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詐欺にご注意!!

2020年07月

      (1)SNSで知り合った「国連職員」を名乗る者から送金を求められた
      (2)国際機関から心当たりのない採用通知が届いた
      (3)公式ウェブサイト以外で特別な国際機関の求人を見つけた

上記のような事例は詐欺の疑いがあります。相手に回答・連絡する前に、以下をご確認ください。

(1)ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で「国連職員」を名乗る者から送金を求められた場合

SNSで知り合った国際機関関係者を名乗る人物から、休暇や退職のため渡航費の立て替え等を求められたとの報告が相次いでいます。国際機関関係者が自らの休暇や退職の手続き等で、一般の方々に手続きの代行や申請費用の立て替えをお願いすることは一切ありません。このような勧誘を受けた場合、ご心配があれば警察への相談をお勧めします。  特に、相手と外国語(英語等)でやりとりしている場合、十分に理解しないまま返答することは控えましょう。

(2)国際機関から採用選考等の手数料を求められた場合

国際機関の人事担当者を名乗る人物から電子メールが届き、採用に関する手数料を送金するよう指示されたとの報告が相次いでいます。国際機関が、採用の過程で応募者に手数料(面接費用、研修費用、ビザ手数料等)を課すことは一切ありません。このような電子メールを受信した場合、ご心配があれば警察への相談をお勧めします。

国際機関から採用選考等に関して電子メールを受け取った場合は、以下を確認しましょう。

  • ● 送信元のメールアカウントは本物ですか?
    フリーメールで採用選考に係る通知が届いた場合は、偽メールと考えられます。 一見して国際機関からのメールと思われても、真正な国際機関のアカウントであるかよく確認ください。実在しない国際機関である場合や,実在する国際機関の名称が入っていても、よく似せたアカウントで本物を装っている場合があります。ハイフンの有無やドメイン名等にご注意ください。
  • ● あなたが応募した国際機関ですか?
    応募したことのない国際機関から突然採用通知が届くことはありません。 応募中であっても、応募先の国際機関を装ったメールが届く可能性もありますので、ご注意ください。

(3)出所不明のウェブサイトや電子メールで国際機関の求人に接した場合

インターネットや電子メールで、国際機関をかたる偽の求人が出回っています。インターネットで見つけた出所不明の求人や、知らない差出人からの電子メールで届いた求人に対して、履歴書等の個人情報を送ることは避けてください。

国際機関の求人は,国際機関の公式ウェブサイトで確認の上,所定の方法で応募してください。