【詳報】「説得して投降」 長野県警本部長ら記者会見 中野市の立てこもり事件

立てこもり事件について記者会見する小山巌本部長(左上)

 中野市江部で25日発生した立てこもり事件で、長野県警は26日正午から、長野市の県警本部で記者会見が始まった。小山巌本部長と山越哲刑事部長が出席。冒頭で小山本部長があいさつし、質問に答えた。

(午後1時2分に会見が終了)

   ◇

【小山巌本部長】凶悪極まりない事件、痛恨の極み

 事件概要について。認知は5月25日午後4時26分。男が女をサバイバルナイフで刺した。男は女を刺した後、警察官の2人を所持していた猟銃様のもので発砲し、自宅に戻り、立てこもった。自宅には母親とおばがいたが、自力で脱出。けがなし。犯人は自力で自宅の外に出たところを確保した。

 県民の皆さまを始め、社会の皆さまに不安を与える凶悪極まりない事件。中野署に事件の捜査本部を約100人態勢で立ち上げた。当県警の警察官2人が殉職、痛恨の極み。

   ◇

【質疑応答】 容疑者は犯行を認めている

―4人が亡くなった事件の受け止めを

 被害に遭ってお亡くなりになった方に哀悼の意を表するとともにご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げる。当県警の警察官2人が殉職した。

―犯人との交渉や逮捕の経緯は

 詳細は…

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