立憲に離党者続出の異常事態…「単独路線」に広がる疑心暗鬼、泉代表は落選危機の自覚ある?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2023年6月29日 9時26分
党内は疑心暗鬼…(立憲民主党の泉健太代表)/(C)日刊ゲンダイ
なんだかイヤーな流れだ。
立憲民主党の徳永久志衆院議員(比例近畿)が27日、岡田幹事長に離党届を提出。徳永氏は地元・大津市内で28日に会見し、離党届を提出した理由を「党が今月16日に内閣不信任決議案を衆議院に提出したことが決定打となった」と説明。そのうえで「不信任案を提出するからには、自民党から政権を奪還し国民に新しい政治を示す姿勢が必要だと考えていたが、提出した段階では党の立候補者数が定員の過半数にも届いておらず、大きな違和感を感じた。この違和感を感じたまま政党活動はできないと考えた」と話した。
同氏は小選挙区定数の「10増10減」に伴い新設された滋賀2区の公認候補者に内定していた。
立憲をめぐっては、元拉致問題担当相の松原仁衆院議員が候補者調整の不満で離党したばかり。泉代表は次期衆院選で150議席を獲得できなければ代表を辞任するとタンカを切ったが、「単独路線」に党内は疑心暗鬼が広がり、解散前から足元はグラグラ。代議士としての首筋も寒い。大丈夫か。
徳永氏は政権交代前夜の2007年の参院選に民主党公認で立候補して初当選したものの、13年に落選。14年の衆院選で鞍替えを図り、滋賀4区に立つも落選。希望の党から出た17年も落ち、21年に立憲の比例復活で政界復帰した。比例なのだから、離党するなら議席を返すのがスジだ。
「当面は無所属で活動し、頃合いを見計らって国民民主党に移る算段じゃないか。徳永氏は前原代表代行と近い。松下政経塾の同期で、前原外相時代に外務政務官を務めていますし、滋賀では国民系の連合の方が力がある」(国民関係者)
とはいえ、もともと選挙弱者。「維新が強い近畿ブロックだし、維新移籍も視野に入れているんじゃないか」(立憲関係者)という声も聞こえてくる。松原氏も維新入りのウワサが絶えない。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。
「小沢一郎氏らが立ち上げた野党候補の一本化を求める有志の会の動きを『泉降ろし』と見る向きがあり、立憲内はギスギスしている。ゴタゴタに巻き込まれて消耗するよりも、バッジを守ることを優先したい。そんな理由の離党者がちょろちょろ出てきそうです」
■落選危機の自覚なし?
立憲から袖にされた共産党は、泉氏のお膝元の京都3区への擁立を内定。維新も候補を立てる。共産が擁立を見送った前回、泉は次点と約2.7万票差で圧勝した。
「共産の基礎票3万票の上積みがなければ、泉代表の選挙区勝利は厳しい。候補者調整をしなければ、自分の身も危ういことを理解しているのかどうか」(立憲中堅議員)
よもや「死なばもろとも」じゃあるまい。立て直す時間はまだある。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
立憲民主が「行き倒れ危機」に追い込まれたワケ "泉降ろし"顕在化、政権奪取は「夢のまた夢」
東洋経済オンライン / 2023年6月30日 9時30分
-
「内閣不信任案で強い違和感」立憲・徳永久志議員が離党届 衆院選は無所属で出馬意向
MBSニュース / 2023年6月29日 6時45分
-
立憲・岡田幹事長 離党届提出の徳永氏に「厳しい対応は避けられない」と除名を含む処分か
東スポWEB / 2023年6月28日 23時30分
-
立民離党の徳永久志氏、次期衆院選は無所属で出馬の意向 6月2人目「離党ドミノ」懸念も
日刊スポーツ / 2023年6月28日 20時17分
-
「シン・東京3区に血の雨が降る」“松原仁離党”で生まれた「空白地帯」を自民・立憲・維新・共産が狙って始まる“仁”義なき戦い
文春オンライン / 2023年6月23日 17時0分
トピックスRSS
ランキング
-
1沖縄で推計週1万人がコロナ感染、医療逼迫 「全国でも起こりうる」
毎日新聞 / 2023年6月29日 20時44分
-
2「虐待で息子の人生破壊」と両親 東京・府中、福祉法人と市に憤り
共同通信 / 2023年6月29日 16時44分
-
3登山マナー違反が増加中『持参ゴミNG』なのに無理やり捨てた人の言い訳「知らなかった」...登山道には『謎のペンキ』で「もしかして間違った道にわざと案内?」
MBSニュース / 2023年6月29日 11時51分
-
4《新幹線マナー》大ひんしゅく買った机への足乗せ客 迷惑行為は他にも...JR各社から切実な声
J-CASTニュース / 2023年6月29日 18時16分
-
5「マイナ保険証」トラブルで10割負担、厚労省が対応策…「資格申立書」出せば本来の負担に
読売新聞 / 2023年6月29日 22時57分
記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む