【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae)

Source
  • Image Credit: ESA/Hubble & NASA, R. Chandar
  • sorae - 合体を終えつつある2つの銀河、ハッブルが撮影した“くじら座”の相互作用銀河

 

こちらは、soraeが2021年6月22日の記事内で紹介した『 相互作用銀河「IC 1623」』の画像です。

「くじら座」の方向およそ2億7500万光年先にある「IC 1623」は、2つの銀河が合体の最終段階を迎えた姿だと考えられています。

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一見するとIC 1623は1つの銀河のように見えますが、2つの銀河の中心は約2万光年離れています。地球から天の川銀河の中心までの距離が約2万5800光年なので、2つの銀河の中心がかなり近づいていることがわかります。

なお、IC 1623には暖かくて高密度のガスが相当量存在するとみられており、非常に強いガスの流入によって激しい星形成活動が点火されたコンパクトなスターバースト銀河が合体後に誕生すると予想されています。

 

用語解説

【スターバースト銀河(starburst galaxy)】
スターバースト銀河とは、短期間で爆発的な星形成活動が起きている銀河のことをいいます。

 

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