「子どもは自らの行いに対してどう責任を取ればよいのか?」
という視座がある作品、
「さらざんまい」/少年院いこうね
「天気の子」/責任なんてどこにもないよ
「水星の魔女」/大人に任せなさい
で三種出揃ったけど、正解は無い問題よね……
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水星は「親がいない子は誰も責任を背負ってくれないので死んでしまう」というだいぶ酷い世界だけど、実感はかなりある。公正世界仮説に毒されていない作品。
子供だけでがんばって生きて、その結果ただ死んでしまうなんてひどい。という意見がソフィとノレアに目立ってきたけど、あの子達は鉄血で失敗した作劇をきちんとやり直した存在だから……親がいなきゃ死ぬんだ、というテーゼは継続してる。
でもやっぱり「さらざんまい」はこう、少年院行きというリアリティのありすぎる展開で「それで責任は取った」と断言する作劇がかなり特殊で、世界に一つは絶対に必要な作品だったなと今なら思う
親がいないと死ぬなら5号は何なんだよ……って思ったけど、あいつはすごい速度で「子どもであることをやめた」やつ。他者と手を取り合って進もうとするのは、子以上親未満の、つまり大人。
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「ハッピーシュガーライフ」の終盤は
子供のしつけは大人の責任なれど、大人が償い切れるとは限らない、ってテーマを感じました
叔母さんがさとちゃんの要望通りに何でも手伝っても
ゆうなママがDV旦那を処そうとも
さとしおもあさひも最後まで…というふうに見えました
いや、水星の魔女は親のやらかしに子どもが対応に駆り出されてる立場であるから、子ども自らの行いとは言えないでしょ。
シャディクですら元々は親(養父じゃない実親)のやらかしが行動の起因となってるわけだし。
そもそも、責任ってのは人間が生み出した概念でしかなく、逃げ切ることが可能だからなあ
誰も逃げ切らせないようになってからやっと、計算上正解に近い責任の取り方が導き出せる
地球を舞台にしてるならまだしも、宇宙に出た中で責任を持つのはとっても偉いけど個人の正解かで言えばハズレかもだし
おジャ魔女どれみ/呪われて永遠に眠れ(死ねと同義)=自分で責任とれ
いやまぁ……誰かをコロコロしたわけではないので自分で責任とれはまぁいいんだけど…その割にキツすぎです女王様…
水星の魔女が一番現実的ですね
そこはさすがガンダムのリアルとシビアさ
個人的には大人だろうが子供だろうが、人種がなんだろうが性別がなんだろうが、『やったことには責任はついてまわる』『自分の責任は自分が取らなければならない(因果応報)』と思います
鬼滅もそういう作品でヒットしましたね
実際に子どもが「責任を取る」場面まで描かれている訳ではないですが、鬼頭莫宏さんの「ぼくらの」では、子ども達それぞれが各々の行動とその影響に対して(自分なりに)向き合ったり向き合わなかったりする描写があって、個人的には好きですね…
これに関しては水星よりは推しの子の方がコンセプトにマッチしてる気はしますね。水星は大人時代の負債が子供たちの周囲にまだ影響を与えてる状態だから、親の因果に子が報いの側面も強い。
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TRICKの好きな胸糞オチ、色々あるが詐欺を暴かれた詐欺師が騙してた病気の子供に「嘘だったの?」って言われて「そうだよ?君の病気は治らないよ」つって去ってくのがストレート胸糞で嫌なんだけどその嫌さがじわじわと好き