“日本一売る不動産営業マン”が「中古ワンルーム物件」への投資を勧めるワケ
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PHPオンライン衆知 » THE21 » マネー » 身なりは、まるで路上生活者...「世界の億万長者」の知られざる真の姿
2023年04月10日 公開
2023年04月12日 更新
資産構築コンサルタントの戸塚真由子さんは、「ギャンブル性の投資では、お金持ちにはなれない。"本物の大富豪"が行っている習慣や思考法を真似することこそが、お金持ちになるための近道」だと言います。
大富豪たちは、ギャンブル要素の強い投資は決してしないし、お小遣いにしかならない少額投資もしない。彼らの世界には、一般人が全く知らない「投資の常識」があるのだとか。
戸塚さん自らも、高年収を稼いでいた会社員生活をバッサリと捨て、裸一貫で「投資の世界」を志したひとり。世界中の大富豪やVIPに教えてもらった「本物のお金持ちになる極意」をまとめたベストセラー『1年で億り人になる』より、「お金持ちがやっている習慣」をご紹介します。
※本稿は、戸塚真由子著『1年で億り人になる』(サンマーク出版)より、内容を一部抜粋・編集したものです。
中東諸国には「ケタ違いの資産家」たちが集まります。私の出会った40代男性の投資家ゴードンも、そんなお金持ちのひとりでした。彼の資産は12億ドル超え、一度に動かすお金が1億ドル以上になることも。世界10カ国以上に家を持ち、現在はドバイに住んでいます。
それだけ聞くと、どれほどきらびやかな世界の住人なのかと思うでしょう。しかし実際に会った彼は、まったく想像と違います。
まるで"路上生活者"のような身なり。
体形も平均的な日本人男性に近く、スタイルの良さは感じられません。首のところがびよーんと伸びたボロボロのTシャツに、茶色いショートパンツ。仕事で発展途上国に視察に行くせいで、彼の脚は蚊に刺された跡だらけ。褪せた黒いひげに、ぼさぼさの髪。国籍は一見不明。
大きな目だけが不気味に鋭く光り、失礼な物言いですが、飢えた生活困窮者といった様相でした。乗っている車は、軽トラのようなボロボロの車。住んでいる家もかなり人里離れた山奥だったのです。
この人は「億万長者」だと言われても、100人中99人には、絶対に信じることはできない風貌をしていました。
そんなゴードンですが、じつは、わざわざトレーニングをしてまで、お金持ちオーラを消しているのだそうです。
特に現金やゴールドを運ぶときは、ボディガードには見えないボディガードを何人もつけ、さらに保険にも入ったうえで運んでいるそうです。
「お金というのは、不思議な力を持っている。たとえ本当にあったとしても、そこにあると誰にも気付かれてはいけない。たかられて無駄遣いすることになったり、泥棒や税務署から目をつけられるだけだから」とゴードンは語ります。
あるとき私は、特別に、滅多に見ることができないであろう時価総額「億」を超えるゴールドの実物や、それに匹敵する現金も見せてもらいました。
なんとその資産は、ゴミコンテナのようなボロボロの巨大ボックスに入れられていました。しかもお金の存在、オーラを隠すために、ボックスの上には「本物の生ゴミ」が載せられているではありませんか。
ここまで徹底してお金のオーラを消しているのかと、驚愕した記憶があります。
あなたの周りに、海外セレブに憧れてブランド品や高級車、ホテルの部屋など見せびらかしている人はいませんか?
こういう生活をしている人に、本物の富豪はいません。
私が出会ってきた「ケタ違いの資産家」は、ゴードンのように、誰もがお金持ちオーラを極端に消して生活していました。彼らは「内は豪華、外は質素に」を、常に実践しているのです。
ユダヤ教に伝わる教典「タルムード」には【金の冠をかぶったスズメ】という可愛らしい物語があります。かつて私はゴードンに、この物語の大切さを話してもらったことがあります。
少し長くなりますが、お金持ちを目指す人にはきっと役立つ物語なので、あらすじをご紹介します。
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古代、ソロモン王は、ワシに乗って悠々と空を飛びながら、領地をパトロールしていました。途中、アクシデントに遭ってワシから転落するソロモン王を、たまたま居合わせたスズメ達が力を合わせて助けました。
ソロモン王はたいそう喜び、命の恩人のスズメに「お礼にどんな願いでも叶える」と約束します。大喜びしたスズメ達は、ソロモン王がかぶっているのと同じ「金の冠」が欲しいと言います。
ソロモン王は反対しましたが、スズメに押し切られて、望みを叶えてあげました。誇らしげに金の冠をかぶり、空を飛んでいたスズメ達に大変な事件が起こります。
これまで小さな鳥など眼中になかったハンター達が、金の冠に気が付き、狙ってきたのです。スズメ達はどんどん撃ち殺されて、仲間は全滅寸前にまで減ってしまいます。
そこに至ってスズメ達は自分たちの過ちに気付き、ソロモン王に冠を返しました。そうして少しずつ、また仲間の数を増やしていきました。
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この寓話は、弱者が財産を見せびらかすと身を滅ぼす、という教訓です。考えなき者ほど、お金を見せびらかそうとするのです。
一方で、本物の富豪はその真逆をいきます。目立たないようにコッソリと配当を作り、人知れず少しずつ資産を増やす。
本当のお金持ちが、表面は質素にしているのはそのためです。
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更新:06月30日 00:05
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