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連続テレビ小説 舞いあがれ!
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メッセージ

連続テレビ小説『舞いあがれ!』 最終回を迎えて
ヒロイン・福原 遥さんからメッセージ

ヒロイン・福原 遥さん

まだ私の中には舞がいるので、
最終回というのは不思議な気持ちがしています。
物語を通して、舞と一緒に
私も成長していくような感覚でした。
心優しいのはもちろんですが、
舞がいつも周りのことを見て
周りのために行動するところがすてきで、
彼女の生き方や考え方は
私に大きな影響を与えてくれたと思います。

最終回の撮影では、五島の皆さんがエキストラとして
300人ぐらい集まってくださいました。
なかには船で移動しなければならない
場所から来てくださった方もいて、
島の皆さんの温かさや愛情をすごく感じました。
また、空に飛び立つシーンでは
いろいろなことを思い出しましたが、
なかでも“お父ちゃんの工場で作った
部品で空を飛ぶ”という
夢を実現できたというところには
私自身もグッとくるものがありました。

『舞いあがれ!』は、
ちょっとつまずいた時や落ち込んだ時などに、
「一歩一歩自分なりに頑張ればいいよ」と
背中を押してくれる作品だと思います。
皆様にも繰り返し楽しんでいただけるような作品に
なっていたらうれしいです。

最後に、多くの方が温かく
心優しい言葉で『舞いあがれ!』を応援してくださり、
そのひとつひとつの言葉に励まされていました。
ご覧になってくださる方々と
一緒に歩んだ半年間だったと思います。
本当にありがとうございました。

作・桑原亮子さんからメッセージ

子どもの頃の舞は、
ことあるごとに空を見上げていました。
すぐ熱を出すから、
と走ることさえ止められていた舞にとって、
大空を悠々と飛んでいく飛行機は
憧れの存在だったのです。
その頃に芽生えた
「弱い自分を克服して、なんでもできるようになりたい」
という思いは、
成長した舞の「空を飛びたい」という願いに
繋がっていきます。
空を飛びたい――それは、人間が自由を求める心の一つの
あらわれではないでしょうか。

『舞いあがれ!』の脚本を書き始めたのは、
新型コロナウイルスの感染者数が激増し、
暗いトンネルの出口が全く見えない時でした。
明日のことも分からない世界では
みんな自分のことに必死で、
弱さを抱える人を振り返る余裕もなくなります。
だからこそ今、岩倉舞というヒロインを
描きたいと思いました。
自分を犠牲にして他人を幸せにするのではなく、
自分のやりたいことを頑張ることで
周囲の人まで幸せにしていく、
そういうヒロインです。

最終週のサブタイトルは「私たちの翼」とつけました。
「私たち」というのは、今を生きるすべての人です。
誰もが窮屈に生きていかなくてすむように、
自由に生きられる明日が来るように、
という想いを込めました。

『舞いあがれ!』が、ご覧下さった方の心を
少しでも軽くできるようなドラマであったことを、
何よりも願っています。
長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。

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