合志市の保育園で、5歳の男の子が保育士の女性に「けが」をさせられたとして、園を運営する社会福祉法人を提訴していたことがわかりました。

訴状によりますと2022年8月、合志市内の保育園に通っていた5歳の男の子が昼寝中の「おねしょ」を保育士に報告しなかったことから、女性の保育士にトイレで下腹部を引っ張られ、けがをしたとして園を運営している社会福祉法人に、1万円の損害賠償を求めています。

この件をめぐって、保育士の女性は、2023年3月に傷害の疑いで書類送検されています。

原告の代理人弁護士によりますと5月19日に、第1回口頭弁論が開かれていて、被告の園側は棄却を求め争う姿勢を示しています。

保育園はRKKの取材に対し、「対応は弁護士に一任している」とコメントしています。