そうまに手を取られ
扉の前と進んだ。
そうまが扉を開くと。
そこでは、仮面を被った男女が
テーブルで向かい合っている。
テーブルには、高級そうなワインや食事が
並べられていた。
”待たせてすまない。新人さんを連れてきた”
視線が私に集中する。
”若いお譲さんだこと、そうまさんどんな手をお使いになさって”
と奥にいた女性が口を開いたワインレッドで胸元が空いたドレスを
きていた。
”せつなさん、そんな小細工はしていませんよ”
とそうまが笑いながら言った。そして。
”さぁ、あなたのお名前は?”
と尋ねられたので
”みきです”
と答えた。
”みきさんは一番奥の席に座ってください”とそうまが奥の席を
指さした、せつなの隣だぁ。そして、前には男性が座っていた。
仮面をしているのでわからないが、口元からして30代と言ったところか。
私が席に着くと
”よしおと言います。あなたが僕の相手になるんですか。良かった”
”良かった?相手になる?って何?なんでみんな仮面被っているのよ”
と尋ねると
”えっ、そうまさん何も話していなかったんですか?でも、これから楽しいこと始まりますよ”
とよしおは言い微笑んだ。
そうまが前で”お待たせしました。それでは、みなさん始めますよ。大人のゲームを”
と言った。
まさか、これからあんなことが始まるとは思いも知れなかった。。