佐世保バーガー
この言葉を聞いて想像するのは、、、
大きさ、、?
量、、、?
いいや、ウッディだ
これは
オレが不思議な魔法にかかった。
そんな話だ。
ある日オレは思い立った。
永田崇人、、、ローマ字だと"Nagata Takato"
この組み合わせを入れ替えると、、、
tabetaisaseboburger
た、べ、た、い、さ、せ、ぼ、バーガー
になるではないか!
"食べたい、佐世保バーガー"
そうだ、佐世保バーガーを食べに佐世保に行こう。
その時のオレには、まだ、あんなに険しいあれになるとは想像もつかなかった。
後のかすかべ防衛隊の由来になる
オレの仲間たち"キャスキャベ防衛隊"にすぐ連絡を入れた。
もちろんメンバーは後の野原しんのすけの由来になる男、コードネーム"アッチ"
そして、後の野原ひろしの由来になる男コードネーム"ヒロシ"だ。
若干名、まんまのやつがいることは大目に見てくれ。
何、、、?
オレのコードネームか?
そんなのお前の想像通りさ。
「ジグソーパズ男」だ。
プルプルプル、、、
電話の呼び出し音が乾いた部屋に鳴り響いた。
俺「おいお前ら、佐世保バーガーを食べに佐世保にいかねぇか?」
ヒロシ「ジクゾーパズ男、そんな気がしてたぞ。大分からすぐに迎えに行くから、顔洗って待っとけ。」
俺「いつだって頼もしい奴だな、ヒロシ!でもオレは、ジグソーだ。ジグゾーじゃない。いい加減覚えろよ!」
アッチ「、、、」
俺「アッチはどうだい?久々にキャスキャベ防衛隊出陣だぞ!」
アッチ「、、、」
俺「おいアッチ!おい!!、、、」
プープープー
アッチのコトは気になるが、オレはヒロシを待つことにした。
久々の防衛活動にアッチが居ないのは、少し心苦しかった。
アッチの心はドッチに行ったんだろう。うーん、そーだなー、、、たまごっち?
そんなギャグを考えてると、外から「ブォーン」という大きなエンジン音が聞こえた。
オレはすぐにヒロシだとわかった。
外に出ると、真っ赤なボディのフェラーリのような黒の普通車に乗ったヒロシが天を仰ぎながらこう叫んでいた
「、、、ぃのような男になりてぇ‼︎」
どんな男になりたいのかは、うまく聞き取ることができなかった。
しかし、若者にはとても生きづらいこのご時世だ。
ヒロシが他人の家の敷地で叫ぶのも納得できる。
オレは助手席に乗り込み佐世保へと向かうことにした。
ヒロシは真っ赤なボディのフェラーリのような黒の普通車を目的地へ向けて加速させて行った
もう5年来の仲間だ。
会話などしなくても、信頼関係に満ち溢れている
道中で唯一交わした言葉と言えば、、、
ヒロシ「なんか、、、気まずいね。」
それくらいのもんだろう。
オレらには、まるで自動販売機のあれみたいな絶対的なあれがあるから会話など要らない。
ヒロシの運転は最高に気持ちのいいものだった。
乾いた風の中に響く、絶妙なエンジン音、軽快なハンドルさばき、一定のリズムを刻むクラクションどれをとっても天下一品だ。
オレはヒロシの運転に五感を、いや、六感を集中させた。そして、次の瞬間には眠りについていた。
眼が覚めると後部座席にはアッチが座っていた。
俺「アッチ、水クセェじゃねぇか!来るんならハナっから教えてくれよ!」
アッチ「その名を呼ぶのはやめろ。オレはもうたまごっちだ。」
オレは自分をユリゲラーの申し子かと勘違いするほどに、自分の予知能力みたいなものを感じた。
人のあれは時に、想像を超えることがある。
その瞬間がまさにそれだと思う。
そして、オレ、ヒロシ、たまごっちの3人は佐世保へと向かった。
オレたちキャスキャベ防衛隊は、90キロほどの道のり高速を使わず全て下道で向かった。
道中で白装束に身を包み、髪の毛がつま先くらいまで伸びた、とても不気味で血だらけの女性を乗せて、届けてあげた。
オレはそいつをダサ子と名付けた。
正確に言えば届けたというよりは、フロントガラスにへばりついていた。
ヒロシがなぜ何事も無かったように運転出来たのかは未だに謎なままだ。
そんな珍な事件が起きても動じないヒロシには一杯食わされたような気分にもなった。
そんな中、たまごっちは後部座席でパラパラを踊っているように見えた。
佐世保へ到着してからの佐世保バーガー屋までの道のりは簡単すぎて覚えてもいない。それはまるで横断歩道をあれするようにだ。
なぜか佐世保市についたあたりからは、アゴを出すという行為をとめどなくしてしまっていた。
これも何かの予知能力なのだろうか?
