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会話

● AV女優のバレエ教室身バレ騒動は、職業差別に当たるのか？本日、AV女優の藤氏の「働いているバレエ教室にAVの身バレをして先生に呼び出された」という旨のツイートを見かけました。それに対して、同じくAV女優の月島氏が「差別だ」と強く訴えておられましたが、その主張に対して違和感を覚えました。長年フェミ界隈のウォッチャーをしてる身として、思う所があったのでまとめておきます。まず、騒動の発端のツイートと引用です。『していたらショックな仕事。AV女優だからなんだというのか。何が悪いというのか』一部略（画像①）そもそも、「AV女優であること」を理由に呼び出したのでしょうか？私には月島氏のツイートが開幕から見事にズレていると感じます。藤氏は、バレリーナ＆AV女優を押し出した13.5万フォロワーを有するアカウントを運用されています。しかも、そのアカウントでバレエ教室の写真を撮ってツイートしています。子供達の足元が映った写真もありました。（画像②）月島氏は、さも「AV女優だから」という理由だけで呼び出されたと藤氏を擁護していますが、バレエ教室と子供達の画像を無断で掲載する行為そのものがアウトだと思います。さらに、「バレエキャバクラ。飲み屋よりコスパもいい」（画像②）などと、本来の目的と異なる利用方法を推奨するツイートも観測されています。それを置いておいても、昨今ではSNSの取り扱いが非常に厳しく、保護者も無断で写真をSNSにアップする事を禁止される場合もあります。職場での仕事風景などを勝手にプライベートのSNSに職員が投稿するのは言語道断です。「このような理由で、このようなアカウントに、このような写真を掲載しても宜しいですか？」と同意を得る必要があります。 AV女優のみの理由で呼び出されたなら月島氏の擁護も分かりますが、今回のケースは明確に違うと思います。これがAV女優じゃなくても、これらが発覚すれば、会社から怒られて当たり前でしょう。前提がズレたまま、月島氏の訴えは続きます。「AV女優は子供と関わるな。AV女優は親になるなってことなんだよね」一部略（画像③）これらも、メインの批判からはズレているように思います。極一部その様な発言があったとしても、大半の批判は、「Twitterでバレエをエロに利用してる奴が、教室や子供達を勝手に載せたらダメだろ。そんな奴が子供と関わっていいのか？」といったものでした。それに対して「差別だ！」と反論したところで、それは差別バリアでしかありません。女性差別だ！を盾に、大暴れしてきたフェミニストと同じになってしまいます。差別だ！というバリアは、他人を殴っても許される無敵の剣でも盾でもありません。この様なインスタントな差別バリアの一点張りに頼り始めると、某靴の人みたい破滅の道を歩む恐れがあります。そもそも、藤氏は過去にも職場バレ騒動をツイートしてますし、そういったマーケティング疑惑もあります。隠したいのか、隠したくないのか、全く目的が見えてきません。中途半端に秘密にしたり、そのくせ勝手に職場の写真を利用したり、そういう不誠実な態度が、バレエ教室や先生の反感を買ったのではないでしょうか？少なくとも、自分のバレエ教室をエロコンテンツの一部として利用されたら、怒るのは当然だと思います。そして月島氏は騒動の最中に、この様な空ツイートをしています。「性にまつわる仕事をしている人は社会から排除して良い、差別して良い、と思っている人たちの多さに頭が痛くなる」（画像④）では、月島氏のお気持ちを100%汲んだとして、今回の件は本当に職業差別なのかを検討します。例えば、産婦人科の男の先生が『ナンパ1000人斬りの極意〜女を狂わせる手マン』みたいなクソみたいな情報商材を売ってるプロのナンパ師だと判明したとします。これで病院を変えたら差別になるんですかね？消費者の自由じゃないですか？では、性産業から離れてみます。例えば、巨人ファンを公言してる人間が、阪神ファンから仕事を貰えると思いますか？共産党員が自民党の公認受けて立候補出来ますか？あなたに好きな事をする自由があるように、相手にも好きに選ぶ自由があるってだけだと思います。もちろん、今回の件とは別に職業差別は確実に存在し、性にまつわる仕事への偏見もまだまだあるでしょう。しかし、全てを無理筋擁護するのは、かえって偏見を強めてしまう危険があります。性にまつわる仕事をしているからと、社会から排除されてると結論付けるのは短絡的です。何事もケースバイケースです。結論を早まらずに、差別以外の理由も検討する必要があります。大切なのは、一点張りで思考停止せず、あらゆるケースを想定して、みんなで考えて議論して、より良い未来を目指すことではないでしょうか？以上。