年から他党の政調会長にあたる政策委員長を務める中堅エース。しかし、昨年の参院選で3選を決めたばかりです。急に衆院に鞍替えするのは、委員長就任が内定したからだとみられている。共産党のトップは衆院議員という暗黙の了解があります。タムトモさんは比例東京ブロックの単独1位で次期衆院選に臨むことになりそうです」(共産党機関紙関係者)