ドワンゴジェイピーnewsサービス終了のお知らせ

『100万回 言えばよかった』名シーンに涙、脚本と演技が生む温かさ

TV 公開日:2023/02/03 28
この記事を
クリップ

ありふれた言葉なのに、新しく心に響く。



金曜ドラマ『100万回 言えばよかった』は完全オリジナルの“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー。先週第3話の告白シーンは、このドラマを凝縮したような名シーンだった。


ドラマの放送が発表された時、本作の脚本を手掛ける安達奈緒子氏のコメントには、「(このドラマの企画の話を聞いて)ド直球に愛を伝えるお話は素敵だなと素直に感じました」とあった。また主演の井上真央は、演じる悠依について「本当にまっすぐな言葉を言う」と語り、佐藤健は今作について「すげえ泣けてくる」と話していた。まさにその言葉たちを表したようなシーンは、上質な脚本と圧倒的な芝居が相まって、視聴者からは「泣かされた」「切なくてボロ泣き」「感情移入してしまう」「文句なしに名シーン」と反響が相次いだ。


「私はあなたのことが好きです」
言葉だけ見れば、ありふれた言葉かもしれない。
何らかの事件に巻き込まれ“幽霊”として彷徨っている直木(佐藤健)。恋人の悠依(井上真央)は直木の姿も見えないし、声も聞こえない。それでも人目など全く気にせず、自分の気持ちを伝える。


「この世界で 一番 大好きです 理屈じゃないの 何だかわからないけど 好きなの 一番」
直木の父親は、直木が行方不明だと聞いても「もう関係ない」と言い、母親は直木のことをドナーとして直木の弟・拓海の命をつなぐためだけに必要としている。



悠依が、自分にだって信じたくない「直木はもう亡くなっているかもしれません」という言葉を敢えて口にしても、母親から返ってきた言葉は「拓海がまた再発したら どうしよう」。直木を探す理由は弟のため。


1/3ページ

KEYWORD

注目のキーワード

TREND

トレンド

PRESENT

読者プレゼント