よしおの手が下にいくと

我に返った”えっ、なに?”

 

”みきさんだっけ、もしかして初めて?”

とよしおの口元が微笑む。

 

”初めてじゃないわよ。ただ、いきなり。。

こんなのって。。”

 

”なんかかわいいなぁ、みきさん。僕好きになっちゃうよ”

”まぁ、俺に任せて幸せな時間にするから”

”リラックス。リラックス。”とよしおの手が髪に触れる。

”キレイな髪だ”

と囁く。

”ここで恥ずかしがることはないよ”

”ここでは身分の差はない。君の隣にいたせつなさんの旦那は

有名バンドのボーカリストだ。数年前に夫婦関係は破綻しているとか

。それと夫の浮気ぐせに悩まされている。それと奥で座っているのはミカさん

。旦那は有名政治家。将来総理候補の一人。ただモラハラが酷いって言うんだぁ”

 

部屋に響きわたる男女の吐息。

”さぁ、みきさんも脱いでよ、大丈夫”

 

よしおの言葉巧みな話術にすっかり乗せられ、気が付いたら裸になっていた。

”みきさん、きれいじゃないか”

 

”では、はじめよう”

 

 

 

 

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