保育園で一体 何が起きたのか。。。
熊本県合志(こうし)市の保育園で、5歳の男の子が保育士から性器を引っぱられけがをしたとして園を訴えている裁判で、母親はRKKの取材に対し「園は問題と向き合って欲しい」と訴えました。
この裁判は去年8月、合志市の保育園で5歳の男の子が「おねしょ」を報告しなかったことから担任の女性保育士に「怒られるの分かってるでしょ」などと言われ、性器を引っ張られけがをしたとし、園に対し1万円の賠償を求めているものです。
園から帰宅した男の子が入浴のために服を脱いだ際、下着に血のようなシミが付いていたことで両親がけがに気づきました。

男の子は、この園を退園し女性保育士は今年3月、傷害の疑いで熊本地検に書類送検されています。

5月19日、熊本簡易裁判所での第1回弁論で、被告の保育園側は男の子の訴えに対し「男の子が退園してからけがをした可能性が否定できない」などと答弁書で主張し、訴えの棄却を求め争う姿勢を示していました。
そして6月26日(月)、熊本地裁で開かれた第2回弁論で、原告側の弁護士は「男の子が退園してから両親がけがに気づくまでの間にけがをした要因はなかった」などと主張する準備書面を裁判所に提出しました。

男の子の両親は、RKKの取材に対し「お金が目的の裁判ではない。保育園に問題を認識して向き合ってほしい」と話しています。

争点は「けがの原因」時系列を見ていきます。













