ムカデVSオロチ 古代日光 下饌野国戦場ヶ原の神戦譚 | 住宅と不動産(株)カクニシビルダー

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みなさま、こんにちは。
カクニシビルダーのエビハラです。

栃木を深堀りしています。
今回は、まんが日本昔ばなしの世界。

奥日光戦場ヶ原の由来。

古代妖怪大戦争の真相に迫ります。

 

テーマソング3 宇宙大戦争マーチ 伊福部昭

ゴジラ対コングを見てきました。白目。

音楽も東宝から独立してレジェンダリーの映画でした。

ゴジラ映画一つとっても、文化や言語によりイメージは移り変わることを改めて学びました。

 

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戦場ヶ原の西、小田代の方面を望む。

●栃木県は、御酒・御饌の豊かな国。饌の国。

 鉱物資源も豊かな国です。

鹿沼市上野町にあるカクニシビルダーの展示場の庭にも使っている、鹿沼産の赤味を帯びたチャート石、加蘇のマンガンや深岩石、芦の石(隈研吾の石の美術館で有名)

我々の住まいを支える基礎コンクリートは、栃木県産石灰岩。2016年には、全国一の産出量を誇ったとか。

明治の頃、ビル、インフラ設備の整備の為、佐野市越名沼馬門より葛生産の石灰岩が蒸気船で東京まで運ばれました。
最近では、リフォームに人気の簡単漆喰材“うまく塗れーる”も葛生産。

大谷石はご存じの通り。帝国ホテルに使われます。

園芸で有名な鹿沼土は、赤城山の噴火で積もった降下軽石です。

足尾銅山、古河電工、アイスバックス。

 

西暦747年頃、奈良の大仏に必要な銅鉱床を探索する過程で、栃木県に金鉱床がある事が報告されたとの事。

「日光山縁起」は、それより600年後。室町時代の妄想編集?

●鹿沼市から日光にかけての蛇を擁する古代出雲との繋がりを感じる要素。

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・宇賀神さんのお名前ウカ・ウケ=カカ身=蛇。

  蛇、鹿頭を祀る山そのもの山への畏敬

 =諏訪神社の痕跡。

 日光の二荒山神社も、山そのものへの信仰。

 本殿が無く拝殿のみ。これは三輪山と同じ。

・八坂神社。

・熊野神社。
・日吉神社、日吉町。大物主、大物主の息子=大山咋=松尾様を祀る。

  山王神道。

・大杉神社=あんば様=安婆嶋=大物主

  =三輪山の古代首長=蛇。

・今宮神社は二荒山との繋がり

  =主祭神は大黒様=大己貴神=大穴持=限りなく火山のイメージ。

  :田心姫

  :味耜高彦根=八咫烏=建角身を祀る。
・麻(カンナビス)の朝廷への献上。  

そもそも麻は、古来より穢れを祓う神聖な力があるとされて大麻として神社で配られたり、全国の神社の注連(しめ)縄にも使用。

神事に携わる方々の装束や布として。

古代には医療用としても使用されていたことでしょう。七味唐辛子の黒。日本では縄文時代から繊維作物や食用として栽培。 大相撲の横綱が付ける横綱には、鹿沼市の野州麻が使われています。
・素戔嗚の系譜のお名前が並ぶ。

  素尊鉄神論。 農具、武具の製造

 鹿沼から日光にかけては、蛇を擁する出雲系豪族が住んでいたことが判ります。

・修験道の聖地の一つ、古峰ヶ原。古来からの山人(サンカ)、山師と信仰の結びつき。

  縄文からの火山信仰が根拠か?

