泉議員は2023年6月21日に参政党に離党届を提出しました。
そして離党届とは別に、「離党理由」を次のように認(したた)めていらっしゃいます。
すでにこの「離党理由」はtwitter上で23日、広く拡散されています。
銀河たぬきさんが、泉議員の「離党理由」を箇条書きで要約されています。
泉議員が記した「離党理由」と、これまでの離党者の報告を突き合わせると、参政党が何年間も同じ問題を解決できず、心ある党員たちが変わらない組織の中で現在も苦しんでいる様子が窺えます。
党内で一定の人材がぞんざいに扱われていること、またさらに、その周囲にそれを目撃し耐えかねている人たちが多く存在すること、神谷宗幣の独裁が組織を歪め適正な手順で候補者が決まらないこと、声を上げても改善を望めず諦めていることなどが、これまで多くの離党者によって報告されて来ました。泉議員の「離党理由」が表に出ることにより、旧態然とした組織の体質が、重ねて浮き彫りにされた格好です。
4月の統一地方選で当選したばかりの議員が、これだけはっきりした理由を表明し、強い意志を持って離党する意味は大きく、組織内に激震が走ることは間違いありません。
参政党の歪みを指摘する活動を行って来た人たちの話によると、まだ党内に留まっている泉議員と同様の考えを持つ党員がさらに複数存在することが確認されており、今後も離党が相次ぐことは確実な情勢です。
泉議員の手による「離党理由」がこれほど速やかに外部に漏れたことは、党内に留まっている内通者が多数に上り、党中央のガバナンスが全く利かなくなっていることを示しています。
今後、神谷宗幣以下執行部は、これまで以上に組織の引き締めに力を注ぐことでしょう。しかし、そのような党員に対する締め付けは、かえって党員の心を遠ざけ、悪くすれば衆議院議員選挙を待たずして党が総崩れとなり、議席どころか党勢衰退の引き金を引くことになりかねないでしょう。