山上被告、公判前手続き出席「よく考えたい」 弁護団に
安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人罪などで起訴された山上徹也被告(42)の弁護団が22日、奈良市内で記者団の取材に応じた。奈良地裁に不審物が届いたとして第1回公判前整理手続きの期日が取り消された騒動を巡り、被告は「次回以降、(自身が)出席するかはよく考えたい」という趣旨の話をしているという。
被告は12日に奈良地裁で予定されていた公判前整理手続きに自身が出席する意向を示していた。当時、地裁は職員や来庁者らを建物の外に一時退避させたが、県警が調べた結果、中身は大量の書類で危険性はなかった。
2022年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅近くの路上で発生した安倍晋三元首相銃撃事件。亡くなった安倍元首相の国葬が9月27日に日本武道館で行われました。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂元首相以来、戦後2例目。最新ニュースや速報をまとめました。