生後8か月の息子の胸と腹“圧迫”か…肝臓破裂で殺害の疑い、母親を逮捕　福岡

0歳児の息子の胸と腹を何らかの方法で圧迫し、肝臓破裂で殺害したとして母親が逮捕されました。

殺人の疑いで28日に逮捕されたのは、福岡県太宰府市の無職、井上徳子容疑者（35）です。

警察によりますと、井上容疑者は去年5月、当時住んでいた自宅マンションで、生後8か月だった息子の新大ちゃんの胸と腹を何らかの方法で圧迫し、肝臓破裂で殺害した疑いがもたれています。

警察の調べに対し「何かしなきゃと思って手で押しただけです。殺意はありません」と容疑を否認しているということです。

新大ちゃんの手や足などに、複数の皮下出血の痕や骨折の痕があったことから、警察は事件の疑いがあるとみて調べていました。当時、井上容疑者は新大ちゃんと、その双子の弟の3人で暮らしていました。

警察は、新大ちゃんに対する日常的な虐待がなかったかも含め、調べる方針です。