・下毛野国と名が付く前、勝道上人開闢以前からの男体山へのアニミズム信仰。

  前回の星の宮神社の段で、勝道上人が仏教説話を持ち込み補陀落信仰から本字垂迹させたのは、大分時代が下ってから。

 


勝道上人735年芳賀郡の生まれ。

その100年前。

635年頃は蘇我と物部の頃。政権争いに敗れた物部の方々や、半島からの移住者が下毛野国に入封されてきた頃。

※現在2021年から100年前は1921年第1次世界大戦頃。かなり時代が違います。

豪族間戦争を妄想します。

 

下毛野国の古代金属鉱床を巡る豪族間の戦争が行われたのは、室町より600年昔の頃。700年から800年頃と妄想。

現代から600年前とすると丁度室町の頃です。そう考えると伝説ってすごいです。

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ムカデ対オロチ
●ムカデは財宝の守り神。

  毘沙門天の使い。

奥日光と沼田の間には金精峠。

金鉱床があるのではと妄想。

地図を見たら・・・・・・なんということでしょう。

金山跡を発見。

 

 

今回の妄想は、日光市歴史民俗資料館令和2年10月3日発行の「発見!!足尾の戦国時代」、東村アキコ先生の「雪花の虎」、乃至政彦氏の「謙信越山」等から、森秀樹先生の「ムカデ戦記」を思い出しましてのこと。  ※(戦記×⇒戦旗○でした。訂正してお詫び申し上げます。)

 

赤城神社側の神は毘沙門天の使いムカデを擁する武士団、金堀衆?

鉱石採取、城の築城、石の切り出しから鉄鉱石、丹、水銀、金、銀、銅の採取、精錬。

後年、ムカデと呼ばれた工兵集団だったか?

戦国の覇者達の強さは金鉱床を見つける山の民の技術力、情報力に支えられて居た事を再確認。

独立した採鉄、金属加工技能集団の存在。
こんな山奥に人が居るのか?と思うような所に居住する技能集団の存在。

 

 

光徳牧場、アストリアホテル前を抜け、山王の名の付く山道を北上。


大山咋神と大物主神を祭神とし、日本全国に約3,800社ある日吉神社の山王の名前を冠する山王林道。
鹿沼の日吉町も山王。猿のイメージ。

豊臣秀吉の幼名は日吉。母が清州の日吉神社に詣でた際に懐中に日輪のイメージ。

 

日光山縁起には、むかし狩猟に明け暮れていて罷免された有宇中条が、東山道下野国二荒山朝日長者の娘と結ばれて生まれた子が馬王、その子が小野猿丸(温左郎麿)。鹿島大明神の教示で!鹿!に姿を変えた有宇中条(二荒神)に助けを請われ赤城のムカデを退治。
猿丸太夫が弓をもってヘカトンケイルを撃退。

https://www.nap-camp.com/tochigi/12577

勝負がついた地で勝負が浜。
キャンプ最高。

明らかに、宇都宮市の百目鬼(ムカデのこと?)を退治した田原藤太と結びつく。

猿丸太夫=宇都宮市の始祖?

左目に刺さった矢を抜いて出た温泉が金精峠を超えた老神温泉。

豪族真田領。毘沙門天の使いムカデを擁して攻め上ったか?

途中、治山に関する顕彰碑が建立されておりました。

兎に角凄い道。

感謝せざるを得ません。
社団法人 栃木県治山治水協会 会長 福田新作氏の言葉。


偉人発見。 素晴らしい。頭が下がる思いです。

 

 

人の頭ぐらいの落石ゴロゴロに注意しながら到着。


訪問時、豪雨が予想され奥に進むことは断念。
治山、治水、林業、天気予報、皆貴い。有難うございます。
夏木マリの巫女要素凄すぎます。

ロマン溢れるゴールデンカムイの世界。

アイヌの方々と砂金堀、金属採取、製鉄。日本陸軍第7師団、戦争に敗れて再起を掛ける脱獄囚とその仲間、権謀術数渦巻く熱い物語

に、似た物語が有ったのでは?と妄想。


 

BGM:たんけんぼくのまち。

毎年正月四日には、日光男体山の二荒山神社では、、赤城山の方向へ向けて矢を射る武射祭が行われています。破魔矢の走り?