第6話 自創作メモ

 自創作世界観の神様である光の地母神・陽之慧様と闇の荒神・常闇様。この二柱が日本神話の天照大神と月読命に似通っているので、ふと「ここに弟分がいたら面白い」と考えました。


 訳あって下界に降りた弟。それを、燈真君のご先祖さまにあたる狭真さんにしたらどうだろうと思いました。

 これに関しては常闇之神社の方を読んでもらわないとわからない話なんですが、実は狭真さんは巨大な邪龍を仲間と討伐した実績があり、素戔嗚尊の八岐大蛇討伐と似通っているんです。


 実はこのネタを考えた当初は全く寄せたつもりはなかったのですが、やはり日本神話の逸話は神社とかお寺巡ってると嫌でも耳にこびりつくので、無意識に出てきたものなのかもしれません。


 となると燈真君は人間として生まれながら鬼の心臓を移植され、でも本当は神様の血を引く半神半人である、というギリシャ神話的な生い立ちになるのでしょうかね。


 じゃあそんな燈真君を尻に敷く鬼嫁・稲尾椿姫ちゃんはどんだけすごいんだって話ですが、彼女も彼女で神様とすら扱われた九尾・柊様の末裔なんで……うーん、この夫婦の子供が楽しみだなあ。

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