佐世保バーガーはオレらの疲れを癒すように、そっと体に入って来てくれるそんな印象を与えるほどの優しい味だった。
しかし何か。何かが物足りなく感じ始めた。
あたりを見回した。
そして、次の瞬間、オレは死を覚悟した。
"DEATH"
目の前には"DEATH"とかかれたソースが置いてあった。
死のソース。
それはきっと、そのノートに名前を書けば、必ず死が訪れてしまう類のアレだろうとすぐにわかった。
"オ、 、 、 、 、ぜっ。"
突然、どこからかそんな声が聞こえて来た。
オレはすぐに、ノートの権利がどうだとか口うるさく言ってくるあの死神のような野郎だと思ったが、あたりを見渡しても全身黒でビジュアル系バンドのメイクを喪失させるような奴はどこにも見当たらなかった。
見えるものとすれば、カウボーイハットをかぶり、アゴの出ているおもちゃくらいだ。
アゴが出ている、、、
オレのユリゲラー的超予測がまたもや的中した。
よく見ると、、ウッディではないか!
彼は恥ずかしいのかすぐにアゴを隠すように缶の中に隠れた。
そしてこう言った、、、
「オレがついてるぜっ。」
その時に全てが繋がった
ヒロシがあの時なりたいと叫んでいた男、それは"ウッディ"だったのだ。
そして、アッチがたまごっちに改名したことも
全てはこの粋なカウボーイが引き寄せたことだったのだ。
オレは気がつくと、そのオモチャと同じようなカウボーイハットを頭に載せていた。
コイツがついてくれてるというからにはそのデスソースとやらは試さずにはいられ無かった。
最後の一口にありったけのデスソースをぶちまけてほうばった。
何故か不思議と、今までの思いが溢れるかのように暖かい涙が頬を伝った。
そのせいか、口の中は驚くほどに痛かった。
それからの事は何も覚えていない。
ひとつだけ覚えてるとすれば、ヒロシ、たまごっちが2人揃って"ウッディ"という名に改名したことくらいだ。
それからの生活はとても平凡なものだった。
ユリゲラーのような超予知能力を発揮することも、ダサ子のような不可思議な女もオレの前に現れてくれる事はなかった。
しかし、変わったことと言えば
佐世保バーガー=ウッディ
ということだ。
最後にオレの仲間のウッディ2人を紹介しよう。
左から、デスソースのおかげで帽子まで赤くなったジグソーパズ男、ヒロシ(後のウッディ)、アッチ(アッチ→たまごっち→ウッディ)だ。
この珍な物語を名付けるなら。
おもちゃを巡る物語だから。
トイ・ストーリーとでも名付けることにする。
完
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14.❁ちゃとる❁*.
たかとくん、こんにちは☺︎✩
タカトーク福岡のゲストが"地元のお友達"と発表があった時、このブログのどちらかのお友達が来るかなぁってタカトモさんとお話してたのですが、まさにあっちさん!!!!!!笑
(๑′ᴗ'๑)
久々に読み返しましたが、たかとくんワールド全開で本当に面白いです♫笑
この旅についてもお話が聞きたかったなー。笑
(*´艸` )
また福岡でお二人のトークが聞ける日を楽しみに待ってますね☺︎✩
13.Nami
今更ながらコメントすみません😂💦
超大作なブログありがとうございます✨
長い滞在だなぁ?と思っていたら
まさかの佐世保へ冒険に出てらしたんですね🏎️
軽快なのに癖がつよく、どんどん引き込まれる
そんなブログでした😁
パズ男さんが素敵な仲間と
楽しい旅が出来たようで嬉しいです😊✨
素晴らしいリフレッシュに
なったのではないでしょうか☺️💞💞
私も久しぶりに九州満喫しました!
福岡以外にも、お仕事でも行ける機会が
またあると良いですね😁✨✨
12.ゆっき〜
こんばんは!!!!
長崎いらしてたんですね!!!笑
まさかの超大作ブログに笑っちゃいました(笑)(笑)(笑)
良い休日になったようで良かったです!!
10日のリューン行きます!楽しみにしてます!
お体には気をつけて!!!