三興グループ

「計装」は、あらゆる分野の産業施設で運転・監視に欠かせない技術です。生産の効率化と品質・安全の確保を目的とし、フィールドに計測・制御機器を設置しそれらを集約、ネットワーク化することで、迅速かつ最適な計測・制御を行う高度な運転監視システムを実現します。計装の基本要素は「計測」「監視」「制御」であり、自動運転システムを構築する技術です。最新のテクノロジーと融合しさまざまな課題に応えていく、新エネルギーや脱炭素化に関わる設備においても重要な技術となります。

プラントや生産設備の計装技術に関わるエンジニアの総称を「計装エンジニア」といいます。計装トータルエンジニアリング企業である三興グループには、新規のプラント設備建設の設計に携わるプラントエンジニアから、施工設計・管理エンジニア、制御ユニットの設計・製作エンジニア、監視アプリ開発のシステムエンジニア、フィールドエンジニア、セールスエンジニアといった様々なエンジニアがいます。これらエンジニアがプロジェクトで結集し、各分野のノウハウ・技術を融合することで【最適な運転】と【安定した生産】を実現しています。

計装エンジニアを育成するため、新入社員向けの計装技術の基礎研修から、各種専門研修、「計装士」等の資格取得サポート、階層教育（マネージメントクラスまで）を行っています。グループ内に認定職業訓練施設「計装技術職業能力開発センター」を設置し、独自の設備や教材を用いて、実務に即したカリキュラムで研修を行っています。職場では先輩社員が教育担当者となり、仕事（テクニカル）と職場（コミュニケーション）の両面で若手社員の成長をフォローしています。