米プロバスケットボールNBAのレイカーズから制限付きフリーエージェント(FA)となった八村塁(25)に、仰天トレード計画が浮上した。
レイカーズは27日(日本時間28日)にクオリファイング・オファーを提示し、正式に制限付きFAとなった。今後は他チームとの交渉が解禁されるが、期日内にレイカーズが同条件の提示を出せば優先的に残留となる。
最近になってロケッツが正式オファーを準備して有力候補になっていることが現地では話題になっているが、さらに大きな動きが出てきた。
米スポーツ専門放送局「ESPN」でリポーターを務めるピーター・ジレスピー氏は自身のSNSで「衝撃的な展開だ。スパーズはビクター・ウェンバンヤマの権利をレイカーズにトレードし、スーパースターのモー・バンバと八村塁を中心としたパッケージを獲得したとリーグ情報筋が語った」と伝えた。
ウェンバンヤマは先日行われたNBAドラフトで全体1位でスパーズに指名された。史上最高の逸材と称されており、マイケル・ジョーダン氏やレブロン・ジェームズ(レイカーズ)らレジェンドに匹敵する才能があるとも言われる怪物選手だ。
今回のトレード案では、NBAで大きな注目を集める怪物新人をレイカーズが獲得。その代わりに、レイカーズが複数の選手を放出し、その一員に八村が含まれるというわけだ。一部では八村の他に主力級2~3人や将来のドラフト1巡目指名権なども含まれるとの指摘もあり、成立すれば全米仰天の超大型トレードとなる。
バスケット人生を左右する今夏に備えて、男子W杯(8月25日開幕=日本、フィリピン、インドネシア共催)の欠場を発表したばかりの八村。その動向から目が離せなくなってきた。